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many+単数形?
かなり基本的なことなのかもしれませんが、とても気になっています。 辞書を調べても載ってるのですが、用法しか載ってなくて…。 なぜか、まで言及されていませんでしたので知ってる方がいればと思いまして。 Many a traditional folk song is …. というような文章なのですが、「訳せ」と言われれば「伝統的なフォークソングの多くは」というように出来ると思います。 ただ、理屈として 1.「なぜmanyなのに後ろの名詞を単数形にするのか」 2.「なぜbe動詞はisなのか。areではだめなのか」 まず思いつく疑問は上記2点です。 回答を頂いてまた疑問が沸くかもしれませんが、宜しくお願いします。
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Many a traditional folk song is... もう既に良いご回答が出ていて、本来それで十分だと思うのですが、まだ締め切られていないので、もう少し丁寧に解説をしてみます。 theなどの限定詞が付かない複数のものを表現する時、その要素の何を重視するかで表現方法が異なります。 1.Students are...のように、無冠詞・複数形は一般性を表すことが多いのです。ものが二つ以上あり、しかも、ここにあるその二つものと言うように制限をつけず、「一般的にそういうものは」と言う意味で使います。基本的に、その構成要素間の違いは無視します。「猫は魚が好きだ。」と言う時、あの猫、この猫、と言うイメージではなくて、単に、「一般的に猫と言うものは」と言う意味です。Cats like fish. ですね。ただ、多くの場合、まったく一般的であるということではなくて、ある程度の制限があることが多いのです。今話題にしている場面で、それにある程度関連しているが、その関連性を一々言わなくてもいいかという感じで無冠詞・複数形が使われることが多い。 2.each student とかevery student のように一人一人に焦点を置いた言い方で、主に、「例外なく」、「一人の漏れもなく」のように、全体に共通してと言う意味で使われます。Students must hand in your assignment tomorrow morning.よりも、Every student must hand in... の方が、「みんな、全員、一人一人そうするんだよ。ちゃんと分かったか。」と言う感じがでます。 御質問のmany a ...と言う表現も、ただ「多くの」というだけでなく、「多くの個々の、、、が」と言う感じで、一つ一つのものにある程度意識が行っているという感覚を出します。googleのbook検索で見たら、いい例が見つかりました。 http://books.google.co.jp/books?id=ND7ePZlWnpkC&pg=PA91&dq=%22many+a%22&as_brr=31より引用: Many a brave man went down, many a horse fell, flinging his rider to the earth;many a horse without a rider ran wildly out of the ranks; then terrified at being alone, with no hand to guide him, came pressing in among his old companions, to gallop with them to the charge. 多分、上の中で一番いい例は、many a horse without a rider ran wildly out of the ranksのところです。このように、個々の要素に起っている状況を細かく描写する時に、many a ....と言う表現は便利なわけです。単に複数形だけだとmany horses without riders となってしまい、「本来は一つ一つの馬に乗り手がいるはず」と言う感覚ではなくて、単に、「御者の手を離れた多くの馬」と言う意味に取れてしまいます。 他に、many a ...が使われる例は、次のようなものが辞書に載っています。 There's many a slip twixt cup and lip. Many a true word is spoken in jest. どちらも、一つ一つの事象がある程度重みを持っていると言うか印象的であることを示しています。
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- taked4700
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No.6です。 http://encarta.msn.com/dictionary_/many.htmlからの引用です。 3. adjective each of considerable number: each of a considerable number ( used before "a," "an," or "another" ) The situation has caused them many a sleepless night. We did better than many another regiment. つまり、many a...とmany another...という表現があり、どちらも、「かなりの数のそれぞれが」というように、構成要素を重視した意味だと述べています。 さて、Magicalemiさん、この一週間ほどぐらいだと思いますが、taked4700の英語での回答のすぐ後に回答をして、その回答にリンクをつけ、そのリンク先で >Once upon a time there lived an English teacher who was called Mogu. He took many a pictures of his favorite girl student in bloomers. というような回答がされるという中傷が行われていますね。どんな意図に基づいているのでしょうか? 警察や弁護士に言っても彼らは取り上げようとしませんが、僕はこれを社会的に問題提起できないわけではありません。 インターネットを使った詐欺や中傷は非常に大きな広がりがあり、インターネットの普及そのものがそう言った詐欺行為や世論操作を目的にされているとさえ思える面があります。でも、よく考えていただきたいのですが、そう言った詐欺や中傷、世論操作は結局、社会全体を痛める、傷つける行為でしかありません。結局のところ、そう言ったことをしている人たち自身の将来もだめになることになりますよ。 ともかく、正当な理由があるのなら、もっと堂々と顔出し、名前出しで人を批判すればいいのです、僕のように。
