なぜミズノは敗北を認めないのか。

質問

スピードの水着の圧倒的高性能のはすでに明らかです。ミズノの製品でこれに当たるのは竹槍でB29を突き刺そうとするのと同じです。ところがミズノの社長は自分がどうこう云う立場にない、と述べたそうです。

どうこう云う立場にある人がこの地上にいるとすればミズノの社長以外にないでしょう。

自社の明々白々な低性能を認められない社長ってなんなんでしょう。これほど当たり前のことができないとなれば、今後ミズノがいかに性能の優秀を高らかに宣伝しても信じるものは稀になるはずです。

いったいなぜ、ミズノ社長は明らかな不利、と云うより敗北を認めないのでしょうか。なんの得があるのでしょうか。このままもし、日本水泳陣が北京で惨敗したとき、ミズノが被る傷の深さは他人事ながら慄然とするものがありますが。

いったいぜんたい、明らかに低劣な品を契約を楯に使用を強いる、そこにありうるメリット、それがあるなら教えてください。

回答No.10

agu1980

うん、質問者さんの言いたいことは何となくわかりますよ。

ミズノの社長さんのコメント「自分がどうこう言う立場にはない」というのは「勝ち」or「負け」ではなく、「選手にどこの水着を使ってもらうかは選手が決めることなので、自分としては悔しいがどうこう言う立場ではない」という意味でしょう。社長さんの立場としては「私がＳＰＥＥＤＯ社をお勧めしています。」とは言えないでしょうから・・・

上場企業の社長さんて大変なんですよ。わかっていても言えない事ってあるんですよ。なぜなら社長さんの一言で株価が変動しちゃうからなんですね。それが例え一時的なものであっても株主から猛烈な抗議があったら面倒なので、言えないんですよ。６月末は株主総会のシーズンじゃないですか、恐れてるんですよ。

もし模範的なコメントをするならば「今回は負けた。選手には好きな水着を使ってもらっていい。でもオリンピックは４年後もそのまた先もある。それまでには絶対に勝てる水着を開発して胸張って使ってもらえるように努力します。」って言ってほしかったですね。

んでもって選手も水着はＳＰＥＥＤＯでもジャージにはでっかく「ＭＩＺＵＮＯ」って入ってれば、まあいいじゃないですか。仕方ないもん。

お礼

＞ミズノの社長さんのコメント「自分がどうこう言う立場にはない」というのは「勝ち」or「負け」ではなく、「選手にどこの水着を使ってもらうかは選手が決めることなので、自分としては悔しいがどうこう言う立場ではない」という意味でしょう。社長さんの立場としては「私がＳＰＥＥＤＯ社をお勧めしています。」とは言えないでしょうから・・・

いや、私の考えでは「ミズノの社長たる私がスピード社の水着をお勧めします」とあからさまに宣言する、それが宣伝戦というものだってことです。

だって模範的なコメントはまさにその通りだと私も思いますから。「今回は負けた。選手には好きな水着を使ってもらっていい。（むしろスピードを着て欲しい）。でもオリンピックは４年後もそのまた先もある。それまでには絶対に勝てる水着を開発して胸張って使ってもらえるように努力します。」です。その通りです。

なのになぜそう云わないのか、ってのが疑問で。

今夕のニュースで、ミズノは北島に違約金の支払いを求めない、と声明を出しました。これがまたいかにも偉そうに、なぜか社長じゃなくて専務かなんかが出てきて、あたかも大目に見るかのように、恩恵を与えるかのように、です。これはもう、私には到底理解しえないようなややこしい力関係のようなものがあるのかもしれません。