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国債(日本)のリスクって?

ゆうちょ銀行のページを見たら、「国債は、元本と利子の支払いを日本国政府が行なうため、安全性の高い商品ですが、日本国の信用状況などの悪化などにより損失が生じるおそれがあります。」とありました。 償還金額の項で「額面金額100円につき100円」とあるのですが、国債は元本保証ではないということでしょうか? また損害(元本割れする)となる場合、具体的にはどうなるのでしょうか? 要するに政府に踏み倒されるということですか? 外国債ならレートの違い等で元本割れが生じる可能性があるのはわかるのですが…

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回答No.2

 まず、国債一般について考えます。  国債は国の借金ですから返済の原資は、国民が払う税金(か、資産を売却して得られるお金)です。日本国の歳出が異常に膨らむか、税収が異常に減少すれば、借金返済にまわすお金がなくなります。これが、「日本国の信用状況などの悪化」に該当します。  次に、個人向け国債と通常の国債に分けて考える必要があります。 個人向け国債の場合、満期前の換金は、国が国債を買い取ることで行われます。その場合、手数料はかかりますが、券面額で買い取ってくれます。  通常の国債の場合、満期前の換金は、市場を通じて行います。従いまして、発行金利<市中金利の場合、券面額以下でないと売買は成立しません。また、日本の先行きが懸念されるようになると(つまり、借金を返せなくなるかもしれない、とみんなが思うようになると)、券面額以下でないと買ってくれません。これも「日本国の信用状況などの悪化」の一時例です。

bari_saku
質問者

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「日本国の信用状況などの悪化」って何の事やら、と思っていた疑問が氷解しました。 ご回答ありがとうございました。

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回答No.3

まあ、一応、国なんで、国がつぶれない限り、満期日には元本がかえってくるので、安全性はあります。 よっぽどことがない限りないでしょう。 (戦争に負ける、日本沈没、日本に大隕石が落ちる等による日本政府の消滅) 「日本国の信用状況などの悪化などにより損失が生じるおそれがあります。」→途中売却のときはそのときの金利状況(金利上昇時)によっては、買取価格が100円を下回ることがあります。 しかし、日本の借金(国債)はものすごい発行量あります。 銀行や保険会社がいっぱい買っているので、もし、それがデフォルトとなれば、銀行と保険会社の経営や預金や保険にも影響します。 まあ、その場合、国には、ウルトラC級技があります。 お金を大量に刷る。 そうすると、インフレがおき、お金の価値が相対的に下がります。 もし、100万円分(1台車が買える)くらい国債かったとして、インフレが起きたとします。 インフレによって、1台=1億円になったときに、国債が100万円で償還になれば、対物価において大損。 こういう状況も、滅多に起こることではないけどね。

bari_saku
質問者

お礼

「まずないとは思うけど、もしや貨幣価値の切り下げのこと?」とは思っていましたが、インフレの方が現実味がありますね。 納得です。 ご回答ありがとうございました。

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.1

>国債は元本保証ではないということでしょうか? 日本国が保証する限りは、元本保証です。逆に言えば日本が保証しきれなくなれば元本は保証されません。 国ではありませんが、最近だとリーマンの社債で元本割れが発生してしました。これもリーマンが支払いを約束(保証)していましたが結局リーマンに支払能力がなくなり支払われませんでした。 ここでリーマンを日本に置き換えると分かりやすいと思います。 そして、ここ10年だとロシアやアルゼンチンなどで国債のデフォルトが発生しています。

bari_saku
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 リーマンを例に出していただいたお陰で、現実味がありました。 (起こってほしくはないものですが。。。)

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