• ベストアンサー

「人生」を扱った文学作品。

「人生」を扱った文学作品の中で特におすすめのものを紹介していただきたいです。 人生の価値。人生の意味。人生の意義。人が求めているもの。世界が在る意味。 広すぎるかもしれませんが、そういったもの全般です。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#42396
noname#42396
回答No.3

nabewariさんは、すごく真面目な人なんですね(^^ それ自体はとてもいいことなんですが、 肩に力が入りすぎてる気がします。 別に、文学作品自体に、 人生の意味を問うものを求める必要はないんです。 その文学を読んで、 自分だったらどうするか、どう思うか、 少しずつ考えていけばいいんです。 文学と自分の人生を結びつけていくような感じですね。 勿論、論文とか書く段とかになると そう悠長にもいってられないかもしれませんが、 もし私があなたの担当教授ならば、 他人の言葉の真似事とかみせられたら、 逆に悲しいです。 もし急ぐ必要がないのなら、 思いっきり本をよんで、 思いっきり遊んで、 思いっきり考えてみてください。 対象はなんでもいいんです。 その中で、自分と世界を結びつけていけばいい。 ちなみに私が感動した「本」は、 ・坂口安吾「堕落論」 ・内田義彦「生きること 学ぶこと」 ・「オシムの言葉」 ・「スラムダンク」 などです。文学じゃないものも多いです(^^ もし、何らかの事情で文学作品だけ求めているのであっても、 そういう気持ちをもっていれば、 どんなものを読んでも、 自然と人生論につながっていくと思います。

nabewari
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >nabewariさんは、すごく真面目な人なんですね(^^ >それ自体はとてもいいことなんですが、 >肩に力が入りすぎてる気がします。 多分当っていると思います(笑) 論文とかそういったものを書く予定は全くありません。 とにかく誰かが文章にして残した物は、ウソがなさそう(本音が語られていそう)なのでそこに希望を求めてしまうというか。 挙げられている本、是非読んでみようと思います。

その他の回答 (3)

noname#42402
noname#42402
回答No.4

#3さんのご意見にさんせいです! 私なんか、「スパイダーマン3」みて泣いてしまいました。 あんなので感動する自分も正直どうかと思いますが、 「心の芯」に響くものって、 やっぱり人それぞれだと思います。 文学というジャンルでは、 (厳密には文学かあやしいですが) 「文学少女"シリーズ」がお気に入りです。 割と軽めで、サクサクよめます。 あとは、 この質問みてから#3さんの、 ・「オシムの言葉」 読んでみましたが、よかったです。 ふ、深い・・・・

nabewari
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 おすすめのもの、見てみます。

noname#163642
noname#163642
回答No.2

哲学の分野に入ると思われますので、分かりやすい入門書を1冊紹介します。 ヨースタイン・ゴルデル「ソフィーの世界ー哲学者からの不思議な手紙」 Wikipedia: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C

