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断熱充填工法の通気止め

mineokachanの回答

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回答No.3

こんにちは,私は自宅を最も優れている高気密高断熱住宅を建てたいと願って,着工前に2級建築士を取得し本を60冊以上読んだうえで,工法及び依頼先を決めました。(場所は関西地方) 木造外張断熱(次世代省エネ基準)・気密シートによる高気密(C=0.06cm2/m2)です。 私の感想から言うと,在来工法で充填工法では,満足した断熱性・気密性が得られないと思います。 先ず断熱ですが,筋かいが設置されるところは,どうしても断熱材がきっちり収まりません。また懸念されている通気止めもよほど熟練した大工さんでないと関西(関東)くらいでは,意味すら分らない大工さんがいらっしゃって,施工するとしてもミスが多発するおそれがあるでしょう。 次に気密シートですが,床断熱の場合だと浴室の部分が難しい施工になってくると思います。浴室の基礎はメンテナンスのために人通口を設けなければならないため,高気密住宅を造るのであれば,しっかりと浴室を気密シートを気密テープを使って張る必要があります。 ユニットバスだと浴室スペースに壁が設置されてから搬入されるので,気密をとるための気密テープを張ることが非常に困難になります。 あと,浴室の床も断熱する必要もあります。 また,設備屋さんが開ける穴やコンセント・スイッチもきちんと気密断熱処理をする必要があり,下請業者にもそのように指導しなくてはいけません。 つまり,結論から言うと,在来工法で断熱充填工法では,満足した高気密・高断熱住宅を造ることは,至難の業と言えそうです。 寒冷地以外の地域で木造高気密高断熱住宅を造られるのであれば… ・断熱方法…外張断熱 ・気密方法…気密シート(経年劣化が起こりにくい) ・床断熱or基礎断熱…基礎断熱 にすると現場のミスも少なくなり,今のところベストな工法になると思います。 ちなみに私の自宅は完成してから3年半が経ちましたが,50坪2階建てで1台のエアコン(2.2KW)で全館冷暖房を行っており,全部屋とも快適な温熱環境で暮らしています。オール電化で冷暖房費を入れても夏は10,000円前後・冬は13,000円前後の電気料金です。 これからですね。一生に一度の高い買い物ですもの,頑張って下さいね。応援しています。

W-Lotus
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ご自宅の建設のために資格を取得されたとの事。 頭が下がる思いです。 C値の値、すごいですね。私は2.0cm2/m2程度で良いと思っていましたが、 そこまでやられたからこそ1台のエアコンでの全館暖房ができる快適なお住まいが出来たのですね。 外断熱をお勧めになっていますが、私も書籍等で外断熱は候補に上げていました。 ただ、隣地境界や高度地区の斜線が厳しく、外壁厚を少しでも縮小したい事等、 色々悩んだ末に充填工法で進めようと決めてきた経緯があります。 しかし、実体験者に勧められると、悩みますね。 基礎断熱を進められていますが、発泡系断熱材のシロアリ害の事はどのように判断されましたか? 充填工法基礎断熱もあるようですが、シロアリ害の資料を読むと、 (基礎のコンクリートを蓄熱層として利用しない場合) 床下換気を行ったほうが良いように思っています。 もし、何かご存知でしたら教えてください。

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