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一般生菌について
食品工場に勤務しておりますが、大腸菌群、一般生菌や黄色ブドウ球菌などの検査結果は日常的に目にします。 その中で一般生菌数というのは同じように培養されたものをカウントしたものらしいのですが、そもそも一般生菌って個別に××菌や○○菌と言うような分解は出来るものなのでしょうか。 よろしくお教え下さい。
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こんにちは。 細菌検査に熟練した検査技師ならば、コロニーの形状や色などである程度の目安をつける事は可能ですが、報告書に分類する場合は同定検査というのをやらないといけません。 つまり、それぞれのコロニーを一つづつ採取して別々の培地で培養し、菌量を確保して、顕微鏡で見たり各種の試薬などで検査を行い、菌を特定するのです。 非常に大変な手間がかかりますので、そこまではやらないでしょう。 逆にそれが必要なレベルの職場であれば、菌の種類だけでなく、更に「血清型」と呼ばれる分類、例えば大腸菌O-157みたいな所までやる必要があり、非常に大掛かりな検査になります。
お礼
ありがとうございます。 結構大変なものなんですね。 興味はありますが、当社では大掛かりな検査は 出来そうもありません。