公務員のかたに質問

質問

あなたたちは、国民の税金で給料もらってる意識ありますか？とくに国会議員や高級官僚どもは、そう思ってないように感じますが。

回答No.5

teinen

公務員でなくても，公共事業で飯を食っている業界・業者がたくさんあります。これらの業界・業者で働いている人の給料も，元を糺せば税金です。でもこれらの人々は，自分の給料は税金から出ていると認識していないでしょう。
　高齢者等が貰っている年金の３分の１は税金です（今後，２分の１まで引き上げられます）。でもそんなことは気にとめていないでしょう。
　生活保護費なんて全額税金です。
　私たちは，水道水を使えば水道料金・下水道料金を支払いますが，その料金収入のみによって水道・下水道事業がまかなわれている訳ではなく，税金による補てんがあります。ごみ収集も税金で賄われています。国民健康保険も保険料収入だけでは賄い切れず，税金から補てんされています。払っている税金以上のサービスを受けている人が大半です。でもそのことを認識していない国民が大半です。

　このような人に比べれば，公務員の方々は，給料は税金から出ていると認識されているでしょう。しかしながら，なぜ税金から給料が貰えるかと言えば，やはり，労働の対価だからです。公務員は無税ではありません。給料から税金を支払っている納税者でもあるわけですから。

　税金の無駄遣い，職員の不祥事のニュースが溢れている中，直接国民から税金や使用料等の徴収したり，滞納整理を担当している公務員は，自分がしたことではないのに，国民から税金の無駄遣いや職員の不祥事に関する罵声を浴びせられながら業務に精励されています。
　マスコミ等が取り上げる一部の公務員のおかげで迷惑している公務員がたくさん居るのも事実です。
　税金等を徴収している公務員もいれば，集まった税金を使う（事業を執行する）公務員もいます。前者の方が，税金から給料を貰っていると強く認識しているようです。

　国民が公務員の監視を怠らないこと。そのためには常に国や自治体のやることに不信感を持ち続けること。
　国会議員も地方議会議員も地方自治体の首長も国民の選挙によりその職にあるわけですから，それらの人々がきちんと仕事をしているか，公務員をきちんと働かせているか，悪いことをした公務員を厳罰に処しているかを監視し，選挙により評価すべきものです。

　誰が提唱した法則かは忘れましたが，公務員でも企業でも，給料以上の働きをしている者が２割，まあまあ給料相応の働きをしている者が６割，給料以下の働きしかしていない者が２割。給料以下の働きしかしていない者２割をクビにしたら，無駄がなくなるかと言えば，そうではなく，また，給料以下の働きしかしない者が２割になるそうです。
　どうやら永遠の課題のようです。

お礼

ありがとうございます。回答者さんの見解のとおりですね。僕たちができることは、つねに感心をもつこと、そして自分の意志がで選挙に行くことですよね。