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「表す」と「表わす」
なぜ、数学の教科書では「表す」を「表わす」と表記するのですか?
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- kabaokaba
- ベストアンサー率51% (724/1416)
>なぜ、数学の教科書では「表す」を「表わす」と表記するのですか? 少なくとも「数学書では「表わす」と書く」というルールはありません. 書籍というのは出版社ごとにハウスルールがあり, 送り仮名や用語などが統一されていることがありますし そのときの当該分野の慣例や, それこそ国語審議会の答申などに応じて変化します. 同一出版社でも,シリーズ内で統一とかいろいろです. 質問者さんのいう 「表わすと書いてあるという数学書」には 何か共通点がありませんか? 同じ出版社,同じシリーズ,同じ著者, 同じような年代などなど. 専門的な数学書は古くなって陳腐になるということが ほとんどないので,ものすごく古い本が,版を重ねて そのまま売られ続けていることがあります. 古い年代の書籍だと「表わす」もあるはずです. 最近の書籍は「表す」が主流でしょう. まともな出版社のまともな編集者なら 送り仮名にはかなり神経質なものです.
- Quattro99
- ベストアンサー率32% (1034/3212)
> 「表す」を「ひょうす」と読む先生がいたら、 > 「表わす」も「ひょうわす」とか読みそうな気がします 「表す(ひょうす)」「表する(ひょうする)」という言葉は存在します。「数式に表す」という場合には用いられませんので、これを「すうしきにひょうす」と読んだらおかしいですけど、読み違いとしてはあり得ないこともないのでは?「表わす(ひょうわす)」は存在しないのでこの読み違いよりはずっとあり得ると思います。 元々、「表わす」と表記していたのではないでしょうか。あいまいですが、私が小学生になった頃、40年くらい前に「行なう」は「行う」とすると言われたように記憶しています(「変化しない部分は送りがなに含まない」というような一応の基準を設けたと聞きました)。 大学以降で扱われるような教科書は昔からの慣習で「表わす」となっているのではないでしょうか? 小中高の教科書は国語審議会等の基準に合わせるということをするだろうと思いますが、大学以降の教科書の執筆ではそういうことを考慮しないために「表わす」のままなのではないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 >「表す(ひょうす)」「表する(ひょうする)」という言葉は存在します。 はじめて知りました。教えてくださりありがとうございます。 「表わす」と表記するのは、やっぱ「慣習」だからなんですかね?
- chipatan
- ベストアンサー率45% (183/401)
結論から申し上げますと、「あらわす」の正しい送り仮名は「表す」です。 これは国語表記の基準として、内閣告示第二号にて定められているのですが、表す(表わす)以外でも下記の語に関しては、カッコ内の送り仮名でも「許容する」ということになっています。 著す(著わす) 現れる(現われる) 行う(行なう) 断る(断わる) 賜る(賜わる)
お礼
ありがとうございます。 普通の本では「表す」をよく使い、 数学書では「表す」ではなく許容される「表わす」でみんな書かれているので、 数学書では なんで、「表す」と書かないか? とか なんで、「表わす」と書くか? とかが知りたいです。
- fuuraibou0
- ベストアンサー率36% (75/208)
どこの教科書ですか? 数研出版などは、「表す」ですよ。別に決まりは なく、どちらでもよろしいですよ。
お礼
ありがとうございます。微分積分、線型代数、集合・位相、微分方程式、複素関数論、代数学に関する教科書の全てで「表わす」と表記されていたので、なんでかなぁ?と不思議に思いました。
- koko_u_
- ベストアンサー率18% (459/2509)
先生が間違って「ひょうす」と音読した場合、教室が気まずい空気につつまれないためだな。
お礼
ありがとうございます。 「表す」を「ひょうす」と読む先生がいたら、 「表わす」も「ひょうわす」とか読みそうな気がします^^;
お礼
ありがとうございます。 「表わす」という表現が書かれている数学書は 微分積分学 笠原晧司 サイエンス社 入門 統計学 橋本智雄 共立出版 線形代数学 川久保勝夫 日本評論社 理工科系一般教育微分・積分教科書 占部実 佐々木右左 共立出版 代数系入門 松坂和夫 岩波書店 続 微分積分読本 小林昭七 裳華房 ルベーグ積分入門 伊藤清三 裳華房 ルベーグ積分30講 志賀浩二 朝倉書店 集合・位相入門 松坂和夫 岩波書店 数理統計学 基礎から学ぶデータ解析 鈴木武 山田作太郎 内田老鶴圃 岩波講座 応用数学 ソリトンの数理 三輪哲二 神保道夫 伊達悦朗 岩波書店 直説法によるソリトンの数理 広田良吾 岩波書店 があって、共通点は見つかりません。 「表す」と書いてある数学書もありましたが、こちらは少数のようです。