• ベストアンサー

白色LEDが普及しない理由は?

質問お願いします!! googleなどでできる限り検索しました。しかし、蛍光灯に比べ、超寿命で消費電力も低い白色LEDがなぜ普及しないのか、いまいち分かりません。 分からない一番の原因は、発光効率にあります。 http://www.eetimes.jp/contents/200606/9134_1_20060621164544.cfm のサイトによりますと、蛍光灯、白色LEDの発光効率はさほど大差はないように思えます。にもかかわらず、なぜ普及しないのでしょうか? 以下、自分なりに考えてみたのですが、あまり自信がありません。何卒、ご教授お願いしたく思います!! 一部の白色LEDは、蛍光灯に比べ発光効率が良いのですが、現状では照明用に普及していません。理由は、発光効率は良くても、明るさあたりの単価が蛍光灯の100倍らしいかららしいです。 そこで、http://f44.aaa.livedoor.jp/~siba/led.html このサイトを見ると、ようするに、 「日亜化学が80[lm/W]の白色LEDを開発した!!」 http://www.eetimes.jp/contents/200606/9134_1_20060621164544.cfm というニュースがありますが、 質問(1) これは、白色LED1つには、0.07Wしかかけることができないけど、僕らに分かりやすいようにするために、1Wあたりに換算してるということなんでしょうか? 質問(2) もしそうなら、現在、白色LEDの明るさあたりの単価が高い原因は、た~くさんの白色LEDをつなげなければいけないから、ということなんですが、0.07Wなんて極小電圧ではなく、蛍光灯のように、40Wくらいかけることができる、どでかい白色LEDは開発できないのでしょうか? 質問(3) あと、「明るさあたりの単価」を1コトで言い表せる言葉はないのでしょうか?「発光効率」のように。 お忙しいことと思いますが、何卒、よろしくお願いいたします!!!

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Massy57
  • ベストアンサー率39% (242/615)
回答No.3

理由は下記の二点と考えています 1.色が悪い 照明でもっとも大切なことは、太陽光と同じように照らされたものが発色することです。通常これを演色性といいます。太陽光を1と規定されています。最新の色がよいといわれている松下のパルックなどの蛍光灯で演色性は0.95以上なのに対し開発したころの白色LEDは0.8にもいかたかったはずです。特に問題なのは赤がないことで、いかに白色LEDに赤を発光させるかが最大の研究課題になっています。 蛍光灯も最近のパルック(赤と緑と青の蛍光体を塗布することによって赤を強調したもの 効率も連続スペクトル蛍光灯に比べ大幅に向上)などは演色性がよいことを謳っていますが、昔の昼光色、白色とよばれた蛍光灯は演色性がかなり悪く、白熱灯に遠く及ばないことから、欧米諸国では蛍光灯が家庭ではほとんど使用されていません。白色LEDは残念ながら昔の蛍光灯にすらおよびません。 2.コスト 一般の蛍光灯の発光効率は60lm/W程度。パルックなどで110lm/Wといわれています(インバータが必須)。従って一般の蛍光灯例えば20Wとすると発光する光束は60×20=1,200lmになります。これを80lm/WのLEDに置き換えると1200÷80÷0.07=214と214個のLEDが必要となります。 日亜の製品価格しりませんが、原価から考えて例えば10円/個とすると 10×214=2,140円します。 下の方のご回答にあるようにLEDは点光源です。通常照明にはこれは欠点ではなく利点とされています。蛍光灯、白熱灯は点光源でないため必要ないところまで照らさざるを得ないのに対し、点光源であるLEDは本当に必要な箇所だけをてらせるため通常蛍光灯の1/3の光束でよいとされています(この数字はいささかLEDよりすぎると小生は考えています)ので2140÷3=713円となります。蛍光灯20Wうーんスーパなら200円しないかな。この金額の差が普及上大きな問題と考えています。 勿論寿命を考えれば蛍光灯は1年、LEDは10年(これもいささか疑問ではありますが)を考えるとコストはそれほど大きな障壁ではなさそうですが・ 白熱灯が20lm/W程度の発光効率なのでまずは白熱電灯を代替すると言うのが白色LEDのターゲットになっているはずです。 例えば冷蔵庫内部の照明なんかがねらい目ですね。 さてご質問にもお答えしましょう。 1.lm/W lmとは光束の単位です。照明が発光する光の総量とお考えいただければよいと思います。それを消費電力で割ったものでまさにご質問3の発光効率にあたります 2.0.07Wしかかけれない(ようは20mAしか流せない)というのが現状のGaN LEDです チップの面積あたりに流せる電流が材料によりきまっていますので、素子あたりの投入電力を大きくするためにはチップ面積を増やす必要があります。実際に各社からそのような製品が販売されていますが、アジレントテクノロジー(ルミレッズの方がいいのかな、ようは昔のヒューレットパッカード)の製品が著名です。ただチップサイズをおおきくすると放熱がむつかしくなるので通常価格は割高になります。ピラニアとよばれるものはたしか5Wぐら投入できるはずです。 異常に明るいものですよ。

