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肝臓癌の治療

75歳の母のことでお尋ねします。 C型肝炎→肝硬変→肝癌に移行。 最初はラジオ波焼灼しましたが半年経って再発しました。 今回は大きさはまだ小さいが位置の問題で(肺か気管?に近い)ラジオ波はできず、動脈塞栓術になるだろうということです。 今週中にエコーで位置や大きさを把握し、治療方針を確定します。 そこで動脈塞栓術についてですが、これは抗がん剤を使用するものですよね? それがとても不安に思っています。 いわゆる抗がん剤治療(化学療法)よりは量的には少ない抗がん剤ということでしょうか? 量的に少ないなら副作用や身体への負担はどの程度なのでしょうか。 肝硬変で肝機能障害がある場合も抗がん剤は使用されるものでしょうか。 それからもう一つ質問させてください。医療を受ける基本的な問題になりますが… 母が現在かかっているのは肝癌では一応有名な癌指定病院で、症例数も多く、そういう意味では手術の「技術」については信頼しています。 けれど治療方針については、3ヶ月ごとの検診をして癌が見つかればラジオ波や塞栓術というスタンダードな手術をするだけで、他にはすることはないと言われるばかりです。 ネットなどで調べてみますと、温熱療法や免疫療法など癌には色々な治療があり、多くの人が行っていると知りました。 こういった治療(温熱や免疫)は、一部の病院や大学で研究されていて、そこに行かなければ受けられないということでしょうか? 今の主治医に話してみても、その先生がノータッチである治療ならできないということでしょうか? 結局患者は、受けたい治療があるなら自分でその機関にアクセスしなければならないということでしょうか。 たいへん初歩的な質問をいくつかして恐縮ですが、おわかりになることだけで結構ですので、どうぞ宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sodenosita
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回答No.2

>動脈塞栓術についてですが、これは抗がん剤を… おっしゃる通り、抗がん剤を使用することがほとんどです。ですが、主たる目的は肝臓癌への栄養動脈を詰め、兵糧攻めにすることです。同時に抗がん剤を併用することで、治療効果を高めることを期待しています。抗がん剤も使用量は少なく、全身に副作用が出ることはごく少数例です。いわゆる髪の毛が抜けたり、というものはほとんどないと思います。身体的な副作用は、抗がん剤によるものよりも動脈塞栓術によるもの方が主体となるでしょう。微熱が出たり、上腹部の重だるい感じがしたりすることはあると思います。また、肝機能障害があっても抗がん剤の使用を行います。というのも、そもそも肝臓癌を持つ人は肝硬変の人が多く、そういう人は多かれ少なかれ肝機能障害がありますので。そういう中で、有効性が確立されていると考えれば、抗がん剤使用がそれほど懸念されるべきものではないことは理解していただけると思います。 >こういった治療(温熱や免疫)は、一部の病院や大学で… 全国の医療機関において、それを導入するだけの有効性(コストも含めて)がないということではないでしょうか。研究機関と医療機関は必ずしも一致しません。肝臓癌治療にもガイドラインが出ていますが、今受けておられる治療はそのガイドラインに沿ったものと思われます。日本における標準治療=最良の治療となります。研究機関が行っている最先端治療というものは、すなわち研究的治療と言えるでしょう。この研究の成果が良いものであれば、全国に広がっていくでしょうし、それほどの効果がなければ、廃れていくでしょう。十年先にこれらの治療が標準治療となっている可能性もありますが、現状では研究的治療であり、この研究を推進しているところでなければ受けられないのも当然だと思います(非常に不適切な表現をするとモルモットになっているとも言えるのですから)。そして、今の主治医がその研究をしないのであれば、申し出たところで、そこに紹介状を書くことしかできないと思います。 >結局患者は、受けたい治療があるなら自分で… おっしゃるとおりです。その治療を受けたいのであれば、そこに行くべきです。ただし研究的治療は対象となる患者を選びますので、受診したからといって必ずしも受けれるとは限りませんが。

noname#66078
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 たいへん参考になりました。

その他の回答 (1)

  • AVENGER
  • ベストアンサー率21% (2219/10376)
回答No.1
noname#66078
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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