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ビタミン剤、サプリメントの効果
ビタミン剤、サプリメントなどはまったく必要ない、またはたいして効果がない、という意見があります。 サプリメントやビタミン剤を摂取するよりも、栄養やビタミンを食品からとるほうが正しい効果があるのはあたりまえだと思いますが、病院でカルシウム、鉄などのビタミン剤が処方されたり、薬局で口内炎、肌荒れなどにビタミンBの錠剤等を薦められます。必ず効果がある、という確固たる科学的根拠がないにしても、多少の効果を期待しているからでしょうか。 ひどい貧血の場合、食事療法だけでなく、鉄剤を摂取すれば貧血は緩和される、とか、 骨粗しょう症の人は、食事療法とは別にカルシウム剤を摂取しないと骨がどんどん劣化する、とか・・・。 実際にはどの程度の効果が期待できるのでしょう。
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「医薬品」を作る為には、効果に関して試験が行われ厚生労働省に認められなければ「医薬品」として認められません。 「サプリメント」は補助食品なので効果をあげて販売してはいけません。 医師が処方する場合は患者さんの治療に対して必要な物と考えて処方しています。 また、例えば鉄分欠乏貧血の場合の鉄剤ですが、医師の処方による「鉄剤」と、ドラッグストアの「鉄サプリメント」は全く別物です。 成分も違いますが、簡単に言えば含有量が違います。 処方薬の場合「1日100~200mg」を投与します。 対してサプリメントは「1日に12mg程度」に抑えてあります。 医薬品ですので、副作用も考え医師の診察の下、適切に投与しなければなりません。 ビタミンB12もサプリメントとして使われるのはシアノコバラミン(生体内で補酵素型になります)ですが、処方薬だとメコバラミン(補酵素)が使われています。 他にもいくつかありますが、同じ栄養素名でもサプリメントと医薬品は必ずしも同じものではありません。
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- nayu-nayu
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>実際にはどの程度の効果が期待できるのでしょう。 医薬品を作る場合は一般的に「二重盲検試験」という方法で患者さんに対しての有効性が調べられています。 医師・薬剤師向けの医薬品添付情報に有効性についても載っていますので、ビタミン薬や鉄剤の処方を受けたら薬剤師さんに聴いてみるのも良いと思います。 薬剤師さんはクスリ屋のレジの人ではありませんので、しっかりと知識を持って説明してくれると思います。
- simakawa
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普通に食事をしている人であれば,先ずビタミン不足はないでしょう. ビタミンを摂っても自覚できる効果は見られないでしょう. が,サプリメントでは含量と安定性は何ら保証されていませんし,無い場合もありえます.先だってもQ10は含量が不足か無いものが殆どでした. 医薬品の場合は制度上,表示の含量や安定性は完全に保証されています.少ない場合は違反品となりますから,先ずこういうことはありえません.飲むなら医薬品で摂ります. http://kenkou-minami.jugem.jp/?eid=25 http://www.gaiki.net/lib/2003/2003spl03.html
お礼
URLのリンクとあわせた回答をいただき、ありがとうございます。よくわかりました。 販売されているビタミン剤やサプリの広告にはいかにも効果があるように宣伝されていますが、実は・・・ということなのですね。 病院で処方されるものに関しては効果が期待できることがわかりました。 どうもありがとうございました。
- usokoku
