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解決済み

老人介護に対応できない社会ですか?

  • 困ってます
  • 質問No.4143532
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「老老介護」疲れから同居する寝たきりの妻を殺害したとして94歳の方が逮捕されたというニュースを見て疑問に感じた事があります。
老人介護に関する事件が後を絶ちませんが こういうことはどういう状況から生じるのでしょうか?いまいちよくわかりません。

☆貧しくて経済的に介護に頼むことができない(老人施設に頼むことができない)

☆老人施設に頼みたくない。信条としてできない。国の対応が成ってないから頼みたくない。


今回の事件は施設でショートステイを拒まれた

とありましたが、これは国の対応ができていないと見るべきですか?
この家庭ではショートステイを頼むことはあっても、「介護施設(老人ホーム)のことは考慮しなかった」 「あるいは考慮したくても(金銭的な問題で?)無理だった」 のでしょうか?

老人介護に社会が対応できていない という状況がよくわからないです。ご教授下さい。
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質問者が選んだベストアンサー

  • 回答No.5
レベル10

ベストアンサー率 51% (74/145)

ANo2です。

>まぁ、そういった財政立て直しの意味をこめて保険料を上乗せ(介護保険料として)し、賄おうとしているのですが
という意味に関してですが、説明不足でした。これは保険料のシステムから説明させていただきます。現在、会社勤めの人であれば何らかの形で健康保険料を給料から天引きされていると思います。で、この保険料を基に介護保険制度が始まる前は医療や福祉などの運営費を捻出していました。
※もちろん、これらの運営費は健康保険料だけではなく、所得税、住民税など国庫財源全てから具体的な金額を割り振りますが、今回は説明簡略化のため、あくまで健康保険料のみとさせてください。

ですが、知ってのとおり、ここ十数年の急激な少子高齢化のため、従来の健康保険料だけでは高齢者に対する介護が満足に対応できるわけもなく、どうすればよいか?という案で2000年4月から介護保険制度がスタートしました。で、なぜ“保険料の上乗せ”と私が言っているかというと、満40歳以上になると、今まで徴収された健康保険料に介護保険料が上乗せされて徴収されているからです。39歳までの人の健康保険料率は8.2%(全額の場合、雇用主との折半の場合は4.1%)、ですが40歳以上になると9.33%(折半の場合は半額)となります。この部分のことに対して“上乗せ”という表現を使いました。

介護保険制度が出来た背景や詳しい仕組みに関しては厚生労働省のサイトを参照ください。
http://www1.mhlw.go.jp/topics/kaigo99_4/kaigo5.html

で、要介護者、要支援者が必要なサービスを受けるために負担する保険料が介護保険料ですが、必要な方だけに支払わせるとなると、とんでもない額の保険料が発生するので、40歳以上の人に支払わせるという考えは、まだ納得できます。ですが、質問者さんの指摘のとおり、必要な人が利用できていない現状があるのです。これでは、介護保険制度をスタートさせた当初の目的は達成できていないですし、その原因が財源不足ということも目に見えているので、破綻しているといっても過言ではありません。

ちょっと話はそれますが、介護保険と同じような状況で「後期高齢者医療制度」というのが本年4月から施行されました。

ですが、これも中身は介護保険制度と同じような内容で
「じいちゃん、ばあちゃんも医療費をちゃんと負担してくれよ。大丈夫、保険料は年金から天引きするから。あっちなみに今までの健康保険料に上乗せだからね。えっ?保険料が増える?だってしょうがないでしょう・・・。平均年齢が高くなって、どんどん後期高齢者が増えているんだからさぁ・・・これ以上、賄いきれないよ!」
と言っていると同じです。

そもそもスタート自体が間違いだったと私は分析しています。もともと高齢者に対する福祉は「老人福祉法」「老人保健法(現在は高齢者医療に関する法律)」に規程されていました。これらの法律により、かつては高度経済成長期などでの財政ばらまき政策の下、高齢者の医療費などは全額無料でした。要するにこの無料が問題なのです。何でもそうですが、安いもの、無料のものがあると最初はみんなそれらに飛びつきます。ですが、どんなものだってずーっと無料で渡せるわけはありません。企業やお店がサンプルなどを無料で配っていますが、それはあくまでもその後の購買を誘っているわけで、保険料はずっと無料でいられるわけはありません。しかも、無料だったものを有料にするとどうなるか?もちろん、人は去っていきます。保険に関しては去ることは自分の身を危険にさらすだけですので、当然根強い反発を受けることになります。

