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マイナス思考の友達と、プラス思考になった僕(長文です)
僕には、高校時代に知り合ってから7、8年ほどになるS君という友達がいます。 S君は、もともとマイナス思考というか、虚無的な発想をする人で、 「人生に意味なんて無い」「女はつまらない、信用できない」といった考えが根底にあるような人でした。しかし、喋りはうまく、その一風変わった性格から、面白い発想を生み出す人でもありました。 また、僕も高校の当時は、S君の冷めた考え方に、共感を抱いていました。 大学時代の間は、互いの学校の場所が違うせいもあり、あまり会うこともなかったのですが、数年ぶりに僕が地元に戻り、久しぶりに会うと、ますますマイナス思考に磨きがかかって、「自分は生きている意味が無い」「毎日、何もする気が起きない」と言うようになっていました。 僕は、高校時代とは考えが変わり「人生に意味はある」「夢を持ち、その目標を達成したい」「女の人と話すのは楽しい」といった意見を持つようになっていたので、何気ない会話の中でも価値観の違いが気になりました。 高校の時は、本当に気のあう奴で、楽しかったのですが、今は一緒にいると、こっちのやる気までなくなるような気がします。また、以前は聡明な人だったんですが、最近は怠けきって、毎日何もしていないそうで、個人的には彼の得意な発想も高校時代と比べて低いレベルになっていると思いました。しかし、そんな彼とグダグダ喋っているとまるで高校時代のようで楽しく、その反面、自分も彼と同じやる気のないオーラに呑まれていくようで不安です。 彼は、最近よく電話をかけてくるのですが、正直、微妙な気持ちです。 彼とは、今後どう接していけばいいでしょうか? できれば、彼と理解しあえる部分を増やして、仲を続けていきたいですが、彼の厭世的な価値観は安易に変えられないとも思っています。いい方法や何か意見、似たような体験談があればぜひ教えてください。
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解決法ではないのですが、私も今少し似たような状況なので気になって書いております。 心理学によれば、人間の思考とはポジティブなこと・ネガティブなこと、両方を感じ取ったり考えたりすることは誰でも出来ているのに、常日頃から自分自身の性格や思考パターンを「俺は根暗な人間だ」とか「人生なんてどうせ~だ」などとネガティブに認知していると、そんな自意識とよりズレがないネガティブな知覚や思考を選択し取り込むということらしいです。もちろん逆のパターンも同じです。 ですから例えば、あなたとその友人が一緒に出かけて同じ映画でも見たとすると、同じ映画を見たというのに終わった後の感想は全く逆ということになりかねないのでしょう。 友人は、高校時代は子供らしいかっこつけ程度でニヒリズムっぽい言動を格好つけで取っていたのかも知れませんが、それが受けているうちに本当にどんどんそちらの方向へ思考スキームが変化していったのかも知れませんね。 それでもその友人があなたにたびたび電話をかけてくるのは、やはり人間、基本的には「楽」とか「快」を求めるものだからでしょう。同じ映画を見ても、彼と同じタイプの人間同士なら終わったあと「つまんない映画だったな」「ああ、損したな」と・・・こんな感じで盛り上がらないでしょうから。やっぱり「おもしろかったな。こんなところが斬新だったな」とか、生き生きと感情を交えて話す友達の方が一緒にいて楽しいでしょうね。 正直、そういう友人と一緒にいるのは辛いですよね。人間って、自分と違う意見が出ると、次には無意識にそちらの意見に近い発言や発想をするものだという実験の話も聞いたことがあります。ですから、あなたとお友達が一緒にいるようになると、あなたは多少彼に近くネガティブ寄りになり、彼のほうは少しポジティブになるのではないかと想像します。 でも、せっかく世界を肯定的に捉えられているあなたが変わってしまうのは、私はもったいないことだと思います。 彼と二人きりで会うと、例えば何かネガティブな彼の発言に対していちいち否定も出来ないのでどうしても多少同調せざると得ないと思いますが(そうやっているうちにあなたもネガティブに変わっていきます)、これからは二人きりで会うのではなく、共通の友人(できれば明るく発想できる人たち)と複数で会うようにしてみては如何でしょうか。明るい人たちが集まることにより、場の空気があまりネガティブには流れにくくなるかと思います。
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- goodn1ght
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彼から得るものはないので距離をおいた方がいいです。
お礼
おっしゃる通りなんですが、 僕自身、7年間も付き合った友人というのは本当に数少ない友達なので、大切にしたいという気持ちもあります。難しいところですね。 ありがとうございました。
- jimmy35
- ベストアンサー率26% (468/1774)
友達・知り合いとしての付き合い方のバリエーションをあなたはいくつお持ちですか?そのことの再考をお勧めします。 例えば自分の場合もあまりバリエーションがあるわけではないですが、少なくともその知り合いの考え方を学ぼうという姿勢はあります。ペシミストの場合、確かにその考え方のブラックホールに引きずり込まれそうになる感覚はあるのはわかります、が、そこで彼の持っている物で自分に足りないものは必ず何かあるはずです。そこがあなたの心の中で、はっきりしていれば引きずり込まれることなく付き合っていけるはずです。 あなたが高校卒業後の経験で高校時代とは違った考え方の持ち主になったのでS君の考え方にレベルの低さを感じてしまっているのではないか(つまり、当時とは違った視点で人を見れるようになったので)と思いますね。相手の基本の性格が変わってないので彼の成長が見えにくくなっているのではないかと思いますよ。もっともペシミストな考えの持ち主は基本頑固者ですから、柔軟な成長力には欠けるというキライはあるんですけどね。
お礼
>彼の持っている物で自分に足りないものは必ず何かあるはずです。 確かに、彼は僕にはない慎重さがあると思います。あと謙虚で追従的ですね。 悪く言えば、人を信じないので、自分を出さないともいえますが。 あと、政治や世界情勢に強く、考える発想が面白いのは彼のいい部分だと思っています。 >そこがあなたの心の中で、はっきりしていれば引きずり込まれることなく付き合っていけるはずです。 そうですね。でも話していて、たまに意見の対立が起こったときは、結構気まずいんですよね…別に、そこまで言い争うほどのことでもないし、高校時代はこんなことなかったのになーって。 >ペシミストな考えの持ち主は基本頑固者ですから、柔軟な成長力には欠ける それはすごく当たってます。彼も、自分以外の意見は安直に同意するほうではないです。悲観的な人が頑固者だというのは面白いですね。マイナス方向に決め付けているからですかね? ありがとうございました。
お礼
>心理学によれば~も同じです。 そうですよね。僕も人の性格なんて、案外そんなものだと思っています。生まれつき外交的内向的な要素みたいなものはあるんでしょうけど、どう考えるかで性格も変わってくるはず。 彼がよく言う自論の中に、「性格は変えられない」「自分はいい事が起こらないからますます人を信じられない」といったものがありますが、こればっかりは彼の経験によるものなので、変えるのは難しいかもしれません。 彼は考え方が自分中心なので、囚人のジレンマ(自分だけが得しようとすると、長期的には損になる)の話がピッタリ当てはまると思うのですが、それを話すのも何か押し付けがましいですしね。 >彼と二人きりで会うと、~同調せざると得ないと思いますが それはあります。向こうも同じなんでしょうけどね。相手の意見を尊重しつつ、自分の意見も言うってなかなか難しいことなんだなと思いました。 >共通の友人(できれば明るく発想できる人たち)と複数で会うようにしてみては如何でしょうか。 共通の友人で、ネアカな人間がいるので、彼が地元に仕事休みで帰ってきたときになるべく会うようにしたいと思います。 ありがとうございました。