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不眠症に悩む人への対策とは?
- 不眠症に悩む人への対策とは?正しい睡眠の取り方や睡眠環境の整え方をご紹介します。
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躁うつ病の者です。 普通の人は、どうしているのかは知りませんが、一般論から言えば、昼夜逆転していたり生活リズムが崩れていたりする人には、睡眠薬は効かないのです。 つい昨日、医師と話したばかりなのですが、まず大前提として、私の睡眠薬の処方を説明します。睡眠薬には作用時間に差があり、私の場合は入眠に短期~中時間タイプのロヒプノール、睡眠維持に中~長時間タイプのベンザリン、睡眠維持に完全長時間タイプのダルメートを合わせ飲みすることで、十分な睡眠を維持しています。 先日、ジャズのライブに行ったところ、ひどい興奮状態になってしまい、とても寝つけそうにないなあ、と思いながら起きていました。結局、明け方5時ごろになって眠くなり、「今から寝よう。でも、今から全部飲んだら、昼夜逆転してしまう。とりあえず、ダルメートを外して残りの薬だけを飲めば、4~5時間程度しか眠れず、朝、午前中に目が覚め、次の日以降、本来のサイクルに戻すのが楽になるはずだ」という判断をしました。で、上手く行きました。 医師いわく、「正解です。それでよかったのです」。 精神科で事情を話し、適正な睡眠薬の処方をお願いすれば良いと思います。睡眠薬の持続時間には個人差があり、もともとが酒飲みの人は、肝臓が強いので睡眠薬も速く分解してしまい、睡眠薬の持続時間が短くなる傾向があります。病気の症状の重さも、重要なポイントです。普通の人は、ダルメートまで必要になることは、まれです。 入眠不能の傾向が強いようなので、とりあえず、ロヒプノールとベンザリンをお奨めします。次の朝、起きてみて、ベンザリンが残っていて足がふらつくとかの症状が出た場合、ベンザリンには便利な仕組みがあるのでそれを利用するとよいでしょう。タブレット型の薬のまん中に割線という溝があり、ここにナイフを差し込んで割ると、半分にすることができるのです。ベンザリン半分くらいでちょうど良いと思ったら、医者に事後報告しましょう。 なお、うつ病を再発した場合には、色々な手段があります。坑うつ剤の持つ副作用を利用し、1日に6錠だとしたら、朝2錠、昼2錠、夜2錠にするのではなく、朝1錠、昼2錠、夜3錠にバランスを変えたりします。興奮状態が続いて眠れないのなら、本来は統合失調症の治療薬であるメージャートランキライザー(セロクエル、コントミンなど)で興奮を強引に押さえ込み眠らせるという技もあります。また、強烈な入眠効果をもつベゲタミンという睡眠薬がありますが、これは耐性ができ易い上に、効かない人には3日で効かなくなるという、極端な薬です。