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羽柴(筑前守)秀吉などの「〇〇守」の意味
miskaの回答
- miska
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ほぼ#3の方のおっしゃるとおりですが、ちょっと間違いが。 > 織田信長の「上総の介」など、朝廷が任命していないのはもちろん、そもそも「上総の国」に「介」の官職は無いのです。 逆です。 上総他数国は"事実上「守」がなく「介」が実質的な国司であった"です。 これらの国(上総、上野、常陸…まだあったかな?)の国司(守)は親王しか任命されることがなく、しかも他の国以上に名実だけというニュアンスが強かったので、実際には次官(介)が政務を行っていました。 というわけで、"上総守"や"上野守"と名乗る武将がいなかったのです。 # 信長は初期に1度だけ上総守と署名していたようですが…このルールを知らなかったのかつい間違えたのか、詳しくは不明です 忠臣蔵の吉良上野介も同じ理由で「介」なわけです。 「介」が存在しない国は…あるのかもしれませんが聞いたことはありません。 ちなみに、戦国時代においてもごく一部ではありますが実力を保っていた国司(国司大名などと)も存在します。 伊勢の北畠氏、土佐の一条氏、飛騨の姉小路氏の三家がそれにあてはまります。
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「守」がいなくて「介」だけがいるとは、いわば副知事はいるけど知事はいない、みたなことだと考えるとなんだか変な感じがしますね。ところで、「守」には親王しか被任命権がなかったということは初めて知りました。ということは、各地で「守」を名乗る武将らは、親王(朝廷)から委託された現地官僚という側面もあったということでいいのでしょうか・・・。