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細菌検査結果
食品会社で品管の仕事を担当しています。細菌検査の結果について質問致します。 対象製品は惣菜ですが、レトルト殺菌と同等の殺菌処理を行っています(容器の関係でレトルト食品の定義には該当しません) そのため検査は無菌検査を主体とし、一般生菌のみ併用して行っております。 最近、取引先からは検査結果の提出依頼を受ける機会が増え、その際の項目は一般生菌数および大腸菌群、大腸菌、黄色ブドウ球菌が多いのですが、無菌検査陰性の結果をもって大腸菌群・大腸菌・黄色ブドウ球菌も陰性といえるものなのでしょうか?どなたかアドバイスの程よろしくお願い致します。
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無菌試験適合であれば、通常大腸菌群・大腸菌・黄色ブドウ球菌は存在しないこととなりますが、試験結果はあくまでも、無菌試験適合であって、大腸菌群・大腸菌・黄色ブドウ球菌は陰性とはいえません。 というのは、その試験を行いその結果を示すのが、試験結果であり、 試験をしていないのにその結果を示すことは、偽装、捏造ととらえられなくもないからです。 従って、無菌試験適合を持って、大腸菌群・大腸菌・黄色ブドウ球菌の陰性を示すには、あらかじめ、示せることを別途試験により、裏づけ(バリデート)しておく必要がありますね。 お互いの結果、陰性陽性が問題なく示せるということの裏づけですが。
お礼
早速の回答ありがとうございます。やはりそうですか… 裏づけを取ることは可能ですが、社内基準のみに適用しようと思います。 外部に提出の際には無菌検査の結果のみにとどめるようにします。 確証が得られず困っておりました。ご助言ありがとうございます。