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平行でない3力のつり合い
- 高校物理の問題で、滑らかな鉛直壁の前方6Lの所から、長さ10L、質量Mの一様なはしごが立てかけてあり、床とはしごの静止摩擦係数は1/2であり、重力加速度をgとする場合、質量5Mの人がはしごの下端Bから2Lの距離にいるとき、上端Aと下端Bで働く抗力の作用線の交点Pの位置を求める方法について教えてください。
- はしごと人、全体の重心GのBからの距離をX_GとするとX_G=5L/2であり、全体の重力6MGの作用線と上端Aの抗力Rの作用線の交点が求める点Pである。Pの周りの力のモーメントのつり合いを考えると、6MGや上端Aの抗力Rは腕の長さがないからモーメントはいずれも0であり、すると、残りのBでの抗力fのモーメントも0でなくてはならないため、fの作用線もPを通ることになる。
- 問題集の答えには「Bでの抗力を計算する必要はない。」と書いてありますが、別解としてBでの抗力を計算して解く方法も存在しますか?もしある場合、その具体的な解法を教えてください。
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>この解法で解いてみたらf=3MG/4となりましたが 求まったf=(3/4)Mgで作図で考えたPの位置と合いましたか。 fはB点での抗力としていますね。fはBPの方向を向いているはずです。 fの中身はB点での静止摩擦力(Fとします)と垂直抗力(Nとします)です。f^2=F^2+N^2ですからf>F,f>Nのはずですね。 N=6Mgですからf>6Mgのはずです。f=3Mg/4はおかしいですね。 静止摩擦力はA点での垂直抗力Rに等しいです。 このRはいくらになりましたか。 (このRはB点の周りのモーメントを考えて出てきます。) N:F=8L:3L/2 になるはずです。 「3つの力が1点に集まる」ということを使えばこの比が簡単に求められます。 普通の剛体のつりあいの計算では上下、左右の力のつりあい、1点の周りのモーメントのつりあいを使って出しますからこの比はFとNが求まるまで分かりません。 >ⅰ.f=3MG/4が出てくる過程 >ⅱ.求めた静止摩擦力が静止最大摩擦力よりも小さいという確認 >ⅲ.作用線の作図の図 >上端Aと下端Bで働く抗力の作用線の交点Pの位置を図中に示せ。 とありますからPの座標が必要だと思います。 「高さ8L,Bから水平に3L/2(Aから水平に9L/2)」です。
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- htms42
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#1です。すみません 間違っていました。 重心の位置は はしごに沿って5L/2で合っています。 したがってPの位置はBから水平に(5/2)(6/10)L=(3/2)Lです。Aからだと水平に(6-3/2)L=(9/2)Lです。 平行でない3つの力がつりあっている場合、力の作用線は一点で交わります。質点ではなくて剛体の場合にも成り立ちます。この場合、モーメントの計算は不要です。 ただ剛体に働く力の場合はモーメントでやるほうがたいてい、計算が簡単になります。
- htms42
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床Bでの抗力(垂直抗力と静止摩擦力の合力) f 壁Aでの垂直抗力 R 人とはしごを合わせた全体の重心にかかる重力 W(=6Mg) この3つの力はつりあっているはずだというのは正しいです。 Rの向きは水平 Wの向きは鉛直真下 交点PはRとWの交点です。 >はしごと人、全体の重心GのBからの距離をX_GとするとX_G=5L/2 これはおかしいです。 重心はBからはしごに沿って(25/12)Lの所です。これはBから水平に(25/12)×(6/10)L=(5/4)Lの所です。 したがってPの位置はAからは(6-5/4)Lの所だということになります。この場合、はしごと人をあわせた重心の位置がわかっているのであればその後モーメントの計算は不要です。 正直にBでの抗力fを求めても当然出ます。 fを延長してRとの交点を求める事になります。 その場合、求めた静止摩擦力が静止最大摩擦力よりも小さいという確認が必要です。
補足
ご解答ありがとうございます。 >>はしごと人、全体の重心GのBからの距離をX_Gとすると >X_G=5L/2 >これはおかしいです。 どうやら説明が不足していたようです。すいません。 実はこの問題前の問題に関連していて 前の問題(3)に (3)いま、このはしごを質量5Mの人が登り始めた。 この人は下端Bからいくらの距離の所まで登れるか。 とあるんです。 ですから、(3)の問題文の内容と 解答でX_G=5L/2としていることを考えると 「質量5Mの人がはしごの下端Bから2Lの距離にいる」という表現は「質量5Mの人がはしごの下端Bからはしごを2L登った所にいる」 という風に意味が補足できるので解答に間違いはないはずです。 混乱させるような文を書いてしまい 申し訳ありませんでした。 >正直にBでの抗力fを求めても当然出ます。 >fを延長してRとの交点を求める事になります。 >その場合、求めた静止摩擦力が静止最大摩擦力よりも小さいという >確認が必要です。 この解法で解いてみたら f=3MG/4となりましたが 解答には ⅰ.f=3MG/4が出てくる過程 ⅱ.求めた静止摩擦力が静止最大摩擦力よりも小さいという確認 ⅲ.作用線の作図の図 の3点が入っていれば正解になるんでしょうか?? 出来たらご解答いただけるとありがたいです。
お礼
ご解答ありがとうございます。 おかげで理解できました!