• ベストアンサー

海洋地殻について

海洋地殻について マントル物質が部分溶融してできるマグマが玄武岩質マグマというのはわかったのですが、マグマが上昇してくる間に、まわりに熱を奪われて、結晶分化作用をしたりはしないのでしょうか。 海洋地殻が玄武岩質マグマで主にできているなら、結晶分化作用はしないということですか? 解説お願いします

  • 地学
  • 回答数1
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kv2007
  • ベストアンサー率71% (89/125)
回答No.1

島弧やホットスポットの玄武岩だけでなく、海嶺玄武岩も多かれ少なかれ結晶分化しています。海洋地殻の断面であるオフィオライトにはマグマ溜りで結晶化が進んだ証拠である沈積はんれい岩も見つかっています。ただし海嶺の場合、結晶分化作用が進行する場所である地殻が薄いため、結晶分化がそれほど進まないうちに噴出してしまうわけです。 マントルが部分融解してできる初生玄武岩マグマは、カンラン石や斜方輝石、単斜輝石と共存できる組成を持ちますが、地表や海底に噴出している多くの玄武岩は、時にはカンラン石と共存できない組成に結晶分化しています。計算上は初生玄武岩マグマから海嶺玄武岩で体積で20~30%、島弧玄武岩では50%以上結晶分化していると考えられています。

関連するQ&A

  • 学校の授業で結晶分化作用によって、玄武岩質マグマ→安山岩質マグマ→デー

    学校の授業で結晶分化作用によって、玄武岩質マグマ→安山岩質マグマ→デーサイト質マグマ→流紋岩質マグマ、、、となっていくとならいました。 また、岩石の分類でいう火山岩と名前が似ているなと思いました。これはそれぞれのマグマが結晶すると玄武岩質マグマは玄武岩に、安山岩質マグマは安山岩にということでしょうか? そういうことなら、なぜ深成岩の名前を使わないのでしょうか それと大陸地殻なんですけど、火山岩と深成岩の名前が教材にごっちゃに書いてあるのですがどういうことでしょうか。また、大陸地殻の順番は下から順に結晶分化作用に近いようですが、関係あるのですか?

  • (1)火成岩の分類で、火成岩が塩基性とか酸性とかいうのはどういうことを

    (1)火成岩の分類で、火成岩が塩基性とか酸性とかいうのはどういうことをいっているのですか?分類ばかり載っていて実際どういうことかよくわかりません (2)火成岩の分類について、結晶分化作用で最初のほうに晶出して沈んで固まったのが塩基性岩、最後のほうに沈んで固まったのが酸性岩ということでしょうか (3)地殻の構造について マントル→海洋地殻→上部地殻が、カンラン岩質→斑レイ岩質→花崗岩質となっているのは、大陸ができたときにマグマの結晶分化作用で考えればよいのでしょうか

  • アイソスタシー 地殻の深さ

    学校で出されたアイソスタシーの問題が解けません。 標高6kmの山地の地殻の厚さを60kmとし、その下部での圧力がどこも等しく保たれてるとして次の問いに答えよ。ただし、マントルの密度を3.3g/cm3、地殻の密度を2.7g/cm3、海水の密度を1.0g/cm3とする。 問 海洋の深さを平均4kmとし、その部分の地殻の厚さを求めよ。 という問題です。解る方解説付きで答えお願いします。

  • 花崗岩質?玄武岩質?橄欖岩質?

     花崗岩質岩石・玄武岩質岩石・かんらん岩質岩石とありますが、いったい具体的に何ガンなのでしょうか。「~質」って妙に奥歯に物が挟まったような言い方で、非常に腑に落ちません。  それぞれ単に、花崗岩・玄武岩・かんらん岩だけではだめなのでしょうか。直接捕獲されたわけではないので、「花崗岩および近似の性質を持つ岩石」ということなのでしょうか。  実際に地殻やマントルにあるかどうかももちろん、具体的にこういう「~質」岩石とは、どういった岩石が該当するのでしょうか。

  • 結晶分化作用

    地学の正誤問題で、出てきたのですが、 「大陸地殻に大量に存在する花こう岩の大半は、 マグマの結晶分化作用の最終段階につくられたものである。」 というのが、解答では「誤」になっていたのですが、 どこがどのように違うのかおしえてください。

  • なぜ圧力が下がっているのか。

    マグマの発生のところで、海嶺などで高温のマントル物質が上昇しているところは圧力が低くなり、マグマが生じるとのことですが…。 高温の物質が上昇して、マントルが局所的に高温となって、膨張、圧力が下がるという流れなのでしょうか。 なぜ圧力が下がってしまうのかが書かれておらず、結果論で海嶺は圧力が低いからマグマが生じる、とだけしか書かれておらず、いまいちすっきりしません。しかも説明をよく読むと元々圧力が低いところだから、マントル物質が上昇している、とも読み取れてしまいます。

  • 発散型境界について教えてください!

    発散型境界について教えてください。 発散型境界(中央海嶺)の地下直下にマグマだまりが形成されるメカニズムについて説明せよ。ただし、以下の用語は必ず使用すること。 使用する用語:アセノスフェア、低速度層、断熱温度勾配、ソリダス、部分溶融、玄武岩質マグマ わからないのでよろしくお願いします!

  • 結晶分化作用と深成岩

    マグマ溜まりの中での結晶分化作用に関連して。 マグマの温度が下がるにつれ、融点の高い鉱物から結晶になり、マグマ溜まりの底に沈積していくという事ですが、この過程は深成岩がつくられる過程と、どう違うのでしょうか。マグマがゆっくり冷えてできる深成岩でも各鉱物が分離して偏ってしまうのですか。

  • 結晶分化作用

    結晶分化作用についてなんですが、なぜ反応が進むにつれてマグマのSiO2が増えるんでしょうか? あとこの現象があまりうまくイメージできないのでなにか日常でうまく例えた説明はないでしょうか?

  • マントルは玄武岩質じゃないのでは?

    河合塾のマーク式基礎問題集27地学の2-5の問9で、図において、マントル物質のSiO2の割合が45.83%になっているため、解答編の21ページの図で玄武岩のSiO2の割合が45~52%であることから解答は3だと思ったのですが、答えはかんらん岩としています。 これは何故なのですか? マントル上部がかんらん岩質なのは知っていますが、図の化学組成は関係ないのですか?