- ベストアンサー
算数の問題が説明できません
教えてください。※はわからない点です。 某問題集に 1から?までの整数をすべてかけあわせた数を、わり切れるかぎり12で繰り返しわると、商が25025になります。?の数をもとめなさい。 ※問題は1×2×3×‥とある数まで繰り返し、その答えをわりきれるかぎり12でわっていくことか。 ※上記のくりかえしの結果最後の商が25025になるということか。 (問からよくわかってなくてすみません) 上記問題解答 素数の積に分けて考える 12=2×2×3、25025=5×5×7×11× 13 より ※まずここでなぜ素数にわけるのかが説明できません。(そんなもんだとしか) 少なくとも1から13までの整数をかけていることがわかる。 14=2×7で、14以上の整数までかけると、商に7が2つ残ることになる ※商に7が二つのこるとは。7が2つのこるとなんでだめなのか。 子供にあなたにはレベルが高いと保留しながらも、自分自身でもすっきりしません。算数にがて親子にわかりやすく教えていただけないでしょうか。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>※はわからない点です。 >※問題は1×2×3×‥とある数まで繰り返し、その答えをわりきれるかぎり12でわっていくことか。 >※上記のくりかえしの結果最後の商が25025になるということか。 問題文を噛み砕くと ------ 1×2×3×4×…と掛けて行って、ある数「X(エックス)」まで掛けた。 掛けて出た答えが12で割れるなら割って、その商がまた12で割れるなら割ってと繰り返したら、25025になって12で割り切れなくなった。 この時、ある数「X(エックス)」は幾つでしょうか? ------ と言う事です。 >素数の積に分けて考える 12=2×2×3、25025=5×5×7×11×13より >※まずここでなぜ素数にわけるのかが説明できません。(そんなもんだとしか) 「たくさんの整数を掛け合わせた数は、もっとたくさんの素数を掛け合わせた数と等しくなるから、素数にわけて、一番大きな素数を見ると、少なくとも、その素数まで掛け算を続けたのが判る」のです。 「1×2×3」は「素数の1と2と3を掛け合わせた数」です。「たくさんの整数を掛け合わせた数は、たくさんの素数を掛け合わせた数と等しい」ですね。 「1×2×3×4」は「1×2×3×(2×2)」ですから「素数の1と2と2と2と3を掛け合わせた数」です。「たくさんの整数を掛け合わせた数は、たくさんの素数を掛け合わせた数と等しい」ですね。 「1×2×3×4×5」は「1×2×3×(2×2)×5」ですから「素数の1と2と2と2と3と5を掛け合わせた数」です。「たくさんの整数を掛け合わせた数は、たくさんの素数を掛け合わせた数と等しい」ですね。 「1×2×3×4×5×6」は「1×2×3×(2×2)×5×(2×3)」ですから「素数の1と2と2と2と2と3と3と5を掛け合わせた数」です。「たくさんの整数を掛け合わせた数は、たくさんの素数を掛け合わせた数と等しい」ですね。 「1×2×3×4」を素数に分け「1×2×3×(2×2)」にすると「最大の素数は3」ですから「少なくとも、3までは掛け続けた」のが判ります。 「1×2×3×4×5」を素数に分け「1×2×3×(2×2)×5」にすると「最大の素数は5」ですから「少なくとも、5までは掛け続けた」のが判ります。 「1×2×3×4×5×6」を素数に分け「1×2×3×(2×2)×5×(2×3)」にすると「最大の素数は5」ですから「少なくとも、5までは掛け続けた」のが判ります。 さて、ここで「12で割り続ける」を考えます。 「12で割る」のは「2で割って、更に2で割って、更に3で割る」と言うのと同じです。 つまり「たくさんの素数を掛けた、掛け算の式から、2を2つと3を1つ取り除く」と言う事です。そして「12で割り続ける」のは「2を2つと3を1つ取り除く、を繰り返す」と言う事です。 「1×2×3×4×5×6」を素数に分け「1×2×3×(2×2)×5×(2×3)」にして「2を2つ、3を1つ取り除く」と「1×2×5×2×3」です。更に「2を2つ、3を1つ取り除く」と「1×5」が残ります。 これを元の問題文に当てはめると「1から?までの整数をすべてかけあわせた数を、わり切れるかぎり12で繰り返しわると、商が5になります。?の数をもとめなさい。」と言う事になります。「1×5」が残ったのですから「商が5になります。」って事です。 では、元の問題文で考えます。 「1×2×3×4×5×6×7×…………×?」を素数に分け「1×2×3×(2×2)×5×(2×3)×7×…………×?」にして「2を2つ、3を1つ取り除くのを繰り返す」と「5×5×7×11×13」が残りました。 残った素数の中に「13」があるので「少なくとも13まで掛け算を繰り返した」のが判ります。 つまり『ある数「X(エックス)」は13以上』と言う事です。 >14=2×7で、14以上の整数までかけると、商に7が2つ残ることになる >※商に7が二つのこるとは。7が2つのこるとなんでだめなのか。 14まで掛けると「(まだ12で割ってない)素数にばらした式」は「1×2×3×(2×2)×5×(2×3)×7×(2×2×2)×(3×3)×(2×5)×11×(2×2×3)×13×(2×7)」になります。 この式には「7が2つある」のが判りますね。「14まで掛けると、7が2つになる」のです。 逆に言えば「残った中に7が1つしかない」のなら「14は掛けてない」のが判ります。 もし14まで掛けると「14は、素数の2と7を掛けたもの」ですし、途中で「素数の7」も掛けてるので「14まで掛けたなら、7が2個残らないとならない」のです。言い換えれば「7が2個残るなら、14まで掛けた筈。7が2個無いなら、14は掛けてない」と言う事です。 つまり『ある数「X(エックス)」は14未満』と言う事です。 まとめると『ある数「X(エックス)」は13以上』で、かつ、『ある数「X(エックス)」は14未満』です。 結論は「13以上で、14未満の数」つまり「13」が答えになります。