nabewari
質問者

お礼

ありがとうございます。調べてみます。

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.1

そもそも近現代文学は、かなりの割合で、人生の意味を問うものですよ。 私の読書歴から、いくつか上げるとすれば… 1)ジャン・ジャック・ルソーの自伝「告白」。 教科書では社会契約説とからめて説明されることが多い人物なので、社会哲学者のイメージが強い人ですが、実は万能の人で、あの「むすんでひらいて」を作曲したことでも知られています。文学といえば、昔話や、英雄物語や、勧善懲悪ものや、甘ったるい恋愛ものしかなかった時代に、自伝という新しい形式で、社会に衝撃を放った作品です。日本の白樺派に大きな影響を与えたことでも知られています。具体的には、自分は露出狂だったとか、作ってしまった子供を孤児院の前に捨てたとか、告白しています。 2)大原まり子「スバル星人」。 読みやすい短いSF小説ですが、ネタバレしない程度にむりやりまとめると、一見、明るく見える人生や世界の隙間からのぞく暗闇の世界、それに立ち向かう主人公の勇気(ラストシーン)が感動ものです。内容は、短い割りには濃いです。 3)エミール・ゾラの「居酒屋」と「ナナ」。 暗いです。長いです。でも話の筋がしっかりしているので、展開は分かり易いです。 4)チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」。 今から見ると、ちょっと古いタイプの小説に入ります(作り話っぽい、わざとらしい)が、一応、自然主義文学の先駆と言ってよいでしょう。低い身分から成長し、世間的な意味での成功を目指していた青年が、最後に全てを失い、同じ境遇に陥った昔の知人のタカビーな女性と、真の和解と相互理解を得るまでの物語です。 5)安部公房の一連の作品群、特に「方舟さくら丸」「他人の顔」「砂の女」。 安部公房は私が最高の小説家として尊敬する人物で、大江健三郎も「安部公房が長生きしていれば、まちがいなくノーベル賞をとっただろう」と発言しています。私に言わせれば、大江健三郎より格が上です。おそらく、日本の現代文学史上、最高の実力者だと思います。人生ではなく、世界がある意味という点に重きを置くなら「方舟さくら丸」がいいかな。冷戦時、核戦争の脅威が現実のものであった時代の作品なので、今から読むと別の感慨があるかもしれませんが。 6)栗本薫「レダ」。 文庫本3冊組みで読みました。未来の管理社会、その中で、ひとり成長する少年。よく出来たSF小説です。でも私の中では「スバル星人」のほうが上なんですよね。スバル星人は短く、無駄がありませんから。(逆に、スバル星人は展開が速すぎて、斜め読みや読み飛ばしをすると、あっという間に意味が分からなくなります)なお、同じ人物が中島梓という別のペンネームで書いた「僕らの時代」も名作です。 7)小松左京「復活の日」。 人生を問うという点では違うかもしれませんが、世界がある意味を考えるということで、あえて載せました。細菌兵器の漏洩で人類が全滅してしまい、南極に残った人が、人類の存続と将来の温帯復帰を目指して格闘する物語です。傑作であることに、間違いはありません。 8)ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」。 ご存知、映画「ネバー・エンディング・ストーリー」の原作です。たいてい、この手の映画の場合、原作の持つ深みは失われています。ミヒャエル・エンデの著名作として「モモ」とよく比較されますが、私は「はてしない物語」のほうが優れていると思います。主人公が、良いことばかりではなく悪いこともするという点でも退屈さがありませんし、いったんは英雄になった主人公が全てを失い、殺し合いまでしたもう一人の主人公が、真の友人として助けに来てくれるラストシーンは感動もの。一見、やさしい女王に見える月の子供が、結構、冷酷に、読者からエネルギーを奪いながら生き続ける「果てしない物語」という本の支配者であったという点も、ショッキングです。 9)ロベルト・ムージル 「黒つぐみ」。岩波文庫で買うと、「三人の女」という別の小説も一冊でついてきます。日常の中への、突如とした神秘の乱入。これ以上は、説明のしようもありません。読みやすい小説ではありませんが、短いので、気合で読んじゃいましょう。

nabewari
質問者

お礼

回答ありがとうございます。非常に参考になりました。興味のわいたものから順に読んでみます。

関連するQ&A

  • 純文学のよさがよくわかりません。

    純文学というものがあると思うのですが、例えば宮本輝氏の「蛍川」などを読みました。 途中いろいろあって、ラストの場面などは美しく有名だそうで、芥川賞受賞作品だそうですが、正直この作品がどういいのかよくわからないのです。特に良かったとは感じられません。 この作品はさほどの長編ではないとはいえ、純文学全般に言えますが、長々と活字を最後まで読んできて、読むだけの価値があった、感動したという作品はあまりないのですが。 純文学というは「次どうなるんだろう」という、「話のおもしろさ」というより、心情・情感や人生の真実が描写されているというところに価値があるということでしょか。読む人に感性がないとダメなのでしょうか。 純文学と大衆(エンターテイメント)小説の違いを知りたいです。 百田尚樹氏の小説などは、娯楽小説の部類なのでしょうか。 また、純文学というのは日本の文学作品に固有の言い方なのでしょうか。 トルストイや、ドストエフスキーなどの海外の世界文学では、あまりこうした言い方はなされていないように思えますが、「戦争と平和」や「罪と罰」なども純文学なのでしょうか。 それから、「文学」という言い方と、「小説」という言い方はどうは違うのか教えて頂きたいです。 前者のほうが、後者に比べると高尚というか、そういうことなのでしょうか。

