• ベストアンサー

結晶分化作用

地学の正誤問題で、出てきたのですが、 「大陸地殻に大量に存在する花こう岩の大半は、 マグマの結晶分化作用の最終段階につくられたものである。」 というのが、解答では「誤」になっていたのですが、 どこがどのように違うのかおしえてください。

  • 地学
  • 回答数1
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • artabc101
  • ベストアンサー率40% (20/50)
回答No.1

マグマの結晶分化作用の最終段階で、冷えて花こう岩をつくる流紋岩質マグマの量はマグマ全体の5%ぐらいのごく少ない量です。 地球上の大陸地殻の花こう岩質層を形成する花こう岩は、結晶分化作用の初期に多量に存在する玄武岩質や安山岩質のマグマがもとになってできたものと推定されています。 大陸地殻の花こう岩の成因は次の2つの説があります。 1.山脈の下などの温度や圧力が高いところで、砂岩や泥岩などの堆積岩が溶解して花こう岩ができる。  ※このような作用を花こう岩化作用といい、造山帯の地向斜地域でよくおこるものです。 2.玄武岩質や安山岩質のマグマが、地下で堆積岩を大量に溶かし込み、それらが冷え固まって花こう岩できる。 大陸地殻の花こう岩の成因については、現在のところなぞの部分が多く、今後の研究により解明が期待されるところが多いものです。

関連するQ&A

  • 学校の授業で結晶分化作用によって、玄武岩質マグマ→安山岩質マグマ→デー

    学校の授業で結晶分化作用によって、玄武岩質マグマ→安山岩質マグマ→デーサイト質マグマ→流紋岩質マグマ、、、となっていくとならいました。 また、岩石の分類でいう火山岩と名前が似ているなと思いました。これはそれぞれのマグマが結晶すると玄武岩質マグマは玄武岩に、安山岩質マグマは安山岩にということでしょうか? そういうことなら、なぜ深成岩の名前を使わないのでしょうか それと大陸地殻なんですけど、火山岩と深成岩の名前が教材にごっちゃに書いてあるのですがどういうことでしょうか。また、大陸地殻の順番は下から順に結晶分化作用に近いようですが、関係あるのですか?

  • 結晶分化作用

    結晶分化作用についてなんですが、なぜ反応が進むにつれてマグマのSiO2が増えるんでしょうか? あとこの現象があまりうまくイメージできないのでなにか日常でうまく例えた説明はないでしょうか?

  • 結晶分化作用と深成岩

    マグマ溜まりの中での結晶分化作用に関連して。 マグマの温度が下がるにつれ、融点の高い鉱物から結晶になり、マグマ溜まりの底に沈積していくという事ですが、この過程は深成岩がつくられる過程と、どう違うのでしょうか。マグマがゆっくり冷えてできる深成岩でも各鉱物が分離して偏ってしまうのですか。

  • (1)火成岩の分類で、火成岩が塩基性とか酸性とかいうのはどういうことを

    (1)火成岩の分類で、火成岩が塩基性とか酸性とかいうのはどういうことをいっているのですか?分類ばかり載っていて実際どういうことかよくわかりません (2)火成岩の分類について、結晶分化作用で最初のほうに晶出して沈んで固まったのが塩基性岩、最後のほうに沈んで固まったのが酸性岩ということでしょうか (3)地殻の構造について マントル→海洋地殻→上部地殻が、カンラン岩質→斑レイ岩質→花崗岩質となっているのは、大陸ができたときにマグマの結晶分化作用で考えればよいのでしょうか

  • 海洋地殻について

    海洋地殻について マントル物質が部分溶融してできるマグマが玄武岩質マグマというのはわかったのですが、マグマが上昇してくる間に、まわりに熱を奪われて、結晶分化作用をしたりはしないのでしょうか。 海洋地殻が玄武岩質マグマで主にできているなら、結晶分化作用はしないということですか? 解説お願いします

  • ホルンフェルス

    花崗岩質のマグマが貫入した場合、周りの岩石がホルンフェルス等の変成岩になるのと、マグマが花崗岩になるのどちらが先?地学の問題で2種類の矛盾する解答がありました。誰か教えて下さい。

