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PPS樹脂 加熱後冷却時の収縮応力について
dgdsdhkの回答
- dgdsdhk
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PPSは専門ではないので、自信はありませんが、 結晶性の違いが原因ではないでしょうか。 PPS:結晶性、PET:非晶性 一般的な話ですが、結晶性樹脂を射出成形する際に、 残留応力(残留ひずみとも言う)が残る場合、収縮が おこったり、クラックが発生したりします。 原因を大別すると以下のようになります。 (1)冷却時に厚み方向に温度差がある (厚みが大きいものほど顕著) (2)成形時のせん断による分子配向 (成形体の表面と内部で異方性が生じる) (1)については、固体粘弾性(E')の温度依存性をみて E'の急激な変化がみられる温度域に成形温度がある場合 残留応力が残ると言われています。 (2)については、分子配向が起こり易い高分子ほど、 残留応力が残ります。 (1)、(2)ともに、結晶性の違いにより、挙動が大きく 異なりますので、一度、この辺りを検討してみては どうでしょうか?
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