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花きについてです。
昭和60年ごろになると、花の消費が「洋花嗜好」になってきて、消費が急に伸びたとよくネットなどで、みかけるのですが「洋花嗜好」とはどういう意味なのでしょうか。教えていただければありがたいです。
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まず言葉から、嗜好の嗜は、たしなむの意味です。 一般に嗜好品と言う使い方が多く、コーヒーやタバコなどの説明時に多く使われます。 洋花嗜好とは従来からの切花の主力だった、キク、花木の枝物や茶道に使う茶花から バラ、カーネーション、ガーベラ、洋ラン、ハイブリッド系のユリなどに変わっていきました。 理由としては生活用様式の変化が一番で、特に住宅だと思います。 その頃から、本格化したプレハブ住宅や、2×4住宅など洋風住宅が多くなってきた。 それに伴い効率的で空間の有効利用で、床の間や縁側が無くなり、畳がフローリング替わった。 そうすると切り花の使い方や方法が変わってきました。 すなわち従来の生花ではなく、テーブルの上に置く盛花とかアレンジフラワーなどが多くなり 従来の種類では合い難い場面が増えてきました。 また庭においても、松が少なくなり洋種の花木なども多用されるようになりました。 他の理由としては、規制緩和や外国からの圧力もあって、東南アジアからの洋ランの 切り花が大量に輸入され始め、またオランダなどから球根や切り花が多く輸入された。 また品種改良の事もあると思います。 それは日本でも品種改良がされていましたが、日本ではあまり素材(遺伝子や系統)を持っていなかった ガーベラ、アルストロメリア、「カサブランカ」をはじめとする華やかなユリの品種など 多様な物が輸入された。 参考に検索キーワード:主要 花き 生産 出荷統計 推移 として、Googleで検索してみてください。 最初の辺でPDFファイルが出てきますの見てみて下さい。 単年度ですが、http://www.maff.go.jp/www/info/bunrui/mono07.html も見てください。
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- ddg67
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それまでは、菊、桔梗、桜などでしたが、チューリップやマーガレット、スイトピー、etc.が好まれるようになったということです
お礼
回答していただきありがとうございました。参考にさせていただきす。
お礼
とてもわかりやすく、ご丁寧に答えていただきありがとうございます。