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乳酸菌について

クローン病患者です。 病院の処方でビオフェルミンからビオスリーに変えて 服用していていますが、 他にヤクルトのビフィーネを飲んでいます。 そこで疑問なんですが、色んな乳酸菌を摂取しても、 お腹の中で乳酸菌同士がけんかなどをして、 あまり良くないのかと思うのですが そんなことはありますか? あとビオフェルミンとビオスリーとでは、 効果はやはり違うのでしょうか? 分かる範囲で結構なので、よかったら回答をお待ちしています。

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回答No.1

こんにちは。 私は「医師」ではありませんが、病院の事務長を35年余りしてきましたので、多少の「医学知識」「薬学知識」もあるつもりです。 >>病院の処方でビオフェルミンからビオスリーに変えて (1)ビオフェルミンは「乳酸菌整腸剤」で、「腸」の吸収作用を補助する薬剤です。 (2)ビオスリーは「活性生菌製剤」といって、腸管感染菌に対する増殖抑制作用,及び腸管常在菌であるBifidobacteriumに対する増殖促進作用など,腸内細菌叢の正常化作用。 (3)Bifidobacterium=ビフィドバクテリウム=ビフィズス菌。 (4)つまり、ビオフェルミンは「単なる整腸剤」。 (5)ビオスリーは、簡単に言うと腸の中で活発に活動してビフィズス菌を助けて、他の細菌などの増殖を抑制する役目をしてくれます。 >>そこで疑問なんですが、色んな乳酸菌を摂取しても、お腹の中で乳酸菌同士がけんかなどをして、 (1)口から入れた乳酸菌は胃酸や胆汁(消化液)により、大半が死滅するといわれています。 (2)そこで、例えばヤクルトでは、乳酸菌飲料の菌数を増やし、従来、一本の容器に150億個程度だった菌の数を、200億、400億に増やしたものを販売しています。 (3)死滅する菌も多いが数が多ければ到達する菌も多い。乳酸菌飲料によって善玉菌を腸に定着させるには、毎日20リットルも飲む必要があるケースもあります。 (4)しかし、口から入れた乳酸菌が腸まで辿り着いたとしても、既に住み着いている腸内細菌(定住菌)と勢力争いを起こし、かえって悪玉菌(例えば、大腸菌など)の勢力を拡大することさえあります。 結論: 乳酸菌同士の争いはありません。 また、(4)で「危険」とも言われていますが、ヤクルトが販売している、せいぜい、30mlや50mlくらいでは、「腸」までたどり着く「数」は少ないので、何の心配もありません。

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