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サブプライムと日本のノンバンクの関係を教えてください

宜しくお願いします。 サブプライムと日本のノンバンクの業績を教えてください。 武富士などサブプライムの問題で損失が出たと行っていますが いまいちつながりがわかりません。 日本のノンバンク(信販など)はいわゆるサブプライム層、など 返済しない人などにはお金を貸していなかったと思われます。 サブプライムローンという商品はなかったと思いますし。。。 あくまでも、貸し手側と借り手側の関係で話が進んでいくならば、サブプライムの影響というのは出てこなかったと思うのです。。。 借り手が返さないならば、返済を督促するなどして返して盛ればいいだけで、何かの担保の値上がりを見返りにお金を貸したということはなかったと思うのですが。。。 なぜサブプライムの影響が日本のノンバンクに影響あるのでしょうか・・・? 話は変わりますが サブプライム層に家を与えると言う店では、サブプライムローンはとても社会貢献的な商品とも思えるのですが・・・ 貧乏人は家を持たず身の程をもった生活をしろということでしょうか?

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  • KappNets
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回答No.7

No. 5、その後の追加調査結果です。 一般には借金をすると自分の全資力をもって債務を弁済する義務を負いますね。ついつい高利貸しにすがることになったりして、人生が破壊されます。 ノンリコースローンは、借金の理由となった不動産がすべてで、それを手放せばそれ以上の責任を負う必要がないのだそうです。借り主に有利です。 従って貸付の際に重視されるのは借主の返済能力よりも、抵当としての物件の収益性ですす。賃貸オフィスビルなら毎月の収益、個人住宅なら将来的な値上がり見通しが重要となります。貸主はリスクを負う事になるため、そのプレミアム分の金利が上乗せされるそうです。ばくち性があります。サブプライムではリスクを分散させるため他のものと混ぜ合わせて債券を作っていたそうです。 住宅価格の上昇が続く限り安心しておれますが、バブルが弾けると借り手は不動産を手放すだけで済みますが、貸し手には大きな損害が発生します。

その他の回答 (6)

  • hidedasu
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回答No.6

参考ですが アメリカの住宅ローン残高は約1,300兆円程度あるそうです。 @20百万円として650万件の計算となります。 その内サブプライム層に対する融資は約200兆円程度。 その内約160兆円程度を米以外の海外の金融機関が その債権を買っているそうです。 多分日本のノンバンクも同債権を買っていたのでしょう。 日本の住宅ローンとの決定的な違いは 米のそれはノンリコースローンと言ってその住宅を手放せば、 ローンから開放されると言う点です。 全米で地価上昇している最中だったので、上昇を見込んで、 住宅融資とは別にクレジットカード等で融資枠を設定し 債務者はその融資枠から返済するスキームでした。 しかしこれは地価が上昇し続け無いと成立しないスキームです。 土地バブルが弾けると、、 例えば20百万円の融資を受けて、地価が10百万円に下落したら 当然融資枠は無くなり、債務者はそもそも返済力が無いので 当然土地を手放し、債務をチャラにします。 ここで損失を被るのが、その債権(約200兆円)を買っていた 金融機関と言う事になります。 額が大きいだけに今後の処理が大変ですね。

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.5

私は素人ですが、下記に勉強したことをまとめてみます。間違っていたらどなたか修正して下さい。 日本でも土地を担保にお金を借りて家を建てたりしますね。ただし貸し手は慎重で家を建てるなどの理由がなければなかなか貸しませんし、借金を返して貰えるかどうか年収などを審査をしてから貸します。 米国の場合、これを極限まで進めました。先ず、銀行がローン債権を証券化して投資家に売却する仕組みを作ったのです。高利回りでヘッジファンドや保険会社に人気があったのです。期限がくれば債券は利息を付けて買い戻されます。 1千万の家を買うため(のお金を貸す)には、1千万を小口にした債券を作って投資家に買ってもらいます。それを家を買う人に貸し付けます。借り手からはいずれ利子を含めて借金返済のお金が入って来ます。 証券の買い手が容易につく結果「信用度の低い層に融資してもリスクを自ら負う必要がない」という慢心が金融機関に芽生え、過度な住宅ローンの融資合戦になっていきました。お金を返せない人にもお金を貸して家を買わせたのです。 悪いことに、銀行と借り手の間に入るブローカーには焦げ付きの責任がないそうで、彼らは貸すことだけに血道を上げました。 借り手がお金を返せなくなるとなるとどうなるか。銀行は投資家にお金を払えなくなり、証券の価値は下がります。担保である家を差し押さえて売ろうとしますが、売れません。担保の意味をなさないことになりました。 信用度の低い人にまでお金を貸さねばならなかったということは、実は住宅を作り過ぎていたということだったのです。バブルが弾ける一歩手前だったのです。 (家の価値が上がるとまたそれを債券化するという話があるようですが、それはおきます) 困ったことに債券は例えば住宅以外の他のものと抱き合わせて作られていたために、悪い債券が特定出来ず、従って迅速に処理(償却とか現金化など)出来なくなりました。お手上げです。抱き合わせた理由はリスクを分散させる狙いでしたが、それがかえって問題解決を遅らせているようです。

