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2×4工法と木造軸組み工法(構造用耐力壁使用)の違い

皆様にはいつもお世話になっています。 質問1. 「木造軸組み工法で耐力壁に構造用合板を使用した住宅」と「2×4住宅」って、『構造上の違い』はどこになりますか。2×4は  ・筋交いが無いこと  ・構造用合板を使用し、面で建築されていること  ・2×4インチの木材を使用していること  は知っています。   質問2. 我が家は、木造軸組みで耐力壁に構造用合板を使用して建築したのですが、建築したビルダーの社長(1級建築士)は2×4住宅の1.5倍くらい強度があると言っておりました(筋交い+構造用合板を使用しているので)。実際どうでしょう?なお、建築中に30万円払って第3社機関の1級建築士の先生に最初から最後まで現場をチェックしてもらっていましたが、その話をしたら否定はしていませんでした。 今日、近所で2×4住宅の新築工事が行なわれていました(中堅のハウスメーカーです)。その現場を見たのですが、使用している構造用合板もペラペラな感じで(我が家は9mmのOSBですが、それより貧弱なベニヤ板みたいな感じ)、もちろん筋交いも無く、こんなので強度がでているのか不思議に思ったので聞きました。

noname#146575
noname#146575

専門家の回答 ( 1 )

回答No.2

2×4は耐力壁区画というのがあり、各々の区画(箱のようなものです)で耐力壁をバランスよく組み合わせます。区画にはいろいろ決まりごともあり、スパンによって2×6や2×10、2×12などを使い分けたりします。考え方はハウスメーカーの規格住宅のような感じでしょう。 在来工法との違いの一つに開口部の力の伝わり方があります。 一般に在来より開口部は大きく取れませんし、開口部の上部に大きな部材(まぐさ)を入れて面としての強度を保たなければなりません。 したがって、将来の増改築の自由度が違います。 枠組み工法と在来工法と比較するのに、一概に耐力壁の量で強度を比べられるものではありません。ぺらぺら(?)で基本部材も89ミリと小さいし金物もほとんどが釘ですが、数とバランスでよってたかって強度を出しています。木造4階建てや耐火建築物も2×4で可能になりました。 http://www.2x4assoc.or.jp/quality/fire/fire04.html 個人的には在来工法が好きですが(^.^)。

noname#146575
質問者

お礼

回答ありがとうございます。リンク先も拝見しました。勉強になります。ありがとうございます。

佐藤 直子(@n-space) プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

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