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株に関する基本的なことで質問があります

学校で、企業の業績が上がれば、投資家はその企業の株価も上がると思い株を買うようになり、結果としてみんなが買い求めるために株価も上がると聞きました しかし、これは「業績が上がればみんな株を買うものだ」というルールができているから成立するもので、そもそもそのルールが存在しなければ上がらないような気がします。業績があがればそれだけ倒産する可能性が減り、株を持っていても価値を失う危険性が減るからでしょうか (1)「業績が上がればみんな株を買うものだ」というルールはなぜできたのでしょうか  また、そんなルールなどなく、業績があがるとその株を買うことになにか他の理由があるのでしょうか また、企業が株を売り出すのは、まだ創立したてで金が無いころ、株を売ったお金で自社の経営資金を得るためだと聞きました そして、業績があがると株主の人たちにおこづかい(実際何と言うのかは忘れてしまいました。配当金?)を配るといいます 更に株主は企業の経営に口出しする権利があるそうです しかし、外国の(中国、半島などまだ技術の少ない国)日本の技術をほしがる企業が株を買い占めてしまったら、その企業の技術を盗めてしまいそうです (2)株主はどこまで口出しする権利があるのでしょうか  また、実際技術目的に買い占めることはあるのでしょうか (3)初め金を得るために株を売るのはわかりませんが、これだけ嫌なことがあると、企業がさっさと自社の株を買い戻さない意味がわかりません 何故さっさと買い戻さないのでしょうか また、何故クーポンを配ったりと株主にサービスするのでしょうか 経営に口だしされないためのご機嫌取りでしょうか ニュースで、Aという会社が自社の株をたくさん持っていて、その価値が下がった場合、Aは大損をしたような言い方がされています 他社の株を持っていて(それを売ってもうけるために)その株価が下がったのなら大損をするのはわかりますが、自社の株を持っていたなら(私の理屈だと売るためではなく経営に口を出されないために持っている気がするので)株価がどう変動しようと関係ないのではないでしょうか (4)自社株の変動は、Aの損得に何か関係があるのでしょうか また、株価が急落して倒産という話をよく聞きます (5)これは株価が急落したから倒産するのか、倒産するほど酷い状態だから株価が急落するのかどちらでしょうか 長く読みづらい文で申し訳ありません どなたかお教えください

