鋼線の金属組織のエッチング方法について
- 鋼線の金属組織を観察している際に、脱炭観察をしたいがピットが出てしまい写真が撮れない問題が発生している。
- エッチング後の横断面表層がブルーカラーになり写真が撮れない問題が発生している。
- エッチング液はピクリン酸混合液を使用し、研磨方法は120〜1200番のペーパーからダイヤ研磨、バフ研摩で仕上げている。
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金属組織のエッチング方法について。
今、鋼線（主にピアノ線）の硬引線関係の金属組織を観察 しています。その中で脱炭観察をしたいのですが縦断面で 見たとき、断面全体にピットが出てしまい写真がとれませ ん。横断面ではエッチング後、表層がブルーカラーになっ てしまい写真が撮れません。どちらもエッチング液はピク リン酸混合液を使用しています。研磨の方法は120～1200 番のペーパーからダイヤ研磨、バフ研摩で仕上げています。 専門がSUSでして今回、鋼線の方をはじめてやっています。 研磨方法や特に横断面の表層ブルーカラーが出ないように するにはどうしたらよいのでしょうか？SUSを長年携わって いましたので鋼種が違うとこれだけ苦労するのかと戸惑っ ています。また他、鋼線の金属組織について何かアドバイ ス等あればよろしくお願いいたします。
- yozakura77
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質問者が選んだベストアンサー
さてピアノ線にも何種類かありますが、一般的なピアノ線なら金属組織はパーライトでしょうか。 エッチピットはわかりますが、ブルーカラーとはエッチング後の着色の事でしょうか。 ここで研磨に関して不明な点があります。ペーパー研磨後のダイヤ研磨ですが、何ミクロンまで研磨していますか。 その後にバフ研磨とは「アルミナ」での研磨ですか。 もしそうなら「アルミナ」研磨は行わないでください。これがピットの原因になります。できるだけダイヤモンドペーストの粒径を細かくして研磨し、中性洗剤で洗浄してアセトン乾燥して終わらせます。 腐食後の着色ですが、これも腐食後に、極微妙にダイヤ研磨を行います。殆ど力を掛けずに付着した青い色だけ落とす感じで磨きます。 私の回答はかなり古い記憶から書いていますので、最新式では異なる場合もあります。 尚、この様な専門的な質問は「技術の森」 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&event=TE0001 の「材料・素材」の「金属」のカテゴリーで質問すると良い回答が得られるかもしれません。
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