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特許の査請求料について
こんにちは、 初歩的な質問で申し訳ございません。特許の査請求料(印紙代)19万円程度は、アイデアを特許庁に申請して、「屁」みたいなアイデアで、没になった場合でも必要なのでしょうか? ◆特許◆ 「産業上利用することが出来る発明、新規な発明、進歩性を有する発明」 発明とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度な物 出願費用(印紙代) 16,000円 特許の査請求料(印紙代)19万円程度 3年分の登録料(印紙代)1万円弱 合計 約22万円
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「査請求料」ではなくて「出願審査請求料」ですね。 特許は出願するだけでは取得できません。特許を付与するのに値する発明であるのかどうかを特許庁の審査官に審査してもらって、特許すべきものという査定をもらう必要があります。出願審査請求料とはその審査をしてもらうための料金ですから、審査をしてもらわなくてもよければ(=特許を取得しなくてもよければ)、払う必要はありません。 >「屁」みたいなアイデアで、没になった場合でも必要なのでしょうか? 審査してもらうかどうかは出願人が判断することであり、出願人が審査してもらうことを選択した以上、料金を支払うのは当然のことであり、審査の結果としてボツになったからといってお金は返ってきません。 素人の方にとっては、常軌を逸した金額だと感じられることでしょう。このような料金設定にした裏には、慢性的に審査が遅れているという状況を何とか解消したいという特許庁側の狙いがあったことは、隠しようがないことです。 特許制度を勘違いした政府やマスコミ、それに踊らされて特許制度の趣旨も知らずに一攫千金を夢見て糞みたいなおバカな出願をしまくる素人のせいで審査の遅れがますます進行し、特許制度そのものがマヒ状態になってしまうのを何とか阻止しなければいけないという考えがあったのだろうと思います。 要するに、特許庁は、「特許出願をしてもらっても構わないけど、箸にも棒にもかからないようなしょうもない発明に係る出願を審査に供することはやめてくれ」という考えなんです。 そのための作戦として、審査請求料を一気に2倍にはね上げると共に、大企業を訪問してまわって、無駄な(事業として実施する予定がないような)発明については審査請求をしないでくれとお願いしていたという話です。
お礼
お返事ありがとうございます。 わかりました「おバカ」な特許申請は慎むように致します。