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動揺したことがありました。
今日、母がお弁当にトマトを入れました。 昔、保育所で食べたのと同じ味がしました。 保育所では、給食お残しが厳禁で、先生のお叱りがすごいので、泣きそうになりつつ、トマトを食べていました。 食べ終わらないと、お昼寝させてもらえないので、本当に辛いものがありました。 食べたとたん、それを思い出しました。あの辛さを思い出しました。保育所のあの雰囲気も思い出し、まるで保育所で食べているかのような気になりました。しばらく動揺しました。嫌な気分もしばらく続きました。 これはどういうことでしょうか? 心理学のカテゴリーで聞いたほうがいいと教わったので、 再度質問しています。
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保育所での体験が当時は強烈だったために、「トマトの味」と「保育所での体験」がセットになって脳に記憶されているということでしょう。 記憶される箇所は異なるのでしょうが関連付けられているのだと思います。 仮にトマトに関する多数の他の思い出があった場合でも、その中で一番強烈に記憶されている内容が芋づる式に意識に上ってくる。 他の例で言えば、恋人との別れがある曲と共に強烈な印象として記憶されている場合、その人はその曲を聞くたびにその恋人を思い起こすことになるでしょう。 悲しかったのであれば悲しい感情が、その時感じたと同じように湧き起こって来る。 もうひとつ例を挙げれば、小学校などでとても怖いと感じる先生がいて、何かにつけいつも怒られていたというような場合。 その先生が眼鏡を掛けていれば、長じてからも眼鏡を掛けた人は無意識に敬遠してしまうこともあるでしょう。 曲や眼鏡自体に直接的な原因はなく、それに関連する記憶を想起させるきっかけとして働いていることになります。 トマトの場合も同様ですが、記憶というものは上書きされるものだと思っています。 大きな事故など、滅多に体験しないような惨事に遭遇してしまった場合はそれを上書きするような(良い)出来事に出遭う可能性が低いため、いつまでもその体験をひきづってしまうのでしょう。 トマトに関する何か好ましい印象を持つことができれば、その新しい記憶によって過去の記憶が上書きされ、古い記憶と関連付けて想起することが少なくなる可能性はあると思われます。 ただ、人間は無意識的に過去に固執してしまうものなので、相当強引に好きになろうとする必要はあるでしょう。 トマトを食べた後は必ず自分に何かご褒美を出すとか、トマトに関する好意的な見解だけを集めてみるとか、いったようなことになるでしょうか。 何しろ、トマト自体には何の問題もないわけですしね。 好意を持っている人が大変なトマト好きだったりすることで解消されることも案外ありそうですが。
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- jhsstudent
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心理学的に考えると、昔のつらい経験が無意識の領域で、トラウマとして生き続けているのではないか、と思います。フラッシュバック、という言葉はご存じですか?あるきっかけがもとで、普段は意識しない、いや、思い出せない心の奥にある出来事が、意識空間に発現してしまう現象のことです。解消するには、いろいろな方法が言われていますが、どうしても辛いようならば催眠治療がよいと思います。必要以上に縛られている過去の出来事をわざと発現させることで、自分からそれを克服する治療法ですが、なかなか成功率は高いそうですよ。
補足
フラッシュバックは意味は知りませんでした。 保育所では、トマト以外にりんごやみかんも無理やり食べさせられていました。これらも食べ終わるまでお昼寝できないのです。 渋皮も吐き出すとすごく怒られるのです。飲み込むことにだいぶ苦労しました。飲み込めず、口に入れたままお昼寝し、家でゴミ袋に吐き出したことも何度かあります。触るのも、におうのも嫌なのに、そんなことをまた経験するのは辛いと思いますが、そんな治療法は大丈夫なのですか? こういうことは、また起こるのでしょうか?不安です。
お礼
回答ありがとうございます。 突然あの重ぐるしい雰囲気を思い出したので、自分でもびっくりしてしまいました。