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法人税別表4に記載する「当期利益」について

法人税申告書の作成についてお尋ねします。 まず別表4で所得を求めて、それをベースに別表1で「税額=所得X税率」の式で税額を計算することになります。 ということは、税額を計算するにはまず所得を求めなければならないはずです。 別表4は当期所得を算出するための計算書なのに、計算のスタート地点は当期利益、つまり法人税を控除した後の利益がベースとなっています。 所得をこれから計算しようとしている時点で、どうして税額を事前に知ることができるのでしょうか? 「ケーススタディ 法人税申告書作成入門」という本で勉強していますが、この点については全く何も触れてません。 別表4で当期利益+法人税で所得を求める。 ↓ 税率をかけて法人税額を求める ↓ 損益計算書に税引き後利益に税額を転記 という流れにしか理解できない図が掲示されていますが、別表4に記載する当期利益はどうすれば計算できるのでしょうか。 この流れについて解説をお願いします。

みんなの回答

  • srafp
  • ベストアンサー率56% (2185/3855)
回答No.4

Ano.1です。 > 1)「税引き前利益を別表4の「当期利益または当期欠損の額」に仮記入する。」 >この場合ですと、仮の別4は次のようになります。 > まず、税引前利益の100を別4の「当期利益」に記入する > ↓ > 加減算項目を記入 > この段階で加減算項目の法人税は税率20%を乗じた20になるので、法人税加算に20を記入する。 > ↓ > 「所得=税引前利益」なので、逆算により当期利益に記入した100を80に修正し、PLの法人税に20を転記する。 > こういう流れになるということでしょうか? その通りです。 > ここで疑問あります。 > PLの税引前利益は税務上の所得金額と必ず一致するとは限らないの > ではないかということです。 > (だからこそ別4で会計上の利益を税務上の利益=所得に変換するのでは?) Ano.2様が書かれて居ります様に、税務と会計では考え方が異なる為、『所得金額』と「税引き前利益」は一致しません。その原因の1つとして「交際費の損金不算入」が挙げられます。 法人税申告書の別表は、そのための調整表だと思ってください。 > (2)別表4で、納税充当額を加算して、所得計算をします。 > その納税充当額を計算するため(所得計算→税率かける→税額確定)に > 所得を算出している途中なのに、どうして納税充当額を加算することができるのか。 >(現在、納税充当額を求める途中なのに) > 例として挙げて下さった決算書で「法人税等20」とされていますが、 > 今まさに、この数値を求める途中なのに、なぜこの時点でPLに税額を記載できるのか? 法人税等20は、税務での「所得金額」に対して算出されたわけですよね。 税引き前利益100から出発すれば、この段階では納税充当金は0円だから、4表加算は発生しない。故に「所得金額」は100 納税充当金が計算された後の「税引き後利益」80から出発すれば、納税充当金20が引かれた後の金額だから、4表加算により「所得金額」は100 更に、納税充当金は仮の値10を計上した場合、 100-10=90だから 90で出発し、4表加算10により、やはり「所得金額」は100 とにかく、2~3回書いてみると、各別表とP/Lとの関連性がなんとなく判って来ますよ。

回答No.3

補足です。PLの税引後利益は税務上の所得金額と必ず一致しません。 そのための、別表4ですから。 すべての別表を整理してから(交際費加算・役員給与損金不算入等)、最後に税引き前で税額計算。このときは、未払法人税等は、当然加算されていませんよね(これから算出するのですから)。PLの法人税等は、未払法人税です。 とりあえず、考える前に別表4・5(1)(2)に数字を入れて計算して下さい。それで会わなければ、再度照会願います。

回答No.2

No1の回答者の方のとおりです。 別表4の当期利益は通常、税引き後の金額で記載しますが、別表4で、納税充当額を加算して、所得計算をします。 決算書で、 税引き前利益 100 法人税等    20 税引き後利益  80 となっても、別表4で 当期利益  80 法人税等  20 所  得  100となり、税引き前利益と同じになります。

fujika1980
質問者

補足

回答ありがとうございます。 お二方へのお返事をこちらでまとめて書かせて頂きます。 理解力不足のため、まだ十分分かっていない状況です。 よく分からない点は次の2点です。 (1)srafpさんが書かれた >税引き前利益を別表4の「当期利益または当期欠損の額」に仮記入する。 の箇所 (2)yamaneko715さんが書かれた >別表4で、納税充当額を加算して、所得計算をします。 の箇所 yamaneko715さんが例示下さった数値例の場合ですと、最終的なP/Lと別4は次のようになると思います。 以下では別4の加減算項目は法人税の加算のみ、税率20%とさせていただきます。 P/L 税引前利益 100 法人税等  20 税引後利益 80 (当期利益) 別4 当期利益OR欠損 80 法人税加算   20 所得OR欠損   100 (1)「税引き前利益を別表4の「当期利益または当期欠損の額」に仮記入する。」 この場合ですと、仮の別4は次のようになります。 まず、税引前利益の100を別4の「当期利益」に記入する ↓ 加減算項目を記入 この段階で加減算項目の法人税は税率20%を乗じた20になるので、法人税加算に20を記入する。 ↓ 「所得=税引前利益」なので、逆算により当期利益に記入した100を80に修正し、PLの法人税に20を転記する。 こういう流れになるということでしょうか? ここで疑問あります。 PLの税引前利益は税務上の所得金額と必ず一致するとは限らないのではないかということです。 (だからこそ別4で会計上の利益を税務上の利益=所得に変換するのでは?) (2)別表4で、納税充当額を加算して、所得計算をします。 その納税充当額を計算するため(所得計算→税率かける→税額確定)に所得を算出している途中なのに、どうして納税充当額を加算することができるのか。 (現在、納税充当額を求める途中なのに) 例として挙げて下さった決算書で「法人税等20」とされていますが、今まさに、この数値を求める途中なのに、なぜこの時点でPLに税額を記載できるのか? 根本的な部分が分かっていないと思います。 おそれいりますが、この点について解説をいただけないでしょうか? よろしくお願いします。

  • srafp
  • ベストアンサー率56% (2185/3855)
回答No.1

ここに書く方法は私が好んで使う方法であり、他の方法もあります。  税引き前利益を別表4の「当期利益または当期欠損の額」に仮記入する。 [この段階で、別表1及び5(1)、5(2)以外は確定している]   ↓  別表4の加算及び減算欄、その他の必要項目に該当額を記入する。   ↓  別表4の「所得金額又は欠損金額」を算出する   ↓  別表1で法人税を算出する   ↓  地方法人税や事業税を算出する   ↓  計算した法人税や地方税等をPLに反映させる[確定PL]   ↓  確定PLに基づき、別表4~5(2)を正しい値に修正する こんな感じでイメージがつかめますか?

fujika1980
質問者

補足

回答ありがとうございます。 srafpさんへの返答は、yamaneko715さんへの返答とまとめさせていただきます。

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