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株価の乱高下について

株投資初心者として以前から疑問に思っていたことを質問させていただきます。 本日リーマンが倒産してその影響で日本の株価も全面安になってますが、なぜ各企業の業績に関係なく全面安になってしまうのでしょうか? 多くの企業に大なり小なり影響があるのは分かりますが、これほど多くの方が全銘柄において売りに走るのはどうしてなのかなって不思議に思ってしまいます。 これが株取引の世界で当たり前のことと言われればそれまですが、理由があるのなら勉強したいです。 漠然とした質問で恐縮ですが教えてくださいませ。

みんなの回答

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.4

>ただ、なぜある一社が暴落したら全然関係のない会社の株まで売られるのかその >関連性がもうひとつ分からないのですが・・・ 他質問で書いた回答ですが・・・以下は参考になりますでしょうか? --- ヘッジファンドやその他機関投資家も、全員が手元に潤沢な資金があって運用しているわけではありません。 自己資本は200億円、500億円を6ヶ月借りているといったような状況で運用しています。つまり、借りたお金を返す必要があるわけです。ここで、今まではお金を返す時にまたお金を借りて返していました。一種の自転車操業ですが、それで金利以上に利益が出ていました。 しかし、この金融不安でお金が借りれなくなってしまった。そうすると先に借りていた500億円の返済が来た時に、新たな借り入れで返すことができない。 よって、手持ちの債券や株券を現金化して返す必要がある。 ・・・で強制的なポジションクローズが発生で株安です。 ---

goro9999
質問者

お礼

なるほど非常に良く分かりました。 運転資金の貸し借りも絡んでくるんですね。 ちょっとの予兆でも大きなお金を動かしていれば敏感に反応しますね それが他にも影響して暴落になる。 次はどこが危ないんでしょうね。

  • HAL007
  • ベストアンサー率29% (1751/5869)
回答No.3

>>なぜある一社が暴落したら全然関係のない会社の株まで売られるのかその関連性がもうひとつ分からないのですが・・・ その疑問に対する単純な回答は1社の問題ではありません。 リーマンとともに、メルリリンをバンカメが買収で救済、加えて世界最大の保険グループのAIGの 損失が大幅拡大と、収束に向かっている様に見えた、チサブプライムローンの問題が日曜に一気に吹き出し訳です。 前のFRB議長だったグリーンスパン氏が100年~50年に一度とか 世界恐慌時に匹敵すると発言した要人がいる様に、金融当局が舵取りを間違えれば世界恐慌にもなりかねない問題です。 アメリカの上位5社の証券会社が今年に入ってから3位以下の3社がき消えました。 4位のリーマンでさえ日本の1位の証券会社の倍の資産規模の会社が倒産したのですから、1社の問題ではすみません。 ついでに書き足しますが、火曜に決算発表した2位のゴールドマンサックスは70%の減収でした。 金融がマヒすれば、経済の血液のお金を回すことが出来なくなります。 人に例えれば、心臓マヒと同じこと。 でも、これ以上悪いシナリオはないと考えたいのですが・・・ グリーンスパン氏はまだ大手の倒産はあり得ると発言してます。

goro9999
質問者

お礼

ありがとございました。 大分理解できました。 これがもし金融会社じゃない会社の倒産ならこんなに影響は出なかったんでしょうね。 たとえばGEが倒産してもこんなに問題にならなかったのかも・・

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.2

No1の回答で基本的なところは網羅されていますが、追加です。 機関投資家はレバレッジを効かせていることがあります。そうすると、少しの下げで彼らの運用している資金の多くが吹き飛ぶことになりますので、その前にポジションをクローズします。例えば、自己資金10%、借り入れ90%のレバレッジ10倍で運用していれば、株価が5%下がっただけで、50%の損失です。そうなると大変ですので、少しの損失のうちにすぐに保有している株を売りに出したりします。 その結果、売りが売りを呼ぶことになり株価が下がったりします。

goro9999
質問者

お礼

ありがとうございます。 損失に自動的に反応するというのがあるわけですね。 ただ、なぜある一社が暴落したら全然関係のない会社の株まで売られるのかその関連性がもうひとつ分からないのですが・・・

  • masuling21
  • ベストアンサー率34% (2491/7233)
回答No.1

株式市場には、色々な立場の人が参加しています。東証で言えば多数派は外国人機関投資家です。それから国内の機関投資家、最後に個人投資家です。大きく分けて、自分のお金を投資している人と他人から預ったお金を運用している人にも分けられます。 自分みたいに自分のお金なら、株価が暴落しても、倒産じゃないのだから、そのうち戻るのではないのと一切売らないことができます。 しかし、自分のお金でも「損失は数%まで」とかルールを決めて実行する人は下がれば売ります。まして、他人のお金を運用している人というか機関投資家は、「○%下がったら売り、新規の買いはしない。」という規定に従って売ってきます。売りが売りを呼んでしまいます。顧客の資産を必要以上に減らさないためですから仕方ありません。 こういった場合、企業業績は考慮されませんので、幅広く売られます。 いわゆる「リスク回避」ということになります。一度、現金にして様子を見るか、他の安全資産の債券を買ったりします。 色々、理由はあると思いますが、とりあえずこのくらい書いておきます。

goro9999
質問者

お礼

なるほど。ありがとうございました。 自分が個人で株取引してるので、機関投資家の事情とは異なるところがあったわけですね。つい個人の目線で考えてしまってました。ありがとうございます。

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