その他の回答 (3)

  • Massy57
  • ベストアンサー率39% (242/615)
回答No.4

ANo3の修正です。 白色LEDをやっていたのは大昔、今は、その事業の失敗の責任をとらされ網走番外地で仕事をしているので、肝心なことをど忘れしていました。 演色性という言葉を勘違いしてました。演色性とはあくまでも太陽光にどれほど近似しているかを示す数値で、たしか7とか8とかの定まった波長での強度を太陽光と比較して出すはずでした。従ってパルックのように赤、緑、青しか発光していない蛍光灯が0.95なんて高得点出すはずがないですよね。三波長型が発色性が良い→演色性が改善されている→数値として0.95ぐらいのはずと頭の中がショートしていたようです(網走番外地の今年の厚さで脳のヒューズが飛んでいたのかな)。 数字は知りませんが(昔聞いたはずですが)パルックの演色性はかなり低い数字になるはず。これではいかなパナソニックでもお客様をだまして、高価な価格では売れないので、多分演色性ではない別の評価数字で宣伝していると思います。どのような数字を使っているのか、壊れた小生の頭脳にはかけらも残っていないようです。申し訳なし。

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.2

理由はこれだけです 全方位に光を放射する蛍光灯に対し,白色LEDは前面にしか放射しないためです。 だから室内向けの照明には向きません、スポット的な照明には適してます 実際にLED照明をつかって室内照明をする為には、新幹線で採用さていのを見れば判ります・・・・・ 間接照明にされてます したがって蛍光灯は直接照明ですから・・・ LEDを間接照明する効率に較べて蛍光灯の直接照明の方がエネルギー効率が高いのです 全方位LEDが開発されないと蛍光灯に替わることは無い LEDは振動に強い だから新幹線で使われるんですね・・・・・ 間接照明を使った(駅の中とかにある後ろから照らす看板) には ・発熱少ない ・超寿命 なので採用されてます LEDの直接照明はスポット照明しか使えません これが答えですは・・・ めんどうなので 質問1-3は書きません

  • outerlimit
  • ベストアンサー率26% (993/3718)
回答No.1

普及するには、価格は非常に重要な要素です 蛍光灯と白熱電球の価格差程度まで下がれば、一気に普及するでしょう 蛍光灯の豆電球にはLSDが多くなっています(価格は豆電球の数倍程度です)

関連するQ&A

  • 白色発光LEDって存在するの?

    私はLEDの生産設備をメンテナンスしています。 うちの会社での白色LEDは・・・ 青色発光LEDに蛍光樹脂を被せて光の波長を変換して白色を出しています。 開発関係の本だったか話だったか忘れましたが、LEDの素子自信が白色を発光するものが有ると記憶しています。 この話は本当でしょうか?本当だったらどのメーカー又は大学が開発したものでしょうか?調べたいので教えてください。

  • 「白色」LEDの耐久性?

     最近白色LEDを使った懐中電灯を買いました。LEDか6個ついていて大きさの割に非常に明るくて気に入っています(照し出された部分の中央がやや青っぽくなるのがちょっと不満ですが…)。  ところで,「LEDの寿命は何万時間もあって,従来の電球とは比較にならないくらい長い(とはいっても輝度は少しずつ落ちてくる)」程度ことは知っているのですが,(単波長のLEDでなく)「白色」LEDに限った場合,少し気になることがあります。  白色のLEDは,発光体自体が「白い(=可視光線すべての波長を含む)」光を出しているわけではなく,通常,発光体が出す光は「近紫外線」で,この光が周りにある蛍光物質に当たって白い光を出しています。ようするに,蛍光灯と同じ原理です。  ということは…,【質問1】発光体そのものの発光能力よりも,蛍光物質の蛍光能力の方が先に劣化して輝度が落ちるということはないのでょうか? 私の想像では,何万時間も持つ発光能力そのものよりも先に,化学物質である蛍光物質の方がだめになってしまいそうな気がします。実際のところはどうなんでしょうか?  もちろん,何にでも寿命はあるわけですから,だんだん輝度が落ち,最後はまったく光らなくなってしまうのは当然です。【質問2】しかし,この「蛍光物質の耐久性」をちゃんと考慮した上で「白色の明るさが一定値以上を保っている」という条件で寿命の「スペック値」が決められているのでしょうか? あるメーカのカタログには,赤色LEDも白色LEDも一緒くたに「寿命10,000時間以上」と書いていたので,蛍光物質の耐久性はちゃんと考慮しているのか,ちょっと気になったのでここで質問します。