  • 最小作用の原理の停留点を共鳴点と考えうるか

    私は習ったことが無いので、最小作用の原理について皆さんにお聞きします。 最小作用の原理ではラグランジュアンの停留点となる解を探すそうです。 このラグランジュアンの停留点をみると、その性質から私には共鳴点における停留、共振点にみえるのです。 最小作用の原理を習った方は、先生からの話に、ラグランジュアンの停留点について、共鳴となにか関連有りそうな、または共鳴とみなしてはいけないというような説話を聴いてはいないでしょうか。  そういう共鳴に関する話があったら何でもよいので教えて下さい。  ポテンシャルエネルギーと運動エネルギーと化学エネルギーなどを足すと、物質の持つエネルギーの総和ですが、  ラグランジュアンはポテンシャルエネルギーから運動エネルギーを引いた差分だそうです。  その計算をすると、なぜか、加速度とか万有引力、屈折の公式の含まれた関数形で最少作用の原理の解が成立するそうです。  最少作用の原理の中で、加速度や万有引力が含まれ解決する不思議は、もし世の万物の運動のずべてが共鳴の一形態なら当然に成り立つでしょう。    そして、この世のいろいろな現象をかえりみると高校の地学で習った節理という岩石の形状が共鳴の結果かもしれないと気が付きました。 だから私はこの世が共鳴しているのではないかと疑いを持ちました。  節理は結晶の形状のひとつと同形に見える大きな岩石の形です。 ところで結晶には分子という結晶形状の最小単位があります。  ところが節理には分子の様な最小単位の結晶形状が決定できません。  不思議を私は分子の様な結晶の単位が無い節理の形状に感じました。  なのに結晶と同じように節理には大小のスケールがあり、同じ形状を保ちます。  節理には結晶のような分子の単位がないので、形状の成り立ちを分子では説明不可能です。  元素や分子という単位の認識が現代科学の要諦、物差しとなる基礎でしたが、もしかすると見ることのできる元素や分子ではなく、みることのできない共鳴ですが、それでも共鳴こそを物差しとして、物理を考えるべきなのかもしれません。  ところで結晶の形は三次元空間のフラクタルであるとみなせますが、結晶の辺の大きさはフラクタルの同形の繰り返しが辺の大きさの階層に表れているようにみえます。すなわち結晶にはフラクタル共鳴が観察できるのです。  結晶は元素の位置が座標上の定点にとどまりますが、宇宙には座標上の定点に質点がとどまらないが、やはりフラクタル共鳴らしい現象が見つかります。  太陽の周りの惑星の公転運動は、太陽の天の川銀河に対する公転という距離スケールの階層を繰り返して公転運動をしています。  この公転運動がフラクタル共鳴に見えます。  御存じのように元素単位の原子核と電子の組にも公転と同じ原子模型があります。  結晶と公転には共通点もあります。ケプラーの法則で有名なケプラーは宇宙の調和という本で、公転を和音振動と見立てられることと、もうひとつ、公転の軌道径がケプラー立体という結晶に似た内接立体正多角形で見立たてられると述べています。  ヒマワリの等角螺旋、植物のロマネスコの等角螺旋とおなじ等角螺旋を描くべきな、万有引力の伝搬に有限速度なら等角螺旋を描くべき公転の軌道が、等角螺旋とならずに楕円軌道となるのはなぜか。私の興味を引きます。 公転はもしかすると時間の結晶なのかもしれません。たて×よこ×たかさの三次元と時間を合わせた4つの次元は数式のなかで、次元として対等の重みをもつのだから、形状に結晶が表れるなら、時間にも結晶が表れるべきです。  1次元線分上の結晶はフィボナッチ数。  2次元面上の結晶は黄金比。  3次元立体上の結晶は僕らが知っている結晶自身。  4次元立体上の結晶は公転の楕円軌道・・・  このような次元に対する階層性は超球にもあります。 n-次元超球体の体積率https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E7%90%83%E3%81%AE%E4%BD%93%E7%A9%8D     すると3次元の結晶に3次元の超球が含まれる予想がうまれます。   実際にそういう物理現象があるのです。  この超球の関数はたとえば黒体放射(空洞放射)の現象に含まれます。  実際の黒体放射や空洞放射には球の形状が存在しないのに、3次元の球殻中に立方方眼の格子点が幾つ含まれるかという密度の計算のために、超球が用いられます。  ところが球体も立方格子も黒体放射、空洞放射の実験装置には存在しません。  球体を式に取り入れるのは、存在しない空想物を含めてはならぬ物理の原則に矛盾します。  もちろん立方格子も実験装置には存在しないので、取り入れてはならぬ空想物です。  空想物の2つを同心に座標を与えるのも黒体の方程式の矛盾の一つです。  物理の方程式には常に現実の形状寸法を反映した数値以外を用いてはならない原則があります。  物理の方程式には架空の空想物を含めてはならないのです。 ところが、黒体放射の方程式には、現実の黒体や空洞や炉の形状にない球の形態が含まれているので大原則に違反している矛盾があります。 だから物理学者は、全ての現象の中に内在する共鳴があると予想をするべきだとは思いませんか。 わたしはこれからその共鳴を証明したいと考え始めています。

  • 瑪瑙とカルセドニーについて。なぜ縞模様の有無という差が生じるのか?

    瑪瑙とカルセドニーについて。なぜ縞模様の有無という差が生じるのか? 潜晶質石英である瑪瑙(アゲート)とカルセドニーは、共に同じ石英の微小な結晶が集合したもので、 縞模様の有無によってアゲートとカルセドニーに分かれる、という解説を方々で見かけます。 縞模様があるアゲートは、縞部分:蛋白石質(水分を含んで隙間が無い)と透明(または色付き)部分:石英質(隙間多い)が交互に重なるとのことですが、なぜ「交互」になるのがわかりません。 珪酸塩分を含んだ熱水が「断続的」に溜まったり抜けたりし、その度に結晶の沈殿が繰り返されて、縞模様が交互になった…ということなのでしょうか? また、同じ成分であるカルセドニーには縞模様が無いのですが、アゲートと同じ成分&似た生成過程(←たぶん)で、なぜカルセドニーには縞模様が存在しないのでしょう? 仮に上記の推測が正しいとなると、カルセドニーは大量の熱水が「継続的」に溜まって結晶が一様に沈殿した、ということになるのでしょうけど… それとも全く違った化学的・地学的な理由があるのでしょうか? 「同じ成分で縞模様の有無が存在する理由」は、鉱物や化学の説明として重要な気がするのですが、検索の仕方が悪いのか、明確な記載が見当たりません。 どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、何卒ご教授願います。

  • 分化について

    質問があります。個体はどんな器官にもなれる細胞から分化すると考えているのですが、その後分化しきった細胞も分裂を続けます。その細胞の分裂と、分化途中の細胞の分裂とは、何か違っているのでしょうか?また細胞が分化するためには、どのような環境がそろえばよいのでしょうか?以上分かる方はご回答お願いいたします。

  • 分化について

    外胚葉と神経外胚葉の違いを教えてください。 外胚葉の分類の中に神経外胚葉というものがあるのでしょうか? よろしくお願いします。