ですから、最初からある程度の負担を必要とする保険制度であれば、ここまでの状況にはなっていなかったかもしれません。「たられば」で済めば、とても楽なのですが、現実問題として「たられば」では済まない状況です。高齢者保険だけでなく、児童福祉、障害者福祉など福祉を含んだ社会保障の問題は本当に崖から転げ落ちる寸前まで迫っていると私は考えています。しかも、社会保障費の国庫負担を1/3から1/2に引き上げると言っていますが、聞こえは良いのですが、その財源はどうするんだ?など単純な問題が山積しています。

いっそのこと国会議員の給料を1/3ぐらいにして、退職金カット、国家公務員も今の半数(それで十分との試算もでています)ぐらいにして、余計な支出をとことん切り詰めるぐらいしないと無理ですよ・・・。国家議員の給料下げたら議員の運営が出来なくなる!なーんてよくオエライ先生は言いますが、アメリカなどはほぼ無給、もしくは大した金額はもらえないそうです。ですので、お金持ちじゃないと議員になれないのです。日本もそうするぐらいじゃないと無理ですよ。
そういった意味で本当に福祉が社会に対応できる日が来るのか心配です。

※ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
※余計なことまで話してしまいました。
※回答になりましたかね???
お礼コメント
noname#76149

再度のご丁寧なご回答有難うございます。
ご説明有難うございます、保険料の上乗せとは介護保険制度での徴収を指しておられたのですね、どうも回転が悪くて申し訳ありませんでした。。(><;)

>介護保険制度をスタートさせた当初の目的は達成できていないですし、その原因が財源不足ということも目に見えているので、破綻しているといっても過言ではありません
そうですか、やっぱり破綻寸前なのですね。

高齢者の医療費が全額無料だった時があったなんて知りませんでした。確かに今とは雲泥の差ですね。後期高齢者医療制度は本当にひどい制度だと思います、これは本当に憤慨を感じます・・

全文を通して、大変勉強になりました!今後も理解を深めてまいりたいと思います。二度に渡りご親切なご回答を寄せていただき、有難うございます!
投稿日時 - 2008-07-03 13:04:48

その他の回答 (全4件)

  • 回答No.1
レベル12

ベストアンサー率 17% (170/959)

出来ません。介護保険の保険料は、これらに群がったり、心ならずも担当させられた人たちの人件費で、殆どが費消されているから、本当に必要な使い方をされる金額は、何とも微弱なものです。
なんなら、市役所の高齢者支援課に云って御覧なさい。何人がブラブラ手持ち無沙汰でいるか、数えて見ましょう。

つまり、用なしの給料を確保するための金額です。

これらを許したのは貴方のせいです。自民政府を許した貴方のせいです。
お礼コメント
noname#76149

ご回答有難うございます。
つまり、介護保険の保険料が無駄な人件費などに使われていると。お役所の役人の食い物になっていると。この筋でよろしいですか?

>なんなら、市役所の高齢者支援課に云って御覧なさい
高齢者支援課というの、初めて聞きました。今調べてみました。
ここでブラブラしている人がいるというのは atyaatya様は高齢者支援課という無駄なものに税金が使われていると。そういう風にお考えですか?もし差し支え無かれば、お教えを乞います。

>これらに群がったり、心ならずも担当させられた人たち
具体的にはどういう機関のどういう人を指しますか?
投稿日時 - 2008-07-02 00:25:28


  • 回答No.2
レベル10

ベストアンサー率 51% (74/145)

老人介護だけではなく、日本社会の福祉政策全体にいえる問題だと思います。特に事件でも取り上げられている老老介護は超高齢化社会に突き進む日本社会ではこれからも頻繁に起こる問題だと思います。これらの問題は質問者さんの指摘にもありますが、資金的な問題と施設の定員数などが関係すると思います。

