パラオ国旗について
長文です。
ネット上の掲示板みたいなところで、パラオ国旗の話になった時、疑問が出てきました。
パラオ国旗についての話題になる時、必ず出てくるのが「パラオ国旗は日の丸をイメージしてつくられた」という意見です。実際、読売新聞や滑川裕二氏の「ペリリュー神社再建由来記」などでそのような記述がなされているようでした。
なので私も最初はそうなんだろうと思っていました。日本とパラオの関係は繋がりが強いとかもよく聞いていましたので。
しかしよくよく調べてみると、パラオ国旗の製作者は「パラオ国旗は、日の丸に似せたわけではない。海と満月をイメージしたものだ。」とのことでした。
そのことについて、また掲示板等にて問いかけましたら、「パラオと日本の関係を考えると、国旗と日の丸に全く関連性無しとは言い切れない。」など、他にも色々理由はありましたが、私の問いは指摘・否定(?)されました。
話を進めていくうちに出たのが、「パラオ国旗について考える時、国旗の製作者の考えを主とするのではなく、公募によって選んだ、一般のパラオの人達の考えを主とした方がいいのではないか?」とのことでした。
つまり、パラオ国旗の製作者が何を思って考えたデザインでいても、その考えは二の次で、
一般公募で選んだ人たちが、
水色と黄色の丸のデザインに何を思って良いと判断したのか。
月のイメージを良いと思って選んだ?
日の丸に似ていたから日本を思い出して選んだ?
どんな理由でそのデザインに投票し、決まったのか。
というのが重要ではないか、とのことでした。
でも製作者の考えが二の次って、どうなんだろう…と思いました。
それに投票の際、少なからずデザインの説明はあったのではと思うのですが。「これは月をイメージしました。」とか。説明等なんて無いものでしょうか?
また、読売新聞や滑川裕二氏は、どこからその説(似ている云々)を持ってきて記述に到ったのでしょうか。
など疑問が出てきました。
▼質問
(1)パラオ国旗について皆さんはどう思っていますか。
日の丸と関連づけるのは難しい…。
少なからず関連はあったんじゃないの…。
など。
(2)パラオ国旗について、どのように考えるのが妥当(?)だと思いますか?
・製作者の考えを主とすべきか。
・一般公募によって選んだ人たちの考えを主とすべきか。
・その他
(3)パラオ国旗は一般公募で選ばれたとのことですが、具体的にどんな流れでどういう風に決まった、投票した人の理由、などが分かるデータや文献はありますでしょうか?そんなもの現地に行って選んだ人に聞かないと分からないって感じでしょうか。
(4)パラオ政府の見解で全てが決まるでしょうか?
パラオの公式HPなどでメールで質問してみれば良い話ですか?
パラオ公式HPは観光局だけみたいなのですが。
(5)その他何かあれば。
宜しくお願いします。