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銀の光沢の起源について
銀電極を濃硫酸中につけておくと、真っ白になるのですが、これは銀が硫酸と反応して別の物質を析出しているのではなく、 本来の銀の色が現れているのだと聞きました。 では、銀が光沢をもつのはなぜなのでしょうか? 酸化銀は黒色なので、一体何によってこの色が発生しているのでしょうか?
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真っ白と光沢という表現を使い分けているということは、真っ白の時は金属光沢が無いわけですよね?光沢の有無は鏡面か粗面かの違いではないでしょうか。 濃硫酸中で銀本来の表面が出てきた時、もとの酸化層が完全に平らに出来ていたわけではないでしょうから、それを取り除いた表面は鏡面ではないのでしょう。酸化を避けた状態で取り出し、コンパウンドで磨けば鏡面になり光沢は復活すると思います。その時の色は何色でしょうかね?知りません。 物質の色に白色が無いのはご存知でしょうか。 白く見えるものは無色で、光の乱反射のため白く見えます。
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- eroermine
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回答No.2
金属が光沢を持つのは自由電子が表面まであふれて、電磁波である光と干渉し反射するから。 酸化物になると電子は分子内に閉じ込められてしまう。 銀は通常空気中のSOxと反応してくすんだ色になってます。 金持ちの家の銀の食器は毎日専属の職人が磨いてるから真っ白だとか。 庶民にとっての銀色と貴族の子弟にとっての銀色とは違うはず。 と言っても見たこと無いので参考意見で。
noname#160321
回答No.1
酸化銀が黒いのは結晶状態のときのみです。 銀の表面を覆う酸化銀膜は薄くほとんどの光を通してしまいます。 そのため金属特有の光沢がそのまま見えます。 金の方が良く知られていますが、表面酸化層は金属によってはそれ以上の酸化を防ぐ効果を持ちます。 鉄だと黒さびがこれに相当します。
お礼
ありがとうございます。 つまり酸化銀膜は薄くほとんどの光を通してしまうということは、 銀のそのままの色が見えるということですよね?酸化銀膜のない状態でもは当たり前ですが、銀のそのまま色が見えるはずです。 それではなぜ酸化銀膜がないときだけ銀は白色になるのですか?