福祉施設は老人、児童、障害者問わず、専門職(国家資格取得者)一人につき、何人の入所者を見ることが出来る。や施設面積に対する定員数といった細かい配置基準を設けています。となると、1施設あたりの入所者は自ずと制限されてきてしまいます。私の祖母、祖父も老人ホームに入所させようと思いましたが、このような定員いっぱいの施設が多いため、空くまでとても長い期間を要しました。その空くまでは家族が介護する日々でした。
ならば、そんな配置基準を設けなければいいじゃないか!なーんて思うかもしれませんが、そうすると国からの補助金が施設、法人に入りません。そうなると、施設をたたむか、補助金に頼らず運営していくしかありません。補助金に頼らないとなると、とても高い入所料となりますので、質問者さんの指摘のとおり、貧しい人は入れないということになります。
また、私の祖父、祖母のように自分の子どもや孫がいれば、その家族、親戚が面倒を多少なりとも見てくれるかもしれませんが、子どもがいない高齢者の場合は、老老介護とならざるを得なくなります。

で、私の祖母、祖父も生前、施設に入所するときには「施設に入りたくない。嫌だ」などと言っていましたが、その理由は子どもや孫から見捨てられるのでは?という心情があるそうです。ですので、あくまでも当事者としたら、国の対応がなっていないから頼みたくない。ということはないと思います。

> 今回の事件は施設でショートステイを拒まれた
この場合は、おそらく定員でその施設がいっぱいだったため、施設側は断ったのだと思います。

すごく長文になっていますが、、、
昨今、訪問介護を含む介護ビジネスあの不正で世間を騒がせた企業がありましたが、あの事件の背景には老人福祉に対する補助金と施設の運営費に問題があると思っています。前にも申し上げましたが、福祉は一応、その当事者、もしくは家族の収入によって入所するための費用やサービスを利用する費用が決まります(軽減措置とも言いますが・・・。)。そうすると、無論、その方々の月々に支払われる費用ではとても施設の運営は出来ません。ですので、国の補助金があるのですが、その補助金も一つの施設を運営するに当たって、満足な金額ではなかったら、どうしますか???やはり、数字上は複数経営していることにして、実態は一つ・・・。という考えが浮かんでしまいます。
その補助金が満足に支払えている財政であれば良いのですが、過去からの国際発行額や昨今の社会保険庁のずさんな仕事ぶりから見て、まず支払われることはないと思います。まぁ、そういった財政立て直しの意味をこめて保険料を上乗せ(介護保険料として)し、賄おうとしているのですが、介護保険制度自体が破綻寸前ですからねぇ・・・。

> この家庭ではショートステイを頼むことはあっても、「介護施設(老人ホーム)のことは考慮しなかった」
> 「あるいは考慮したくても(金銭的な問題で?)無理だった」 のでしょうか?
老人ホームに入所するためには誰でも入所できるわけではありません。もしかしたら、入所条件に該当していなかったためにショートステイを選択せざるを得ない状況だったかもしれません。もしくは、質問者さんの指摘のとおり、金銭的な問題があるかもしれません。

私が思うに日本が福祉全般を重視するためには、相当な覚悟が必要だと思います。質問者さんも指摘のとおり「老人介護に社会が対応できていない」のです。国や社会(自治体)が対応するためにはそれなりのお金が必要です。そのお金はどこから?というと税金以外他なりません。じゃあ税収を増やそうといって税率を上げたのであれば、反発を受けます。
※無論、無駄な歳出を抜本的に削減してからですが・・・。
税率を上げずに施設などを充実させるとなると、歳出の見直しを行うこととなります。収入が一緒で歳出を福祉に重点化するとなると、他の業界から厳しい反発を受けます。
そいうった様々なしがらみがあるので、容易に対応できない状況があります。これはどこが悪いということではなく、昔からのしがらみをずーっと引きずっているからです。
お礼コメント
noname#76149

ご回答ありがとうございます!大変、参考になりました!なるほどです!!勉強になりました。国の補助金の問題が大きいようですね。
施設側の事情がわかり問題点が見えてきた気がします。説明していただいた軽減措置のことを考慮すると、資金問題は私の考えていたようには大きい問題ではないみたいですね。 昨今の介護ビジネスの不正については未聞でした。

少しお伺いしてもよろしいでしょうか・?
>まぁ、そういった財政立て直しの意味をこめて保険料を上乗せ(介護保険料として)し、賄おうとしているのですが

ココなのですが、保険料の上乗せ・・??で賄う・・
の部分がわかりませんで・・・ご教授願います!
投稿日時 - 2008-07-02 01:25:05
  • 回答No.3
レベル6