みんなの回答

  • connsome
  • ベストアンサー率44% (20/45)
回答No.4

先生の話をとてもよく聞いていらっしゃいますね^^ 私も公民や社会科の授業大好きでした。 一生懸命書くので、是非最後まで読んでください。 まず、日本は法治国家で、資本主義経済を採用しています。 企業(法人・会社)については、商法や会社法という法律で定めされています。 すべての企業は「利潤の追求」を目的とした団体です。 株式会社の規定は、会社法に細かく規定されているのですが、 会社法上の社員とは株主を指します。 社員と聞くと従業員を想像しますが、法律上は違うんです。 ホリエモンが話題になったときに、よくニュースで話題になっていたので聞いたことあるかもしれませんが、株式会社は株主の持ち物なんです。 これが資本主義経済。 あなたが言うとおり、「こういうことをやって利益を出したいと思ってる、でも資金がないので出資してください」といって始まるのが株式会社です。 資金を出してもいいよといってる人からお金をもらって資本金にして、代わりに「株」を発行するんです。 普通お金を借りたら、返さなくちゃいけないですよね?利息をつけて返します。 でも、株式は返さなくていい資金なんです。 これが株式会社の特徴です。 返してもらえないのに、自分の大切なお金を出す人なんてそうそう居ないですよね? 会社法上、株主は経営者自身もなれるし他人でもいいんですが、他人に口を出されたくないという会社ももちろんありますよね? 会社は、設立するときに「定款(ていかん)」というのを必ず作らなくちゃいけないんですが、この定款で、譲渡の制限(役員会の承認がなくちゃ他人に売ってはいけないですよ、承認されない場合は会社が買い取りますよ)をしていたりします。 返してもらえない株式への投資に、一般の人でも安心して参加してもらえるようにしましょうと、できたのが証券取引所(東証・大証・ジャスダックなど日本には6つあります)です。 証券取引所は、独自に審査基準を設けいて、「上場したいです」という企業からの申し出を受けて、安心できる会社かなぁって審査します。 すごくたくさんの項目で、とても厳しい審査です。 この審査に通過した企業が1の方のおっしゃる上場企業です。 上場することにどんなメリットがあるの? というと、 株式って基本的に返してもらえない資金なんです。 でも返してもらえないと困りますよね? 上場しているから、市場を通じていつでも簡単に売却できますよ~ って言われれば、買ってもいいかな?って思う人が増えませんか? 上場していると、決算情報を公開しなくちゃいけないとか、厳しい条件がたくさんあるので、それにクリアしている会社だと信用力が強くなるというメリットもあります。 (1)「業績が上がればみんな株を買うものだ」というルールはなぜできたのでしょうか あなたが自分の大切なお金を投資するときに、 業績がいい会社と悪い会社とどちらがいいですか? 欲しいと思ってる人が多いと値段が上がります。売りたいと思っている人が多いと値段が下がります。 でも株価は業績のみで決まるものではありません。 為替とか、世界の経済動向とかさまざまな要因があります。 すごく今期の決算の業績がすごくよかったとしても、全体的に大きく下がっていて、投資家に資金がないという状況だったら欲しくても買えない、注文が出ない、値段が下がる…にもなってしまうんです。 (2)株主はどこまで口出しする権利があるのでしょうか  また、実際技術目的に買い占めることはあるのでしょうか 株主の権利に議決権というものがあるんです。 1株につき1口。株主総会で賛成か反対か投票する権利です。 発行している株式の半分以上を持っていたとしたら、必ずその人の意見が通りますよね?(細かい規定は会社法で定められています) 会社法で、こういう内容は必ず株主総会で審議しなくちゃいけませんよ~って決まってるものがあって、 例えば役員の選出なんかですが、 そうするとどっちにしろたくさん株を持ってる人の言うことを聞かなくちゃいけないので、最初から聞く→経営に口を出せる んですね。 技術の流出などは、実際考えられると思います。 技術ではありませんが、ラオックスという電気屋さんが中国の会社に買われました。 大量に株式を購入する場合、TOB(株式公開買い付け)という方法でしか買えません。(5%以上の株式をいっぺんに購入する) いつ、誰が、どういう目的で、いくらで、どれだけ、買いますよ。 というのを、市場に公表するんです。 応じてもいいですよ、という株主は応募します。 経営者が、このTOBに賛同する場合には友好的TOB。 反対する場合には敵対的TOBと呼ばれます。 いくら会社が株主のものといっても、 そこで働く人たちが強くNOといったら、協力は望めませんよね? 技術のある人が転職するということも考えられます。 ようするに、こっそり買い締めて、いつの間にか働いてる会社が全然知らない人のものになっていた…ということはありません^^ (3)初め金を得るために株を売るのはわかりませんが、これだけ嫌なことがあると、企業がさっさと自社の株を買い戻さない意味がわかりません 何故さっさと買い戻さないのでしょうか また、何故クーポンを配ったりと株主にサービスするのでしょうか 経営に口だしされないためのご機嫌取りでしょうか 私もそう思うときがあります。自社株買いをしてしまって上場廃止にしちゃったらいいのになぁと… 配当金や株主優待についてですが、 株主の権利に配当金を受け取る権利というものがあります。 配当金は「あなた(株主)のお金を使ってこれだけ利益を上げました、だからこれだけ還元します」というものです。 さっきも言ったとおり、株は返さなくてもいいお金なんだけど、利益を上げたら還元します、だから投資してというものなんです。 この配当金の額も株主総会で承認されないとだめです。 株主優待は、会社が勝手にやってるものです。 上場会社の株主は、簡単に売却できてしまうんです。会社にとっては、売らないたくさんの株主(安定株主)がいてくれたほうがありがたいわけです。 会社のファンともいえます。 いつまでも会社のファンで居てください、という意味で、株主優待が始まったみたいです。 エイベックスという、レコード会社は株主総会で、毎年ライブをしています。アーティストのファンがライブを観たいために、株主になってくれることを望んでいます。すごくわかりやすいですよね^^ 飲食店が、クーポンを配るのも、株主に顧客になって欲しい、顧客が株主になって欲しいからです。 株主優待は勝手にやってるものなので、今年あったから来年も必ずあるとは限りません。いつでもはじめられるし、いつでもなくせます。 でも、それを期待してる株主にとっては突然なくなったら、がっかりしてしまいますよね。じゃぁ売っちゃおうかなぁともなりかねないんです。だからなかなかやめないですね。 (4)自社株の変動は、Aの損得に何か関係があるのでしょうか 実際にはそんなに損得ありません。 でも、株式会社の資本金は、発行済み株式総数×株価なんです。(ほかにもプラスされるものがありますが…) 株価が下がってしまうということは、資本金が下がってしまうということで、買収される危険もそれだけ増すんです。 高いほうがいいですよね。 (5)これは株価が急落したから倒産するのか、倒産するほど酷い状態だから株価が急落するのかどちらでしょうか 株価が急落したからという理由のみで、倒産する会社はありません。 でも、株価が下がりすぎて、証券取引所の規定を満たなくなってしまって、上場廃止になるという会社はあります。 市場で売買している人は、株式をいつでも売れると思っているから買っている人が多いので、上場廃止になってしまったら、価値がなくなったも同然と考える人もいるみたいです。 株価が急落するというのは、欲しいと思う人がいない、株式に値段ほどの価値を感じる人が居ないという状況ですので、 多くの場合、業績悪化など、何らかの要因があるでしょう。 最後に… 学校の先生は、世の中のすべてのことを知っているというわけではありません。 よくわからないまま説明している場合もあるでしょうし、間違ったことを教えることもあります。 同じ事実も、考え方で印象が変わります。 先生の考え方と自分の考え方が一致しないため、おかしいんじゃないかと思うこともあります。 わからないことは、是非自分で調べてください。 本を読んだり、人に聞いたり。 私も独学で勉強しています。 今日回答した中にも、説明不足、間違いがあるかもしれません。 自分で勉強したことは、先生にただ教えられることより、ずーっと長い間覚えています。 是非がんばってくださいね^^

