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内閣総理大臣の靖国神社参拝ってどうして話題になるの?

celloristの回答

  • cellorist
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回答No.6

靖国はもともと明治天皇の発案で戊辰戦争で明治維新のために亡くなった人々の魂を祭って感謝するために社を建てその後太政官命で現在の地に靖国神社として明治4年出来たと効いております。 その際戊辰戦争のみならず それまでに明治新政府を作るために働き亡くなられた者たち,代表的には 坂本竜馬なども祭り広く国のために働いている途中に命を落とした人々に対し国として魂を慰めるための国の施設とされて来ました。 ですから亡くなられなかった 日露戦争の乃木大将、東郷元帥などは祭られておりませんし 第2次大戦のさなかに疎開命令で移動中に船で沈んだ小学生などはちゃんと祭られております。  祭るといっても位牌や遺骨ではなく 名簿があるだけです。 遺骨、遺品は遺族の元に送られそれぞれの方法で霊を供養されています。  軍国主義を推進する施設だったら乃木、東郷が祭られるはずです。 誰が祭られようと とにかく靖国には戦犯が祭られているのでけしからんというのには 政治的意味合いがあります。 戦争に行った多くの兵士達は靖国に名が残ると言うことは国のために戦って死んだ証となるので誇りに思っていました。 靖国で会おうと言って戦地に出て行った兵士が大勢いたのは事実です。 もちろん死にたくないのが本音だとは思いますがどうせ死ぬならば 国や家族を守るために死んだと言う証を残したいという気持ちが 靖国で合おう という合言葉になったのです。 生き残った人々、その後に生まれた我々が 国に尊い命をささげた先人たちに礼を尽くすことはごく自然の事と思います。 それぞれの国々でも同じようなことは行われています。 さて東京裁判の是非はともかく戦犯として処刑された遺族達にとっては 同じ国のために仕事をして殺され 遺族年金も支給されず肩身の狭い思いでおりましたところ 当時 社会党の女性国会議員が 国会質問で そろそろ靖国に祭ってあげ遺族も安心して暮らせるようにしたらどうか との趣旨で吉田内閣に迫ったのです。 それがきっかけでそれまで政府が遠慮していた戦犯の合祀が行われました。  今の社民党は靖国反対の先鋒ですが実は 自分たちが言い出しっぺだった ということを若手は知らないようですが おたかさんは知ってるはずです。 日本人はもともと死者に鞭打つような民族では有りません。 今でも死刑になった人でも 死んでしまえば仏様と呼ぶくらいです。 死者の魂を敬い、畏れ 悪霊といえども鎮めるための神社を作ってきた そういう民族であったのです。 中国、韓国は政治的にある意思を持って 一部のマスコミや日本人の反靖国の人と一緒に 日本政府を揺さぶることで 自分たちの都合の良い方向に外交を向けようとしています。 靖国神社は 新憲法の政教分離政策のもと国に代わって宗教法人法で 一法人として守られています。 そのため国の総裁が参拝することは憲法違反と解釈して反対する人もいます。 それで靖国に変わる無宗教の施設を国が作るための私的審議会が作られましたが たとえば日本に不法に侵入して銃撃戦になり自爆した北朝鮮の不審船の乗組員も同列に祭るべきと おかしな事を言う委員たちが多数います。 只一人それはおかしいと反対した委員が居りましたが 昨年暮れに急逝しました。 自分は靖国や神道は 宗教というより日本人の習慣に根付くものとして捉えています。 だから75%もの日本人がクリスマスを祝った たった1週間後に初詣に出かけるのは 世界の目から見るとおかしなことではありますが 許されることだと思っています。  靖国の合祀者名簿の圧倒的多数は 第2次大戦の戦死者です 8月15日に靖国に参拝に行くのはそのためです。 言われるように 軍国主義復活の隠れた意図があるならば 12月8日に行くでしょう。 難癖をつける人達は明らかに政治的もしくは偏狭なイデオロギーによる目的のためにしていると思いますので 私は町で街宣車でがなりたてている自称右翼と同じように どうしようもない輩であると思っています。 今、靖国問題は政治やイデオロギーに振り回されていますが 日本人としてのアイデンテティーを問われる重要な問題でもあります。 しっかりと自分の目でみて 判断してゆくことを希望します。 追; 東条英機は戦争を始めた時は大臣では有りませんので念のため。

happy_kenji
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 かなりのお時間をかけてお答えいただいて大変感謝しております。 文章もとても読みやすく、上手にまとまっていて非常に勉強になりました。 しっかりと芯の通った考えをきれいに表現できてうらやましいです。

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