その他の回答 (5)
- nrb
- ベストアンサー率31% (2227/7020)
答えは13ですね 普通に13回電卓たたくと答えはでますが それでは数学にならないので まず式と書くと n!÷(12のA乗)=25025 n!=(12のA乗)×25025 2つ式が無いと解けない のでパズル方式にします 12を分解しますね 12=2×2×3 これを種類別にすると 2×2×3 3×4 2×6 の3通りあります n!÷(12のA乗)=25025 のAは0以上の整数しか駄目です nも整数です まずはnの数字を考えます 25025は 7!は5040 8!は40320 となりますのでAは0では無いことがわかります 次に n!の中に必ず 2×2×3 3×4 2×6 これらが存在しないとだめです 25025は5の倍数です したがって 2×2×3×5が存在しないといけません こここで判るのは 3.4.5が必ず含むことが判る かならずnは奇数である 25025 を分解すると 25025÷5=5005 5005÷5=1001 7 × 11 × 13=1001 5×5×7×11×13=25025 ここで最低13であることが判ります 2×2×3 3×4 2×6 これらをつかって埋めて生きます 1、2.3.4 3.4これは12になります 2が今は残る 1、2.3.4、5、6 ここで 2×6=12 5は5×5×7×11×13=25025の中にあります 1、2.3.4、5、6、7.8.9.10.11.12.13 残りは 12と10、8、9です 10は2×5となり5×5×7×11×13は全部でました このりは 12、8、9、2 12は12で割れるの無視 8、9、2は 3×3×4×4ですの12×12 となりみごとに完成・・・・・・・・・・ これで 13!の数字が12の倍数であり25025の倍数です
お礼
たくさん書いていただきありがとうございました。親がまず理解して娘に説明しました。 なぜ5が存在しなければならないか、3、4、5がかならずふくまれるのはなぜか(なぜ2とか3とか5などがあらわれるのか、なぜ2、3などでなければいけないかが、素数だからの説明では、ぼんやりとわからなかったそうです)、 nは奇数であるなどに親子ともどもなるほどと思いました。 ありがとうございました。
- Ridden
- ベストアンサー率40% (4/10)
まず問題文で商がといっているので 12で複数回割った答えが25025になるというのがわかります 次に素数に分ける理由ですが 素因数分解という作業をやっているわけです 1以外の数字は素数をかけた形に分解することが出来ます たとえば6という数字は2x3というふうに表すことができます ということは かけたりわったりしてた結果の25025という数字は 12を素因数分解した2x2x3の塊だけがなくなっている数字 となります なので25025を素因数分解するとかける前の数字に 近づけることができます そこでやってみると5x5x7x11x13となるわけですが 13までは確実にかけていることがわかります そこで13の次の数14をかけてあったとすると 素因数分解をしたときに14の素因数である7がでてくるわけですが 25025の中には7は一回しか出てきません 1~13をかけるたとき7もかけることになるので 13まででもう既に一回7があるります 14をかけていたならば商を素因数分解したとき 7は二個でなければいけなくなります なので13までかけたということがわかります
お礼
説明をいただきありがとうございます。 25025という数字は、12を素因数分解した2×2×3の塊がなくなった数字であるという説明は、娘にはとてもいい説明だったようです。 とった最後にのこったものから考えたなぜ7は2個あってはいけないかがわかったようです。ありがとうございました。
- lotdid
- ベストアンサー率41% (13/31)
電卓をつかっていいならこういう考え方もできます。 何回12で割ったのか? 25025の前は 25025*12=300,300=1*2*3*50050 となりますが、50050が4で割り切れません。 同様に 25025*12*12=3,603,600=1*2*3*4*5*6*7*715 →715が8で割り切れない 25025*12*12*12=3,603,600=1*2*3*4*5*6*7*715 →715が8で割り切れない ・・・ ・・・ ・・・ 25025*12*12*12*12*12=6,227,020,800 =1*2*3*4*5*6*7*8*9*10*11*12*13 となります。 小学生?子供には素数という概念も難しいでしょうから、 数字に興味を持ってもらうには、 逆からのアプローチも面白いと思います。 からすると素数の概念も若干わかりやすいと思います。
お礼