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  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.3

(1) 株は会社の保有権だから。 10億円の価値がある会社の1%の株の価値は1千万円。業績が好調でどんどん利益を増やして1兆円の価値を持つ会社になった時、さっきの1%の株の価値はいくらになる?1兆円の1%分だから100億円になるはず。 (2) 持ち分に応じて。持ち分によっては取締役を送り込むこともできる。 技術や特許目的の買占めは毎日のようにある。 今月だとグーグルがreCAPTCHAを買収した。AdobeがOmnitureを買収した。 (3) 企業のオーナーが企業かのような発想だが、これが違う。株式会社のオーナーが株主。なぜ株主の不利になることを株式会社のオーナーの株主が実施するのか? (4) 損することもある。新株発行で集められる資金量が減ったり、担保力が減る。 (5) 基本的には後者だが、両方ある。株が叩き売られて株価が下がることで新株発行での資金調達が困難になり倒産することがある。

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  • semikuma
  • ベストアンサー率62% (156/251)
回答No.2

私も株というものの本質がよく解らず長年の疑問で、最近漸く解ってきたところですが、一部は私と同じ疑問を持っておられるようなので回答します。 > (1)「業績が上がればみんな株を買うものだ」というルールはなぜできたのでしょうか これは学校の先生が言われる通りです。 株とは元々、会社の設立や規模拡大などのための資金を集めるための手段であり、株主はその会社の持ち主(経営者ではないことに注意)として扱われます。 株主は会社の持ち主なので、株主総会で会社の経営方針に口出しすることができるし、利益が出れば株数に応じて利益を分配されます。(配当金) 業績が上がれば配当金も増えるので、その株を欲しい(買いたい)という人が増えます。 株の数は一定なので、需要と供給の関係で、需要が増えれば価格は上がります。 > (2)株主はどこまで口出しする権利があるのでしょうか 株主総会で審議される事項全てです。 議決権は株数に応じるので、発行株数の半分以上を買い占めれば(実際は2,3割も持っていれば)、自分の思うように会社を操縦することができます。 また、自分自身または自分の思うがままの人を社長や役員として送り込むこともできます。 > 実際技術目的に買い占めることはあるのでしょうか TVで宣伝をするような大企業ではあまり聞きませんが、そうではない中小企業では枚挙に暇がありません。 技術が直接の目的ではないけれど、ホリエモンがTV局を買収しようとしたのはいい例ですね。 >(3) これだけ嫌なことがあると、企業がさっさと自社の株を買い戻さない意味がわかりません。何故さっさと買い戻さないのでしょうか 質問の意味が解りません。 何故買い戻す必要があるとお考えでしょうか? > 何故クーポンを配ったりと株主にサービスするのでしょうか 自社の株を多くの人に買って欲しいからです。 買いたい人が増えれば株価は上がるし、買い占められる危険性も減ります。 > (4)自社株の変動は、Aの損得に何か関係があるのでしょうか 私の理解するところでは、自社であろうと他社であろうと株は資産の一部としてカウントされます。 例えば事業資金などを借り入れるとき、銀行はその会社の資産を細かくチェックして、万一の場合にはその資産で返済できるだけの額と金利を設定します。 株価が上がれば自動的に資産が増え、事業が安泰とみなされます。 株価が下がれば、資産も減るので資金が借りられなくなり、最悪の場合倒産します。 他社の株価はコントロールできませんが、自社の株価は、自社の業績次第です。 > (5)これは株価が急落したから倒産するのか、倒産するほど酷い状態だから株価が急落するのかどちらでしょうか 両方でしょう。 私は後者の要因が大きいと思いますが、前に説明したように前者の場合もあるでしょうね。

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  • QES
  • ベストアンサー率29% (758/2561)
回答No.1

大きく勘違いされているのは、株式会社というのは日本で100万社以上あり、大部分が非上場で株価も存在しません。 それが広く世間に公開し、より多くの資金を集めることにより更なる事業の展開を図り、会社を個人のモノでなく社会のモノとしたいと考える経営者が上場します。 そして上場する会社は5千社として全体の0.5%です。 もちろんあなたのように不足資金は集めたいが、儲かっても自分以外の人間に渡したくないと考える人は上場などしません。 つまり市場に出回らないので「業績が良いから買う」→「買うから上がる。」という図式は成立しません。 99.5%の株式会社は(あなたのように)自分だけが儲けたいと考える中小や零細企業の社長サンであり、残りの0.5%の中でも東証一部1700社(0.2%弱)が世間一般でも大企業と呼ばれる会社です。 質問者さんは町工場の社長さんにはなれても、世界に羽ばたく企業にステップアップさせることはできません。 もちろん馬鹿にしているのではなく、大部分の人(社長サン)が同じ考えですのでごく普通の考えとも言えます。

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