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>多少の効果を期待しているからでしょうか。 投薬しなかった場合に「悪化する度合いがひどくなる」ので投薬する場合 中高年以上で偏食が激しく食事では追いつかない場合 怪我(高熱を出したときなどのないしょうを含む)をしたときに、肝臓等から大量の蛋白質が放出されます。これを補わなければなりません。すると、原料のほとんどは食品からとるにしても、ビタミン不足に陥ると回復しません。ビタミンB群が投与されます。 最後に、「選定薬」という考えがあります。口内炎が出た。栄養失調か細菌かわからない。ビタミン剤を与えて1週間放置して回復すれば栄養失調、回復しなければ細菌。とにかく一週間分与えておいて、直らなければ細菌だから医者にいけ、という「何が原因かわからないから、比較的回復する頻度の多い薬を与えておく」という治療法です。 「肌荒れ」の原因がわからない。たんぱく質代謝がビタミン不足の栄養失調の原因ならばビタミン剤でなおるから、ビタミン剤。直らなかったらば、栄養失調ではないから医者にいけ。 ひどい貧血の場合、いくら肉類を食べても足らないから、鉄材を塔よ(閉経前の場合に月経による鉄の消失が激しくかなり大量の肉を取っていないと貧血になる。ところが、事務職のように運動量が少ないと肉に混ざっている脂肪が肥満の原因となるので最大摂取可能肉量が決まってしまう)。 骨粗しょう症の場合に、「血中カルシウム濃度が低い」場合には、カルシウム剤を塔よ。生活環境が同じような患者がいたら、(血中カルシウム濃度を測らないで)カルシウム剤を塔よ。分析機器がない医者(血を取って郵便等で送って図ってもらう)の場合には、これしか治療法がないのです。 「期待する」というよりも、「治療できるかを試す」。うまくいかなかったらば他の治療法に切りかえる、という治療方針です。 分析機械が高額で、おおくの病院では所有できません。ですから、このような治療法になります。 なお、私は素人です。
お礼
回答ありがとうございます。 「治療方針」、なるほど・・・なご意見です。 ひどい貧血だといくら肉類を食べても足らない・・・ですが、知人の年配女性が大変ひどい貧血で鉄を注射してもらっている、と言っていました。まさにこのケースだったのでしょうか。注射のため週に何日か病院に行っていました。 自分は子供の頃骨の病気で手術しましたが、しばらくの間カルシウム剤(粉末)が処方されており、服用していました。しかし手術後の経過は悪かったです(服用していなかったらもっと経過は悪かったのかも・・・ですかね)。 口内炎、たまにできます。何もしなくても(早寝する、暴飲暴食しない、外出を控える等気をつけながら)たいてい1週間くらいで治りますが、ビタミン剤を飲んでもなかなか1週間以内で治ったことはありません。 骨粗しょう症は将来心配ですから、病院に行く場合には血中カルシウム濃度を測る分析機器のあるところを選びたいと思いました! ありがとうございました。
抗がん剤治療中です。食事が取れるかどうかも問題なので、栄養を考えた食事を十分に食べたら胃腸がついていけません。 病気だからしょうがない、食べられるものを食べるしかない、食べられなければ飲み物だけでも…と治療を続ける方は悪化して………です。 胃腸が健康なガンの場合は副作用の吐き気も薬で抑えられてしまうので食べられるのですが、味覚障害や消化が追いつかず、食べたい量と栄養とが思ったとおりになりません。ここでも病気だからしょうがないと(中略)悪化して………。 私の主治医は「マルチビタミンくらいは飲んだほうがいい」と指導するほうなのですが、普段からサプリを信用していないお爺さんの患者さんなどは最初の「飲み物だけでも…」のパターンでどんどん弱っていきます。 私や若い方のの女性患者はサプリ大好きですから(笑)、いろいろ調べて粘膜症状にはビタミンBいくつがいいとか、手足のシビレには何が良いらしいとか…それぞれの副作用などに応じて何種類かずつ飲んでいます。 お蔭様で主治医もビックリの良い状態です(病気は依然としてあるけど)。 普段健康に生活している限りは必要ないと思います… 抗がん剤や、何かの治療薬を飲んでいる場合には 傷(病気)を治すために消費する栄養と、薬が効果を出すために必要な栄養とが余分に必要になるので、それを知って補充しなければ薬も効かないし傷も治らない。 ↑ここら辺が判ってサプリを使えば効果がわかりやすいです。
お礼
回答ありがとうございます。 病中病後は治療にあわせた生活や食事が最も大切だと思いますので、ビタミン剤やサプリを上手に利用できればかなり有効なのですね! 自分のコンディションにあった正しい食生活(ビタミンやサプリを利用する、しないは別として)が実現できていれば、気持ちも安定するでしょう。 良い状態で過ごされているとのこと、うれしく思います。 自分の身体、健康、生活に対して、前向きに取り組む姿勢が何よりも大切ってことですね。 ご丁寧な回答をありがとうございました。
お礼
詳しいご説明をありがとうございます。 すっきりしました。 特に健康に問題ない場合にはビタミンやサプリは必要ないということ、よくわかりました。病院で処方されるのとはぜんぜんわけが違うのですね。 食生活の大切さについて改めて考えさせられました。 ありがとうございました。