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薬害C型肝炎

noname#63050の回答

noname#63050
noname#63050
回答No.3

何年ごろからの薬害患者を救済するかで、国が払うべき補償金額が大きく変わるので、首相は少々迷っているようなのですね。肝炎の原因が薬害であることが判明した70年代から80年代までの間で幾つかの線引き候補があるようなのですが、政府(厚労省)は一番遅い線引きを選ぶよう首相に頼んでいます(当然でしょうけど)。被害者の人数が限定的なら政治判断は簡単でしょうけど、薬害C型肝炎患者は相当な人数であるため(金額が大きい)、首相は判断に困っているようです(金がない?)。 また、薬害は完璧に防ぎきれるものではなく、体質は人それぞれですから、今後も想定外の原因で薬害は必ず発生します。すべての薬害患者を税金で助けることは財政的にも因果関係的にもむずかしいと思いますから、税金で救済すべき薬害の線引きが必要です。ところが、今までは線引きの基準が曖昧だったので、首相はさらに困ってしまうのですね。毎回毎回特例判断を繰り返すと政府の学習能力が疑われますから、いつの内閣でも早い判断が出来るようになんらかの線引き基準を決めたほうがいいかもしれませんが、役所に超能力者はいませんので将来の薬害を予測するのは無理です。 ということで、補償金額の大きさと、税金で救済すべき薬害の線引きのあいまいさ(将来への影響)とで、福田首相は迷っているのだと思います。 (今回は、特例中の特例判断として、財源が許す限りなるべく多くの患者さんを助けてほしいと思います。)

genge3110
質問者

お礼

ありがとうございました。 >また、薬害は完璧に防ぎきれるものではなく、体質は人それぞれですから、今後も想定外の原因で薬害は必ず発生します。 薬害をなくすことが不可能である以上、今回のケースが今後の薬害対応の先例にならないようにするための対応策に苦慮されているのでしょうね。 しかし、今回の薬害C型肝炎で苦しまれている方を、できれば全員救済してあげたいというのは、報道をみている人の感想だと思います。

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