  • nidonen
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回答No.4

 銀行にしろノンバンクにしろ、金融で食べている会社は どこでも、お金を運用せずに溜め込むということはしません。 たとえば資産が1兆円あり、貸出債権が 8000 億円あるとして、 残り 2000 億円をただ手元に置いていたりはしないのです。  よってその 2000 億円で国債などの安全な証券を買ったり、 社債や CP のようなほぼ安全な証券を買います。さらには CDS のように少しリスクがあるけど利回りのいい商品も 買ったりしています。  これらの債券や証券は通常、市場で現金化できるので、 客に貸すお金が足りなくなっても、すぐに対応できます。 これまではそれで問題なくまわってきたのです。  ところがサブプライム問題により、これまで安全だと 思われていた証券が現金化できなくなったり、残存価値が 大幅に下がったりしました。企業は毎年、決算の際に証券 残高を確定しなければならず、紙くずになった証券は償却 しなければなりません。それで損失になったわけです。

kimi1980
質問者

お礼

回答ありがとうございます

回答No.3

あまりくわしくはないのですが,アメリカのサブプライム向け住宅ローンと,日本の住宅ローンの制度がまったく異なります。 >武富士などサブプライムの問題で損失が出たと行っていますが >いまいちつながりがわかりません。 これは武富士自体が売っているローンそのもので損失があったと言っているのではなく,アメリカの投資銀行との貸借や,CDSなど今回の金融危機で価値の下がった金融商品を多く保有していたためだと思います。 ところでアメリカの住宅ローンと日本のそれとの違いですが,アメリカでは“住宅の価値そのモノ”を担保にお金を借りることができます。ふつうそうじゃないか,と思うのですが,ちょっと違うのは住宅が値上がりすればそれだけ借りれる現金枠も大きくなるようなのです。この数年来アメリカは住宅バブルだったので,家の値段はどんどん上がっていきます。住人はその家に住んでいながら上がった金額の分だけ現金として使ってたんですね。所得と勘違いしたんでしょうが,それはあくまで借金です。担保の価値が下がれば借りたお金と担保との差額を返済しなければなりません。そもそも家を建てるときにも,建った家(将来建つ家)を担保にお金を融資していたのでしょう。こうなると日本的感覚ではほぼ無担保融資に近いんじゃないでしょうか? 借り手は支払えなければ家そのものを手放せばよい。貸し手としては担保である住宅そのものが残れば損はないと思っていたのでしょうが,,,当たり前のことですがみんなが一斉に手放せば住宅の価格は下落の一途です。 このサブプライムローンは最初は低金利で始まりますが,途中から金利が上がるシステムでした。今回もこの金利が上がるタイミングで崩壊したんだったと思います。 CDSもそうですが,アメリカ流金融工学と聞こえはいいものの,ほんとになんにもないところからお金を汲み上げる詐術まがいのものだったんじゃないでしょうか? 

kimi1980
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 とても良くわかりました

  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.2

そもそも米国の住宅ローンは、住宅バブルに乗って、過剰投資をしたローンがあり、その典型がサブプライムローンです。 平たく言えば、本来なら頭金300万円、ローン700万円で買うべき家に、住宅価格が上がるからと言って、300万円の頭金を払えない人に、1000万円のローンを組ませたものです。つまり、過剰投資。 しかも、信用が引くい人だから、利率が高くなっています。 それを誤魔化すために、当初の返済額が低く、途中から返済額が増えるようになっています。 「景気が良いから、返済額が増える頃には、収入も増えますよ」といって、ローンを大量に組ませたのです。 銀行は、大量に売るためには、自分のリスクを減らす必要があり、ローンを分割して、ハイリスク・ハイリターンの商品として、売ったのです。しかも、CDSという手法や他の証券と組み合わせて、リスクを見かけ上、低くした。 つまり、1000万円のローンを10分割して、100万円の証券にして、別の人に売ったのです。 それを買ったのが、日本のノンバンクです。 ところが、住宅バブルが崩壊して、1000万円に値上がりするはずの家が500万円に値下がりした。おまけに、景気が鈍化して、収入が増えなくなった。 住宅を買った低所得者は、ローンを払えず、住宅バブルの崩壊で、差し押さえられた家すらも売れなかったために、サブプライムローンは、紙くずとなったのです。 ●サブプライム層に家を与えると言う店では、サブプライムローンはとても社会貢献的な商品とも思えるのですが・・・ (A)払えなくなる危険の高い人に高金利で組ませたローンであり、社会貢献などとんでもありません。極端に言えば、低所得者を騙したような商品。 ●借り手が返さないならば、返済を督促するなどして返してもらえばいいだけで、何かの担保の値上がりを見返りにお金を貸したということはなかったと思うのですが (A)上記の通り、住宅と給与のダブル値上がりを条件にしたローンであり、質問者様の認識は誤りです。 ●日本のノンバンク(信販など)はいわゆるサブプライム層、など返済しない人などにはお金を貸していなかったと思われます。 (A)ローンが返せなくなっての自殺、自己破産、グレーゾーン金利の返済要求が示している通り、貸してはいけない人に、大量に貸していたのです。業績悪化の理由の一つは、過剰融資です。

kimi1980
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • kensaku
  • ベストアンサー率22% (2112/9525)
回答No.1

アメリカの住宅ローンで、貸してはいけない層(サブプライム)の人たちにお金を貸してしまいました。 貸したお金は証券となり、それを集めて細分化し、いろんな金融商品の一部に組み込まれました。そういう商品を、世界中の金融機関が運用対象にしてしまったのです。 松坂牛も入ってれば、狂牛病の牛の肉も入っているかもしれない「ひき肉」を買ってしまった。 という感じ。 返せる当てが有る人が借りるのはいいですが、当てが無い人は借りてはいけないし、そういう人に「当初は元利据え置き。3年後から払ってください。その頃には、きっと家の値上がりしているから、それを元に借り換えれば簡単に払えます」とそそのかして貸し出した、ということにも問題があったということです。 現実には、住宅価格が上がらず、借り換えもできず、支払いが滞った、ということです。

kimi1980
質問者

お礼

回答ありがとうございます

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