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川内康範さんについて

川内康範さんは、 「海外抑留日本人の帰国運動や戦没者の遺骨引き上げ運動を早くから行った活動家であった。この活動を通じて政財界との関わりを持ち、福田赳夫の秘書を務め鈴木善幸元首相、竹下登元首相のブレーンでもあった。(wikipediaより)」 とのことですが、 この活動がどのように政財界とつながるのでしょうか。 政治には疎いので、具体的に、わかりやすく教えてください。 宜しくお願いします。

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回答No.1

海外抑留日本人の帰国問題というのは、第二次大戦の敗戦時に海外で展開していた軍人・軍属や入植者が、ソ連軍などの捕虜となり、解放後も諸事情で帰国できない方々のことです。また、戦没者の遺骨引き上げ問題は、海外で戦死した方々の遺骸が、未だに現地で眠ったままの状態であることを指します。 これらの方々は、戦前の国策の犠牲者なので、帰国の促進や遺骨収集については、当然に国の責任で行うものです。しかし、その数は膨大であり、国の施策だけでは不十分なので、純粋に日本人としての気持ちから自発的に活動を担う民間人がいらっしゃいます。つまり、ボランティアです。 一方、戦争経験のある政治家や財界人の中にも、この問題に関心を持つ人が多く、民間活動家を物心両面で支援することから、両者のつながりができるのです。 政府で抑留者や遺骨の問題を担当するのは、厚生省援護局(現在の厚生労働省社会・援護局)ですが、政治家は民間活動家と役所の架け橋になって支援します。また、財界人は活動資金を寄付することで支援します。 特に派閥の領袖のような有力政治家と関係ができると、そこからのつながりで政財界の支援者が増えていくわけです。

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  • mat983
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回答No.2

戦没者の遺骨引き揚げ運動は、日本国民の悲願です。 日本のために死んだ方々で、日本が侵略した国との交渉が不可欠です。 海底に沈んだ船の中にも大勢います。 それを引き上げるには多額の資金が必要です。 政治がそれを主導しない限り進みません。 例えば、昭和27年に衆議院海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会があります。

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