日本のCDジャケットは何故ダサい！？

質問

日本のCDジャケットに、洋楽で言うところの「名ジャケ」が、
あまりにも少ない。

ビートルズの「アビィ・ロード」
クラッシュの「ロンドン・コーリング」
ピンク・フロイドの「原始心母」
デヴィッド・ボウイの「ロウ」
PILの「フラワーズ・オブ・ロマンス」

……など、洋楽には数え切れないほどの素晴らしいデザインのジャケットが存在し、主役の音楽に花を添えています。
日本にこれほどまでに素晴らしいデザインのジャケットが存在しないのは何故なのでしょうか？

また、洋楽マニアならとっくに気付いていると思われるのですが、日本のジャケットはパクリが多いです。
「まんま、あれやんけ！！」というのがあまりにも多いのもなぞです。
オマージュのつもりなのでしょうか？
それにしては音とは関連性が無くただのパクリにしかみえません。
本当に「プロ」のデザインなのでしょうか？なぜわざわざパクル必要があるのでしょうか？

ADは何故ちゃんと注意しないのでしょうか？

回答No.7

ta999

僕も邦楽アレルギーは持っています。良いものがないと感じるんです。
音にしろ、スタイルにしろ猿まねに見えてきてしまいます。が、日本製でも優れたものは数多くあると思います。（メジャーですがスピッツや、ミスチルなどはやはりいいですね）

少し考察してみます。世界的にみると「ポピュラー音楽」は英語圏の国々の寡占になっています。英語話者ですが
母語として：約3億8000万人
第二言語として：約６億人
と出ています。片や日本語は話者数こそ世界１０位以内に入りますが、話されているのは「絶海の孤島の中」でだけです。
購買層や、世界への発信力において日本の音楽は英語圏の音楽に対してかなり不利になる。
で、世界中で聴かれている英語の音楽が日本にもどんどん入ってきて、欧米礼賛の気風も強いので、「世界的で聞かれているすぐれた音楽」として洋楽が捉えられやすく、自国の音楽が評価されにくいのではないか。（これは日本以外の国にもありえる状況だと思います）
次に、
感性においても圧倒的に劣ります。みんなと強制的に合わせなければならない局面が続く中で、「個」は抹殺されていく。皆に迎合したバラエティのないあり方が評価されるような社会（共通前提として、向こうの真似をしがちなのかな？）と、
幼いころから自己主張を強くし、また表現に生活の糧をかけているような人々がいて、多民族国家でより多くの心に響く芸術を生み出さないと評価してもらえない社会、とでは、すぐれた表現者が多くでて来るのはどちらの社会か。
差は明らかなように思います。

私は、専門家でもない限りは、自分のよいと思うものを楽しんだらいいと思います。国際的なレベルに達しないとしても、すぐれたものが邦楽にもあるはずです。

回答No.6

ulmo

あんまりデザインと関係ないですが。

洋楽好きの人は、えてして邦楽を低く見る傾向がありますね。
学生時、同級生にもおりましたが、
「じゃあ日本人であるお前の作る曲は邦楽だから、ダサいよなっ！」
と言われると黙ってしまっておりましたが（笑）。

何かを好きになるのはまったく構わないですが、
そこで対抗馬を揶揄するのはいかがなものでしょう。
自身の品格を貶めるだけだと、米大統領選挙を見てると思います。

回答No.5

sicco

冷静な意見として。

全てがそうだと決めつけるわけではないですが、今の邦楽業界は「量産体質」だと思います。
「数撃ちゃ当たる」的なところがあって、楽曲ひとつひとつのレベルはどうしても下がり気味だと感じます。
あなたが取り上げたジャケットは、どれも楽曲じたいが天才的なので、ジャケットデザインも素晴らしく感じられる、という部分が大きいでしょう。
そういうものと比較することじたいが厳しいでしょうね。

また、そういう体質であるがゆえに、デザイン料も安いですからね。
その楽曲に惚れて、いいデザインをしてやるぜ！という例もあるでしょうが、「こなし仕事」として引き受ける場合も多いと思います。
かけられるお金と時間の差は、やはり最終的なクオリティの差となって現れます。

それから、「パクリ」は意識してやっていると思いますよ。
悪いことと思ってませんから。
「まんま」はどうかと思いますけど。
なにか元ネタからデザインを起こす方がその楽曲の世界観を伝えやすい、と判断したら、ＡＤは悪気なくそうします。
そういったことも含めてプロの仕事なのです。

お礼

＞「楽曲ひとつひとつのレベルはどうしても下がり気味だと感じます」
これはそのものズバリですね。

＞「どれも楽曲じたいが天才的なので、ジャケットデザインも素晴らしく感じられる、という部分が大きいでしょう」
それも、あるのかも知れませんが、やはり、名盤は名ジャケの割合が高い気がします。
これは製作者側のヤル気に関係しているものであると思います。
「歴史的名盤つくったるで！」という製作者側の気持ちがデザインに現れているような気がします。

しかし、確かにあなたの仰るように、今の日本ではそれは難しいことなのかもしれませんね。
これは、デザイナーだけではなく音楽業界全体の複合的な問題なのかもしれません。

