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電位を制御することで腐食を抑制することって出来るのでしょうか?

例えば、濃硫酸は鉄、銀など多くの金属を溶かしてしまいますが、 この反応を電気化学的に電位を制御することで腐食を抑制することって出来るのでしょうか? こういった腐食現象はもう一つ金属を溶液に差し込むなどして、閉回路を作らなくても反応が進行しますので、 三電極系でいくら電位を制御したとしても、同じ電極上でアノードとカソードが発生してしまい、 反応を抑制することは出来ないでしょうか?

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noname#160321
noname#160321
回答No.2

簡単な例として、鉄骨構造の建築物、例えば化学プラントなどの場合、太い編み導線で亜鉛顆粒を大量に封入した金属製の網袋と接続し、その網袋を地中に埋設します。 鉄より亜鉛の方がイオン化傾向が大きいので、形成された電池では常に鉄構造物が電気的に陽性に保たれます。 数年毎に亜鉛顆粒の袋を新しい亜鉛で満杯のものと交換します。

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noname#99860
noname#99860
回答No.1

お知りになりたい事と違うかも知れませんが、 「電気防食」という技術があり、 海の近くのプラントなどで使われてるそうです。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%98%B2%E9%A3%9F&lr=&aq=f&oq= 電源を使って積極的に電位を与える方法の他、 「犠牲電極」を使って本体を守る方法もあります。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E7%8A%A0%E7%89%B2%E9%9B%BB%E6%A5%B5&lr=&aq=f&oq=

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