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クールノーモデルに関する質問です。

クールノーモデルに関する質問です。 いま、A,B,Cの3企業が寡占を行っていた市場で、AとBが結託してDという企業となりCとDが複占する市場とする方が、AとBにとって有利ということはありますか? 具体的に書きますと、市場の需要曲線がP=a-X, (X=xa+xb+xc、X=xc+xd) 、各企業の費用関数がC=cx、であるとします。 この時、もともとの3社での寡占状態ですと、ナッシュ均衡はxa=xb=xc=(a-c)/4となり、各企業の利潤は各々π=(a-c)^2/16となると思います。ここで、AとBが合併して一つの企業Dとなった場合、CとDによる複占市場となると考えると、ナッシュ均衡はxc=xd=(a-c)/3、π=(a-c)^2/9となると思います。そして、この企業Dの利益をもともとのAとBが分け合うと考えると、それぞれの利益はπ=(a-c)^2/18となってしまい、もともとのπ=(a-c)^2/16より減少してしまいます。 このように考えると、企業AとBは結託しない方が有利という結果となります。しかし、結託しても元の水準の生産は可能であるし、結託すれば各々の企業の生産量を知り、またコントロール出来るなど、結託した方が有利なように感じます。上記の考え方のどこかに問題があるのだと思われますが、どこがおかしいのでしょうか。(合併しても各企業の費用関数は変化しないものとします。)

みんなの回答

  • s_nak
  • ベストアンサー率55% (269/487)
回答No.2

書き方が悪く、一点しか伝わりませんでした。 市場条件からのメリットがでないのは、合併後の初期条件を無視しておいでになるからです。 C企業の生産量がaなら、D企業は2aの生産です。これを無視したクールノーモデルで解いておられます。

  • s_nak
  • ベストアンサー率55% (269/487)
回答No.1

>CとDによる複占市場となると考えると、ナッシュ均衡はxc=xd=(a-c)/3 >合併しても各企業の費用関数は変化しないもの 変です。 複占は競争と独占の度合いがどこに決まるか、モデル(クールノー、ベルトランなど)に依存するし、合併後の費用関数が、合併前の費用関数と同じというなら、合併のメリットなしと仮定しているも同然。規模の経済が存在しない世界を仮定しているって事でしょ。 参考文献 奥野・鈴村「ミクロ経済学II」岩波書店 など

mbsyosyosy
質問者

お礼

ありがとうございます。 >合併前の費用関数と同じというなら、合併のメリットなしと仮定しているも同然。 この一言で納得がいきました。

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