中流がいかなるものか,およそ中流のど真ん中にいると思われる自分自身では客観視できませんが,質問者さんの描いている下流はとてもよく描写できていて,体験したことのないわたしでもイメージが持てます。。。。
自分に対してずぼらにならないこと,,,これが(下に)押し流されないためのもっとも基本的な態度じゃないでしょうか。。下というのは下流という意味じゃないですが,どこか日の当たらない引け目を感じる世界のことです。
質問者さんはとてもしっかりした自意識をもってらっしゃるので,自分に対してまめに、ていねいにすごしてきたために,その下流という世界から浮かんでこれたのでしょうね。。
ですが、上流はまだしも,中流なんてしっかりした輪郭のある社会はどこにもありません。上でもない,下でもない,普通にしっかりとした人々がたむろっている程度のものだと思います。この帯域のひとは上流の文化をちょこちょこつまみ食いしますので,質問者さんの目を引いたところは,芸事だったり,ファッションだったりの上流のかけらなんです。
>噂話に終始しない友人を持つ
友達が(難しいことを言えば参加するコミュニティーが)あなたをしっかりといまの位置に支えてくれる助けになるのは間違いありません。いまは旦那さんやその親族だけかもしれませんが,いずれこどもつながり,趣味つながり、ご近所つながりの知人ができて,あなたをしっかりといまの生活につなぎとめてくれます。
目を引くもの,上のほうにあるものだけでなく,真横にあるものにしっかりとつながっていくこと,,,これが居場所をつくることですし,時間が経つほどに安心をもたらしてくれます。
やや抽象的でしたが,,,下流というのは結局のところ,ひとが(自分に)ずぼらなまま留まっている場所だと思います。矛盾する言い方ですが,人は生まれながらにずぼらな生き物ですからね,周囲がすべてずぼらであると自分がずぼらであることすら気が付かないんですよ。ちょっと首を伸ばせば(ずぼらじゃない)外の世界が見えるのに,ずぼらなばっかりにそれすらしない....
そういう意味では仮に中流生まれでも,自分にずぼらを許せばそのひとは内面的にはすでに下流に暮らしているんです(独り立ちすれば経済的にも下流になるはずです)。
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