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硬水中の石鹸
硬水の中にはCa2+やMg2+が含まれてるので、セッケン(R-COONa)は 2RCOONa + Ca2+ → (RCOO)2Ca + 2Na+ という反応を起こしますよね? で、なぜセッケンはNa+を捨ててCa2+と結合するのでしょうか? イオン化傾向ではCa2+の方がイオンになりやすいはずですよね? よろしくお願いします。
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こんにちは。 まず、Na+を捨てちゃうわけは、その結果できる物(塩:「えん」とよみます)が水に溶けにくいものである場合、その組み合わせでできた水に溶けにくい塩が沈殿してしまうのです。 たとえば水酸化カルシウム(石灰水)に二酸化炭素を入れると、炭酸カルシウムという水に溶けにくいものができるので沈殿し白くなるのと同じです。 イオン化傾向ですが、これは金属のイオンになりやすさでして、特定の物質と結びついた時に、それが水に溶けるかどうかということには関係ないのです。 このように特定の物質と一緒に存在したとき、片方が水に溶けにくいために片方のイオンが入れ替わって別な物質になる反応を複分解といい、別な物質を作りたいとき、特定の物質があるかどうか検査(分析)するときなどに使われています。
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- leo218mm
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正確には 2RCOONa + Ca2+ ⇔ (RCOO)2Ca + 2Na+ ではないですか? イオン化傾向が高いといっても全部がCa2+なるわけでもないですし、Ca2+とNa+のイオン化傾向はかなり近いです。だから(RCOO)2CaとRCOONaを行ったり来たりするのだと思います。 (RCOO)2Caになったものから沈殿してしまうので、沈殿物の底の方はもう反応しません。 という感じではないでしょうか
お礼
平衡状態になるけども、片方はどんどん溶けない塩になっていって しまうといった感じでしょうか ありがとうございました。
お礼
イオン化傾向は関係ないんですね。 よくわかりました。 ありがとうございました。