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~ありきの文法的な解説をおねがいします。
人生ありきなど、~ありきと良く使われますが、 この、ありき、とは文法的に説明すると どのようになりますか? 教えて下さい。
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これは、(口語ではなく)文語です。 「あり」の連用形 + 「き」の終止形 #1様のお答えで完璧です。 「でしょうな」は、不要。(笑) あり http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E8%A1%8C%E5%A4%89%E6%A0%BC%E6%B4%BB%E7%94%A8 き http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E5%8B%95%E8%A9%9E_%28%E5%9B%BD%E6%96%87%E6%B3%95%29 映画「2001年宇宙の旅」のテーマ曲に使われた交響曲のタイトル 「ツァラトゥストラはかく語りき」 は、 「ツァラトゥストラは、そう語った」 という意味です。 「先に×××ありきでの議論」 は、×××がすでにあるものという前提をしてしまった上での議論のことです。 「~ありきでの議論」という言い方をするときは、大概、暗にその議論のことを批判しています。 ちなみに、 「父の在りし日の姿」 は、 「父がいた(=生きていた)日(=とき、ころ)の姿」 です。 ここで、「し」は「き」の連体形です。 また、 過去を表す助動詞は、「き」と「けり」がありまして、 多くの場合、「き」⇔「けり」でチェンジしても成り立ちます。
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- yu-ki0701
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「あり」はラ変活用動詞「あり」の連用形。 「き」は過去の助動詞「き」の終止形。 でしょうな。 過去の助動詞「き」は連用形に付く助動詞ですからね。
お礼
文法的に解説していだたきましてありがとうございました。 とてもよくわかりました。
お礼
回答いただきましてありがとうございました。 3つの使い方の例は、とてもためになり、 より深く知ることが出来ました。 もっと勉強します。