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外国語はどんなに頑張っても母語のようにはならない

genie-loveの回答

回答No.6

会議通訳&翻訳をしています。 質問者様の言う「母語のように」とは具体的に何を指すのかにも違ってきますが「自分の意思を表現したり、情報を理解したりする為のツールとして語学を『運用』する能力」だったら可能です。日本語・外国語の両方で、その状態になることが会議通訳になる基本条件ですし、現役の会議通訳者の多くは中学以降から英語を勉強し始めたタイプです。 また、発音やボキャブラリーは語学運用能力のクリティカルなファクターではありません。もちろん語学を学ぶ場合、発音を磨くことは大切ですが、例えば英語の場合、「アメリカの英語」「イギリスの英語」「テキサスの英語」みんな発音は違います。でも全部「ネイティブの英語」です。そのような前提で「外国語において『ネイティブと同じ発音』を身に付けること」にどれだけ意味があるのかは疑問です。ボキャブラリーだって同じで「日本語だけしか使えない日本人同士の日本語のボキャブラリー」を比べてみても、ボキャブラリーは様々でしょう。料理にたとえれば「ネイティブと同じ食材や調理器具を用意することは出来ないけど、『料理の腕自体』は同等以上に磨ける、食材や調理器具にしても努力次第でかなり近いものを用意できる」ということです。 すこし話はそれますが、早くから外国語を始めるのはよくありません。 母語の場合は自然に身に付けるので、母語を運用する際は「感覚」に頼る部分が大きくなります。外国語は勉強して身に付けた場合「理論」に頼ることになります。「感覚に頼る場合」と「理論に頼る場合」それぞれに長所と短所があるので、両方使えればお互いに補い合うことができます。しかしバイリンガルのように両方母語に近い場合は、それができません。また語学そのものの『運用力』が低下する要因にもなります。言葉同士の垣根も低いので、翻訳や通訳なども苦手な傾向にあります。

pastel11
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >すこし話はそれますが、早くから外国語を始めるのはよくありません。 私も早すぎるのはよくないと思いますが、中学生からでは少し遅い気もします。適齢期は感覚もまだ身に付けやすく、理論的な思考も出来るようになる8.9歳あたりが適齢期かと思います。

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