  • 文学作品の普遍性について

    「文学作品に普遍的な価値がある」という通念が あるようですが、何を根拠にそういうことがいえる のか教えてください。 認知心理学の研究では、読書の際にテキストの内容と自分の知識(記憶)を参照しながら読書をおこなっているといわれています。つまり、ロラン・バルトをまつまでもなく、知識は人によって違うので、テキストから読み取る意味は人によって違うことが科学的手法によってしめされています。 また、文学作品が広く読まれるかどうかも、書かれた(語られた)言語が国家語かどうかが影響しているように思います。琉球語で書かれた組踊りの戯曲について論じられることがすくないです。クレタ文明の文学について語られないのは文字が解読されていないことと無関係とはおもわれません。 また、東南アジア文学や南アジア文学について日本で語られることが、アメリカ文学に比べてすくないのは、その地域についての知識が少ないため、深い意味を読み取れないということも影響しているのではないでしょうか。 イーグルトン『文学とは何か』でも、文学に普遍的価値があるということを前提にはできないだろうと書いています。 文学作品の評価は時代によって異なるように感じています。『竹取物語』は、中世にはあまり評価されず、本居宣長によって評価されることで再評価されるようになったという記述を読んだことがあります。同時代には受け入れられたけれども、今日では高く評価されない作品があるようです。また、映画では、「キネマ旬報」のオールタイムベスト10の上位のほとんどが、その年の1位になっていません。

  • 文学的意義とは?!

    「ある文学作品を読み、その文学的意義を述べよ」という課題が出ましたが、 文学的意義というのはどういう意味なのかがわからず、困っています。 自分の解釈としては、その文学が何を伝えたいのかを論述的に述べることではないかと思っています。 もし違ったら、どなたか教えてください。

  • 文学作品

    ほとんど文学作品を読んだことがない者なのですが、最近読んでみようかなと思うようになりました。初心者にも読めそうな作品などありましたら、紹介してもらえるとうれしいです。

  • 古典文学の中で幻想的世界、タッチで描かれてある作品

    こんにちは。 古典文学の中で幻想的世界、あるいは描写が幻想的に描かれてある作品をいくつか紹介してもらえませんか? 幻想といってもいろいろあると思いますが、竹取なんかはその物語において幻想的だといえます。 タッチというのは、そういった作品があったとして、物語性は別としても描写の仕方がそう感じるようなという意味です。 お願いします!

  • 文学作品を漫画化したようなものはないですか?

    世界や日本の文学作品を漫画化したような作品を探しています。 出来れば、原作に忠実に描かれているようなものが読みたいです。 しかも何巻もあるようなものではなく、一冊にまとめられているもの があれば教えて下さい。

  • 文学史的意義とは?

    大学のレポートで『古典文学作品を読んでその作品の文学史的意義について述べよ』というもがあります。 文学史的意義とはどういったことでしょうか?教えてください。 あと、読み易い古典文学作品があれば教えてください。 古典は苦手なので何を読めばいいか分からず困ってます。

  • 世界文学で、喪失感が描かれている作品

    世界文学の中で、喪失感が描かれている作品を教えてください。 よろしくお願いします。

  • 文学性の高い作品

    私はエンターテインメント性の高い作品や、興業・人受けを狙った作品よりも文学性・作家性の高い作品が好きです。 また洋画よりも邦画の方が感情移入しやすく好きです。 そこで皆様にこのような私に合う作品を教えていただきたく思い、質問させていただきました。 皆様の中でオススメの作品があるという方がもしいらっしゃれば、ぜひ教えてください。 よろしくお願いいたします。

  • 文学作品が漫画で読める

    「世界名作コミック」(ユニコン出版)や「あさきゆめみし」のように、世界または日本の文学作品が漫画で描かれていて、子供にも読みやすくなっている本があったら教えてください。