>1.「なぜmanyなのに後ろの名詞を単数形にするのか」 many+複数形の方が普通です。many+単数形は文語的な表現のようです。単数形にするのは恐らく集合名詞のように捉えるからではないでしょうか。 >2.「なぜbe動詞はisなのか。areではだめなのか」 “a traditional”と単数形になっている以上、実際は複数でも 名詞に合わせて単数扱いになります。
- KappNets
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英語の単複の問題は様々ありますが、many a (=being one of a large, indefinite number) もその一つですね。これをうまく<説明>出来る英米人はいないようです。feeling としてはあまり一般的ではなくて詩的とか散文的とか古風とか感じるようです。文法的には私には http://en.wikipedia.org/wiki/Singular_they にある次の記述が参考になるように思えます。 A common inaccuracy is the use of the plural pronoun when the antecedent is a distributive expression such as each, each one, everybody, every one, many a man, which, though implying more than one person, requires the pronoun to be in the singular. 言われてみれば我々は(中学で?)everybody を単数で受けると習ってそんなものかと覚えたわけで、many a もそんなものかと覚えるしかないということですね。
- junah
- ベストアンサー率36% (32/87)
manyという語は「多数の」という意味には違いありませんが、多数ということは一つ一つの積み重ねなのであって、manyがかかる名詞の一つ一つを取り出そうと思えばできる状態です。それを取り出したのが「many a ~」という形で、話者の頭の中では個別のたとえばtraditional folk songが想定されており、一つ一つの差に目を瞑ってしまったのが「many 複数形」という形なんだと思います。日本語だって、「たくさんの○○」と言ったときに、頭の中に個別のものが次から次へと出てくる状態だったり、個性のないものが山のように浮かんでいる状態だったりします。 述語は主語が決めるわけですから、頭の中に個別の物が浮かんでいれば、動詞も単数形になるのでしょう。manyと齟齬する気もしますが、そういう個別のケースが多数あるんだ、と考えれば良いのだと思います。manyであるからといって、その構成要素の一つ一つに目を瞑らなければいけないというわけではないということが、manyと単数形の共存という形で現れているのだと思います。 ただ、「many a ~」は古風な言い回しで、必ずしも対等な二組というわけではないようですが。 なお訳ですが、「○○の多くは」というのは「○○の大部分は」(most of ~)という意味に取ることもできますので、「多くの(たくさんの)○○」とした方が良いと思います。
お礼
ご解答ありがとうございました。 なるほど、言われてみればそのとおり、確かに「~の多く」というのは個々の集合体なわけですからそれを一つ一つ別個に捉えて考えることも出来ますね。 >必ずしも対等な二組というわけではない とはどういう意味でしょうか。文の意味がわかりませんでした><
- wind-sky-wind
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訳は「~の多くは」より,素直に「多くの~は」でいいです。 1と2は同時に回答でき, many a(n) +単数可算名詞で「たくさんの」の意味になる, 意味は「たくさんの」でも,単数形が来ているから is になる。 A traditional folk song is …で is になるのとまったく同じなのです。(意味は違いますが) 日本語の「あまたの」のようなかたい表現だと思ってください。 かたいけど使わないこともない,でも無理して使わなくてもよい。 日本人がわざわざ使わなくてもよい,ただ,見たら,「ああ,これだな」とわかればよい。 基本的というか,辞書にはもちろん載っていますし,受験勉強をある程度している人なら知っている,教師ならまず知っている。 なぜ?と疑問を持つことは大切なのですが,これについてはそんなに深く考えなくてもいいです。
お礼
ご解答ありがとうございました。 うーん。。。 腑に落ちない点は 「なぜ素直に"many traditional folk songs"としないのか」 ですかね。
文語体ですね。 [ many a [an ] + 単数名詞 ] で いくつもの、数々の、という意味でその後の動詞は単数扱いになります。 例文 Many a man comes and goes. (たくさんの人が往来する) many and many a となるとさらに意味が強まるそうです。
お礼
ご解答ありがとうございました。
- blazin
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なぜ?という部分を追求してしまうとキリが無いですし、明確な答えはないですよ。そういう用法なんだとさらっと受け止めないとね。 Many a~で数えられる名詞の単数形に付けて用います。 many + 複数形と意味は同じ。ただMany a~は単数扱いなんです☆
お礼
ご解答ありがとうございます。 >なぜ?という部分を追求してしまうとキリが無い 確かにそのとおりです。 しかし、どんな勉学においても、その「なぜ」が勉強への意欲を湧かせるのではないかと思いますが。
お礼
ご解答ありがとうございました。