住宅ローン控除は10年15年どっちをうけるべき

質問

住宅を購入するのですが、ローン期間15年借入金1600万円。
主人と私で７：３で購入しようと考えています。

主人の所得税は10万円
私の所得税は7万円です。

10年と15年どちらで控除をうけたほうがいいのか迷っています。

繰上げ返済するとローン期間を短縮してしまうので10年か？と軽く考えましたが、本当はどちらが良いのか分かりません。
どなたか教えてください。

回答No.1

noname#68593 · ベストアンサー

10年と15年のどちらが良いかというのは、ケースによって異なります。

減税額は下記のとおりです。

・10年を選択した場合
　1年目から6年目まで・・・1％
　7年目から10年目まで・・・0.5％

・15年を選択した場合
　1年目から10年目まで・・・0.6％
　11年目から15年目まで・・・0.4％

＜10年を選択した場合のデメリット＞
15年に比べて率が高いため、所得税よりも減税額の方が大きい場合には、減税額をフルに受けることができなくなります。

＜15年を選択した場合のデメリット＞
たとえば13年で繰り上げ返済した場合、残りの2年分は受けられなくなります。

＜貴方の場合＞
10年を選択したと仮定すると・・・
・旦那　1600万円×7/10＝1120万円
　　　　　1120万円×1％＝11万2千円
・貴方　1600万円×3/10＝480万円
　　　　　480万円×1％＝4万8千円

貴方については、所得税よりも減税額の方が少ないため、減税をフルに受けることができます。
しかし、旦那については、最初の1～2年ぐらいは所得税よりも減税額の方が大きく、減税をフルに受けられない可能性があります。
また、今後「定額控除」という制度が導入される可能性があります。
これは、所得税から一律に一定金額を控除するという制度です。
そのため、旦那や貴方の所得税が減り、減税を受けられない部分が増える可能性があります。
ただ、給料が増えれば、所得税は増え、減税を受けられない部分が減ることになります。

どちらが良いかというのは、非常に悩ましい問題です。
繰り上げ返済が可能かどうかも、検討してみた方が良いと思います。

お礼

なるほど！とよく分かりました。
定額控除という制度が導入されるかもという情報をしりませんでした。
繰上げ返済のこともよく考えて選択したいと思います。