- ベストアンサー
敬語の用法
敬語の勉強中、以下の文章がありました。 「社長はお出掛けになられたそうです。」 この用法は間違っているようなのですが、どこが間違っているのか分かりません。 私には正しいように思えるのですが…。 ご教授よろしくお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「お出掛けになる」→ですでに、敬語としては正しいと思います。 さらに過去形で、「お出掛けになった。」 間接表現で「~のようだ」「~だそうだ」なのですから、 「お出掛けになったそうだ」→より丁寧に「お出掛けになったそうです。」となるわけです。 「お出掛けになる」に、さらに尊敬語の「~られる」を つけて「お出掛けになられた・・」という表現は間違っています。 「~られる」を使いたいなら、「出掛けられたそうです。」の ほうが、常識的かと思いますが、先の回答の方がおっしゃっている ように、一般的になっているのかもしれません。 基本的な回答です。いかがでしょうか?状況により変化すると思います。
その他の回答 (5)
- nishikasai
- ベストアンサー率24% (1545/6342)
外部の方から聞かれた場合は、「社長は出掛けております」 内部の方から聞かれた場合は、「社長はお出掛けになりました」 だと思う。
harepanda さんの回答を補足します ( ^^ 「おい田中君、社長を見なかったかい?」と上司に尋ねられて、田中君が「社長は只今外出させていただいております」と答えたら、「お前はバカか!?」と叱られるでしょう ( ^^; ANo.2でcos_mos さんがおっしゃっているように、状況によって敬語の使い方は色々変わります。
- harepanda
- ベストアンサー率30% (760/2474)
間違ってます。 日本の敬語の場合、社長は身内なので、社外の人と話す時は、社長の行動をへりくだった状態で説明しなくてはなりません。つまり、社長の行動を尊敬語で説明するのは間違いなのです。出来れば謙譲語が望ましいのですが、出かけるという動詞の謙譲語は思いつきませんので、「社長は外出させていただいております」などの言い方が良いと思います。 ちなみにハングル語の敬語には、この現象はなく、身内の社長につい外の人間と話す時も、尊敬語を使うことが普通だそうです。「ああ、それで金正日のことを、外に向かっても、偉大なる将軍様って呼ぶんですね」と言ったら、「それは別問題だ…」と苦笑されました。
お礼
回答ありがとうございました。 社外の人間と話すときは要注意ですね。 後半の"将軍様"のくだり、思わずウケてしまいました。
「出掛ける」にダブルで尊敬語を用いているからです(いわゆる二重敬語)。間違い‥と言うか避けるべきとされているで、下記のようにどっちか一つにします ( ^^ ・「社長はお出掛けになったそうです」 ・「社長は出掛られたそうです」
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
外部の方から聞かれた場合は、「社長は出掛けております」 内部の方から聞かれた場合は、「社長はお出掛けになられました」 これが一般的です。
お礼
分かりやすい解説をありがとうございました。 「お出掛けになる」が敬語として正しいことに気づけば、 二重敬語になっていることが分かるのですね。 ようやく謎が解けました。