ベストアンサー率 0% (0/3)

介護関連を運営しているものです。

何年か前に、施設(老健・特養など)であってもホテルコストは徴収することに介護保険法の一部が改正されました。
従いまして、ホテルコストと介護度による1割の自己負担とを個人が負担します。満足できるかどうかはいずれにしても、一応所得によって優遇策は施されています。しかし、現場を運営していて感じることは、貯蓄がないと年をとれないということを実感しております。

>今回の事件は施設でショートステイを拒まれた
多分、その地域のショートスティが不足しているのでしょう。No2の方が仰っているように、施設基準に縛られて利用者のニーズに応えられないのが現状です。ショートステイには施設基準上医師も関係してきますが、医療法人でショートステイをしているところは多くはありません。それは、まだまだ療養ベッドのほうが率がよいからです。

最近は、このようなことを緩和するために、高専賃又は、老人ホームと同等の適合高専賃という高齢者向けの住宅が認可されるようになりました。
民間施設ではありますが、施設並みの対応と色々なサービスを組み合わせをしている所もあります。
行政は在宅を基本としておりますが、このように施設を利用したいと考えている高齢者が持ち家の場合どのように対応するかということについては、自治体によってバラつきは多いようです。
お礼コメント
noname#76149

ご回答有難うございます!大変勉強になります。

ホテルコストの問題は複雑と思いました。今調べてみたのですが、ホテルコストって大そうな費用ですね・・。でも、改正されるまではすべて保険で払われていたわけですよね?在宅介護との給付費のバランスがとれないというもの納得です。

>満足できるかどうかはいずれにしても、一応所得によって優遇策は施されています。しかし、現場を運営していて感じることは、貯蓄がないと年をとれないということを実感しております

やはり所得の低い人の待遇は厳しいものがあるのしょうか?

高専賃に関しては未聞でした。勉強になりました!
投稿日時 - 2008-07-02 02:10:54
  • 回答No.4
レベル10

ベストアンサー率 26% (55/207)

田舎の福祉係です。
介護保険制度は、まだまだ改良の必要な制度だと思います。
施設も全然足りないし、介護の施設や施設の基準が
決められているので、融通がきかない場面が多々あります。
特別養護老人ホームも、待ちが長くて、何箇所にも入所希望を出して、
ずーっと待っている間に亡くなる方もいらっしゃいます。
そういう、施設や法律の整備が遅れているのは確実です。

あと、純粋に老人は難しいです。頑固になってきているし、
しっかり暮らしてきた方ほど、自立心や責任感が強く、
他人に頼りません。結果、追い詰められてしまう場合があります。
その頑なさもある意味衰えであり、認知障害の場合もあります。
ただ、端からは「しっかりした老人」にしか見えない場合もあります。
そういう、本人ですらはっきり言葉にできない隠れたニーズを
読み取り、引き出すのが福祉の仕事だといわれています。
ただ、個人の尊厳を守ることと両立しなくてはならない。
難しいですね。制度の啓発ももっとしなくてはなりませんし、
「困ってる」ともっと言ってくれればと思います。

うちは田舎の小さな町なので、民生委員さんや近所の噂で、
あちこち様子を見に行きます。
介護保険は申請したらすぐ使えますが、ヘルパーの手配が整うまでの
数日は、必要なら職員がそっとゴミだしや買い物を手伝ったりも
します。ヘルパーさんにはしてもらえない掃除をしにいくことも
あります。洗濯もお風呂もできなくなった人が発見されたら、
衣類が全滅している場合は各職員によびかけて、
新品を買い揃えるまでのつなぎに着る服を供出して、とりあえず
清潔な服を持ってデイサービスのお風呂に行ってもらいます。
でも、老人が何万も住むような都市では無理ですよね。
独居老人は増えるだろうし、若者は減っていくし。
「国が、国民の支持を得て財源の確保を含めて抜本的な改革をする」
のは、今の状況では難しいのでしょうねえ。
お礼コメント
noname#76149

ご回答有難うございます!現場からの声、感謝致します。やはり施設の融通が利かない点が大きいみたいですね。
>本人ですらはっきり言葉にできない隠れたニーズを
読み取り、引き出すのが福祉の仕事だといわれています
その通りですね!
 
大変勉強になりました。どうもありがとうございます。
投稿日時 - 2008-07-03 12:35:54
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