う～ん。
プロって難しいですね。

回答No.4

underQ

デザイナーです。

まず、日本のCDジャケットにもデザイン的に観れば名盤は沢山ありますよ。
どうも洋楽マニアが内輪で名盤だと言っているだけで、私は洋楽ジャケットの方がダサいと感じます。ただ世界は広いですからね、すばらしいと思うものも沢山あります。これは個人の感覚の話かもしれません。

それとADが注意するはずがありません。
ADが狙ってやらせているのですから。

もうひとつ、似ていたら「パクリ」ですか？
恵比寿の名店のチーズケーキも、コンビニのチーズケーキも似ています。ただ、その質やニュアンスの違いを誰もが分かるわけではありません。感じ取れる人には感じ取れているのでご心配なく。

大好きな洋楽をお楽しみください。

補足

すいません。
私の言葉足らずだったようですね。

邦楽も私は大好きなんですよ。
ジャケットも素晴らしいものが沢山あることは知っています。

ただ、最近の邦楽、しかも、メジャーになればなるほどダサくなるというか、パクリが多くなる傾向にあるのが不思議で。

これはPVですが、マドンナと浜崎のPVがまるきり一緒のものが存在します。
そんなにパクルことに労力を注ぐのならば、もっと違うことに注げばいいのにと思ってしまいます。

そういうことが、私にはとても不思議なのです。

後、芸術をチーズケーキと同列に捕らえていいのだろうか？

食べ物が無ければ人間は絶対に生きていけない。
そかし、芸術が無くとも人間は生きていける。
しかし、だからこそ、芸術には本気で取り組まなければならないと思うのだが、どうか？

回答No.3

sunsowl

ADです。

>ビートルズの「アビィ・ロード」
>クラッシュの「ロンドン・コーリング」
>ピンク・フロイドの「原始心母」
>デヴィッド・ボウイの「ロウ」
>PILの「フラワーズ・オブ・ロマンス」

全てどういったビジュアルかは知っていますが、
日本のCDジャケットに比べ、これらのジャケットのクリエイティブが
「優れている」理由をぜひ、お聞かせ願いたいです。

質問者さまの場合、単に邦楽のレベルが低い＝ジャケットデザインもそれなり、
という図式を描かれていることが、ご質問のような疑問をお持ちに至る
原因ではないかと思われます。
恐らく、邦楽に対する抵抗感が払拭されない限り、誰が何を言っても
納得はなさることはないでしょう。

ただ個人的には、質問者さまが「名作」と仰る
ビートルズだとかピンクフロイドだとかと、
今の邦楽とを楽曲・ジャケットデザイン共に「比較」すること自体、
正直言って無理があるのではないかと思いますが。
時代背景も何もかも違いますし…

補足

う～ん、確かに時代背景が違うので、比べることには無理があったのかもしれません。
ただ、むこうのデザインは思想というか伝統というか、そういうところを大事にしている感じがしますね。
たとえばイギリスでブリット・ポップが流行ったときビートルズに良く似たジャケットが大流行しましたが、こういうのは許せるのです。
なぜならば、そこに「意味」があるから。
日本の場合は、なんか格好いいから真似ようとか、デザインがいいから採用しよう、とか、その辺のレベルのような気がします。

私は洋楽馬鹿では無くて、邦楽にも素晴らしいジャケットがあることは知っています。

しかし、あまりにも格好だけで、「意味」のないデザインが多すぎる気がします。

回答No.2

noname#65902

ああもうひとつ。
> ADは何故ちゃんと注意しないので
注意してないんですか？
かなりの事情通さんなのでしょうか。

質問者さんが思惑を伝える努力をしてるのに
理解されてないというのなら、
音楽界のモノ作るする人はその程度、と
思ってればよろしいのでは。

お礼

＞音楽界のモノ作るする人はその程度、と
思ってればよろしいのでは。

確かにその通りかもしれませんね。
私の学校から音楽業界に就職できた人は、音楽が好き！という人ではなく、要領が良いと言うかなんというか商売上手というか、そんな感じの人が多かったです。

回答No.1

noname#65902

> 日本のジャケットはパクリが多いです。
> なぜわざわざパクル必要があるの

これが事実でないなら質問者さんの「思い込み」なだけなんですが、
確証あるのでしょうか？

補足

ミスチルの「ディスカバリー」とU2の「ヨシュア・トゥリー」
同じくミスチルの「イッツ・ア・ワンダフルワールド」の地球から花が生えているイラストは有名な海外のイラストレーター（名前忘れました）のものとほぼ同じ、何故、もう少し捻らないのだろう？

ミッシェル・ガン・エレファントの「ベイビー・スターダスト 」とピンク・フロイドの「夜明けの口笛吹き」。

RAG FAIR の「エアー」とビートルズの「リボルバー」（これが一番腹が立ちました。よくも、まぁ、ビートルズのジャケットをパクレたものだ。恥ずかしくないのだろうか？
しかも、アマゾンのレビューには「デザインがいい」とか書かれているし。無知であることは幸せか）

サザンの「海のYHAAA!]もツェッペリンのなにかと一緒です。

ぱっと思いつくだけでも、有名所でもこれだけ有ります。
これはパクリではないのだろうか？　「たまたま」似てしまったのだろうか？だとしたら奇跡としか言いようが無い。