お墓について教えて下さい。

質問

実家のお墓なのですが、父方の祖母が無くなる前に自分で立てました。
実は父は祖母の私生児で、母によると祖母は祖父に当たる方が早くに無くなった為その方が祭られている菩提寺からお骨を無断で勝手に（身内と言って）当地まで持ってきたらしく、今うちのお墓にはその方（祖母や父とは苗字が違う）の名前が祖母の名前と並んで彫られ、一緒にお骨も埋葬されています。
その方の御両親は早くに亡くなったそうで、その後身内と名乗る方からお骨の行方を問い合わせる電話があったそうですが、たまたま内情を知らない母が対応した為今となってはどこにいるのか名前も何もわかりません。
その方は大切に祭っているなら構わないと言われたそうなのですが、母は兎も角こんな変なお墓はありえないと言います。
名前も違うお墓に祭られている事事態当人は困惑しているのではないか、一緒のお墓ではなく隣に別に小さなお墓を立てて祭るべきだと言います。
お墓に詳しい方、どうぞ対処を教えて下さい。
母はこういうことが年を取ってからとても気になるようで、事あるごとに災難の元凶ではないかと悩んでいます。

回答No.1

amida3 · ベストアンサー

寺です。ご質問から状況がいまひとつ理解できないのですが、何がご質問内容なのでしょうか？
お墓に苗字（姓）が異なる親族が入っていることは特に問題ではありません。また、戦後の核家族化や霊園開発業者による核家族家的な墓地販売が行われるまでは、庶民のお墓は近年ほど小家族単位にはなっておらず、一族墓的に数十もの遺骨が納められている墓地はたくさんあります。戦前までは妾制度的なものも残っており、現代で言う後妻・側室、継承者のいない分家の方、出戻りの方、婚姻後配偶者が戦死等で亡くなられた苗字の異なる娘さんなど例を挙げればきりがありません。また商家では他人である従業員の方を一緒に納骨している例もあり、ご縁があれば特に一緒でも問題はなく、「こんな変なお墓はありえない」と言うようなものではなくそれは近年のお墓分譲の状況から来る常識感でしかありません。ただ、現在は法律関係的にも墓地使用者が墓地使用契約上明確になっているので、当該使用者の承諾と墓地管理者の承諾が必要になっているだけです。（結果、現代ではありえないような珍しいお墓と見られても不思議ではありませんが宗教上は問題はないはずです）
また、そのことが災難の元凶になっていることはありえません。
あとご質問文中の疑問は、「菩提寺からお骨を無断で勝手に（身内と言って）当地まで持ってきたらしく」がいつの時代のことかにもよりますが、現代の墓地埋葬法上では改葬手続きがとられていない違法手続きであって、かつ刑法上も犯罪行為を形成していた可能性があります。（その当時の法律で判断しなければわかりませんが・・・）

お礼

早速母に伝えました。ありがとうございます。
実家は田舎の為か、実際にお寺に相談しても家族に相談もせず勝手にお墓に他の人のお骨を入れてしまう事はあり得ないと言われたそうです。
でも苗字が違う人のお骨を一緒に埋葬する事はあり得ない事ではないんですね。
あとは母の亡き姑に対する感情の縺れとも感じます。
でも母も少し安心したようで、私も胸のつかえが取れました。
本当にありがとうございました。