説明ありがとうございました。今回たくさんの方に答えていただき、すこしずつ違う説明が娘には、多方面からの理解になり、一問でいろいろ勉強できています。 lotdidさんの答えはゲーム的で楽しかったようです。なかなか素数とはなんぞを小5普通レベルの娘にすっきりわかるよう説明するのは難しく、昔の私のように、もやもやわからないまま算数嫌いになりそうなので、興味をもたせるのは大変です。分解して考えていくやりかたもあれば、電卓片手に解いていくやりかたもある、いろいろある、いろんなやりかたがあるということを教えていただきありがとうございました。
- kabaokaba
- ベストアンサー率51% (724/1416)
>※問題は1×2×3×‥とある数まで繰り返し、その答えをわりきれるかぎり12でわっていくことか。 >※上記のくりかえしの結果最後の商が25025になるということか。 そういうことです。これ以外の解釈は困難です。 >※まずここでなぜ素数にわけるのかが説明できません。(そんなもんだとしか) すべての正の数は素数の積に一通りに分解できます. 12とか25025とかいう数で考えるのは困難なので それの構成要素である素数に分解して考えるというわけです。 1から?までの数を全部掛け算したということは 絶対にその中に1から?までのすべての素数があります。 中には複数入っている素数も当然あります。 この「かけた数」を12で割るということは。 2を二個,3を一個取り除くということになります。 25025= 5が2個,7,11,13が一個ずつです。 こういう数を「1から?をかけた数」から「2を二個,3を一個」 だけ取り除く操作で作り出そうとすると, 「1から?をかけた数」には絶対に「5が二個,7,11,13が一個」が 含まれなければいけません. そのためには最低でも,「1から13まで」かけなければいけません. 「1から13まで」には,5と10がありますから, 「5が二個,7,11,13が一個」の条件は満たします. しかも,「1から13までかけた数」には 「5,7,11,13」と「2,3」以外の数は含まれません (複数個入ってるのはかまいません). ここで,14もかけてしまうと,14=2x7ですので, 7がもう一個入ってきます. 12で割るとは「2を二個,3を一個」取り除くことなので 14までかけてしまった場合の「余分な7」はいつまでも残ります. つまり,25025にはなりえません. したがって「答えの候補」は「1から13までをかけた数」です. 1から13までかけた数は 1x2x3x4x5x6x7x8x9x10x11x12x13 = 2x3x(2x2)x5x(2x3)x7x(2x2x2)x(3x3)x(2x5)x11x(2x2x3)x13 = (2が10個)x(3が5個)x5x5x7x11x13 = {(2が二個)x(3が1個)}が5個 x5x5x7x11x13 よって,1から13までかけた数を12で5回割ることで 5x5x7x11x13 = 25025 になるので,求める答えは「13」 こうやって「掛け算」を分解することで その構成要素の個数を数えるという 対象が小さい数の問題に変換してしまうのです.
お礼
こまかな説明をありがとうございます。 なぜ13までなのかの説明が、”こういう数を~”から順をおって理解できました。分解して考える必要がなぜ必要なのか、娘に説明できました。分解するのは大きな数では考えられないからだけでなく、数の構成から考えていくためにも必要なのですね。親も何かがわかったきがします。ありがとうございました。
- outerlimit
- ベストアンサー率26% (993/3718)
A:12=2×2×3 は 2*3*4/2 B:25025=5×5×7×11× 13 か5*7*10*11*13/2 Bより 最低でも 1~13までかけることになる 1*(2)*(3*4)*5*(6)*7*(8*9)*10*11*12*13 これから12で割り切れる要素を除去 3*4 2*6 8*9 12 が除去されて 2*25025となる ので 13まででは満足しない 14までとすると 2*14*25025 で12で割り切れない 同様に 15までとすると 2*14*15*25025 2*2*7*3*5*25025 =(2*2*3)*5*7*25025 で12で割り切れる 算数では この程度でしょうか
お礼
説明をありがとうございました。 最初の2行の説明から1~13までかけることがみちびかれているのをみて、私にはぽんとこんな発想は出ないわと思いました。 娘も最初の2行をみて、こんなふうに2から13までだすやりかたもあるのかと興味深げでした。(どうやったらこんな発想がぽんとでるようになるかは、勉強しろとしかいえませんでしたが) 今回皆様がいろいろなやりかた考えかたをかいていただけたので、娘は(私自身も)考えかたは一つでないことを学びました。 ありがとうございました。
お礼
こまかくかみ砕いて書いていただきありがとうございます。お手間をかけました。 娘にはchie65536さんの書かれたものが、読みながらよくわかったそうです。 とくに”たくさんの~”の部分で、なぜ素数にするのかが”わかった”そうです。何度も繰り返していただいたので覚えたようです。ほかの問題にも応用できそうな気がするそうです。 「1×5」が~「商が5になります」のたとえに親子で”ああそうか”とよくわかりました。あと、7が二つあるのがなぜいけないのかが、親子二人で納得です。 ありがとうございました。