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断熱充填工法の通気止め

mineokachanの回答

回答No.4

No.3です。 ご質問にお答えいたします。 >基礎断熱を進められていますが、発泡系断熱材の >シロアリ害の事はどのように判断されましたか? 自宅は基礎断熱の基礎部分のみ内断熱になっています。言われているとおり,シロアリを懸念した結果です。 具体的には,発砲ポリスチレンフォームB類第3種55mmを基礎の内側の立ち上がり(外周から1m以内の立ち上がりも含む)&底盤基礎全面に敷き詰めました。 シロアリについては薬剤に頼っていると保証期間が過ぎてしまえば,むしろ入りたい放題になってしまいますので,物理的防御が必要です。 床下を乾燥状態にしても,餌さえ存在すればシロアリは侵入してきます。 また,基礎の外断熱をして,ターミメッシュ(ステンレスメッシュ)をやっている工法もありますが,ターミメッシュの繋ぎ目はよほど慎重に施工しないとシロアリが侵入してきますので,施工でのミスが命取りになりかねません。 シロアリ対策の観点から言えば,自宅では配管の立ち上がりには,自作で捨てコンの上にステンレスメッシュを針金で配管にぐるぐる巻きにして施工しました。その上から底盤基礎を打設してもらいました。 (建物は日々常に揺れているので,配管とCoの隙間が将来できるであろうと懸念したためです。) あと,底盤Coと立ち上がりCoの打ち継ぎ目はレイタンス処理を施してもらい,その打ち継ぎ目が土の中に隠れる部分については,直接土に接しなくするためにCoブロックを型枠代わりに使用して,モルタルを流してもらいました。そのようにして打ち継ぎ目からのシロアリの侵入を防いであります。 それと,土台は米ヒバを使用して,床下から1m以内の立ち上がりについては,天然ヒバ油を使用しました。過剰投資です。 なぜそこまでシロアリ対策を行うかというと,基礎断熱にした場合,冬場の床下の温度は高くなります。イコール底盤基礎温度も上がるのです。いくら底盤基礎上に断熱材を敷き詰めたとしても,断熱材は熱の伝わりを遅らせる効果しかないので,真冬の底盤基礎裏はどうしても暖かくなりがちです。そこにシロアリが蟻道を形成する場合があり(シロアリは,1枚の盤裏に蟻道を形成する特徴がある。),もしそのようになってしまえば,どんな小さい隙間からでも侵入される事は容易になるからです。 また,床下の蓄熱を考慮して,断熱材の上から厚み50mmのモルタルを流して,蓄熱層にしています。 実は自宅にはもう一つ暖房器があり,蓄熱式暖房器を床下に置いているのです。それにより冬場の1階のフローリングの冷たさを解消しています。 床暖房も考えましたが,メンテナンス性や施工性(施工時に配管に釘が刺ささって液漏れの原因にならないか)などを考慮して,断念しました。 >私は2.0cm2/m2程度で良いと思っていましたが、 次世代省エネ基準では,東京などのIV地域は気密値は2.0になっていますね。 しかし,ダクト式第3種機械換気を用いる場合,0.7以内に収めていないと換気はできません。矛盾した制度になっていると思います。 第1種機械換気を使えば,2.0でもぜんぜん問題がないのですが,私は何年何十年も掃除できないような吸気ダクトを使用した換気がはたして新鮮な空気を取り入れていると考えたくありません。 1日の大半を過ごす住宅は,小さい子供のためにも第3種機械換気にしなければいけないと思います。 また,何かあればコメント下さいね。

W-Lotus
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 一般的に言われている基礎断熱のシロアリに関する懸念を全て処置されていると理解しました。大工の人工を含めたコストとしては相当なものだったでしょうね。ただ、ご自身でも作業されたという事で、大事な部分にはお金も手間もかけるスタンスでいらっしゃるという事ですね。 コスト的にも余裕はないので、今までの住宅の歴史を正とするならば、床下換気を持って床断熱で根太レスで通気を止めて気密性を高めるのも、最高ではないかもしれないが私にとっては最善のような気もしてきました。 ただ、気密性を0.7以内とすべきというのは知りませんでした。 当方の計画は高さ方向の制限が厳しい為、ダクトルートを設ける余裕もない為、原始的な局所換気ファンと給気スリーブとアンダーカットの組合せで進めるつもりでおり、もちろんこの場合も気密性が高くないと機能しない可能性があるのでしょうが、止むを得ないかな、と思っています。

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