  • 赤までよく見える白色LEDを探しています

    色検査に使える精度のよい白色LEDを探しています。 青領域で制度がよい白色LEDは見かけるのですが、赤領域(波長700nm付近)までカバーできている白色LEDがなかなか見つかりません。 今見つけている白色LEDでもっとも適していると考えているのは、日亜化学工業のNSPL515Sです。それでも波長700nmでの発光強度は約0.2です。 もしこれ以上に適しているLEDをご存知であればお教えください。 (値段はあまり気にしていません)。 また探していると電球色LEDというものがありましたが、これがどういうものなのかわかりません。もしご存知であれば、こちらもよろしくお願いいたします。

  • 白色LEDの "3 on 1" とは何ですか?

    白色LEDの勉強をしているものです。 いろいろなサイトを見ると、白色LED作製のために、現在3つの方法があるようで、現在は以下の 1 の方法が主流のようです。 1、青色+黄色蛍光体 2、3つのR、G、BのLEDを使う 3、紫外LEDの上にR、G、Bの蛍光体を乗せる 質問(1) "3 on 1"とは、上記3つ内のどれでしょうか?検索しても、なかなかヒットせず困ってます。これは、ある雑誌に、いきなり以下のように書かれてたことから、の質問です。 >UV光で励起する白色は、青の蛍光材のような発光体も必要となりますので、この論文の蛍光体の場合は、青のLEDと赤があれば3on1が実現する利点はあります。 質問(2) 現在の緑色LEDは青を励起光として、発光させているのでしょうか?

  • 白色LEDが焼けちゃった・・・

    定格3.6Vの発光白色LED3個直列繋ぎ 使用抵抗47Ω 回路はバッテリ+→LED→LED→LED→47Ω 1/4wセラミック抵抗→バッテリ- の構成で真ん中の発光ダイオードが焼けてしまいました。 もっと抵抗値を上げるべきですか? 一応13.5Vの電圧で計算してみたんですが・・・・ 整流ダイオードも必要なのですか? お願いします。

  • 【電気】蛍光灯やLEDには「白色」と「暖色」があり

    【電気】蛍光灯やLEDには「白色」と「暖色」があります。 暖色はオレンジ色っぽいです。 高速道路のトンネル内はナトリウムランプが使われています。これは熱効率が良く省電力で電気料金が安くなるからだそうです。 では、蛍光灯やLEDの暖色は白色に比べて熱効率が良く省エネなのかな?と思ったんですが蛍光灯やLEDは色が違うだけで消費電力は同じなのでしょうか?

  • 一般照明として電球、蛍光灯、白色LEDの比較

    白色LEDが一般照明用として普及するには、いろいろな問題あると思いますが、演色性の観点から話すと、蛍光灯でさえも一般照明用としてはギリギリ合格なんですよね。いわんや、白色LED、ということらしいのですが、 質問(1) 理想的な一般照明用白色光とはどうやって決まっているのか? たとえば、赤、緑、青の3色を1:1:1の比で混ぜ合わせればいいのか? 質問(2) 蛍光灯が及第点とはどういうことなのか?でも、使ってる自分からすると、そんなに不便は感じないですが。 について教えてください。お願いします!!!!!

  • 蛍光灯を明るく出来る?

    蛍光灯を明るく出来る? 蛍光灯には蛍光塗料が塗られていて、白色LEDにも使われているみたいですが、面積あたりの発光高度はぜんぜん違います。 蛍光灯も発光させようと思えば白色LEDくらいの明るさに出来ますか?

  • 青色発光ダイオードの特許

    発光ダイオード(LED)最大手の日亜化学工業の特許について調べているのですが、 日亜化学工業の特許で主なものは、青色発光ダイオードでしょうか? 調べてると白色LEDなども出てきます。 LED自体の特許を持っているのでしょうか? 記事などありましたら教えて下さい。よろしくお願いします。

  • LED照明と蛍光灯を比較して

    LED照明と蛍光灯を比較した際、蛍光灯が優れている点は何でしょうか? 白熱電球は、LEDよりも演色性がよく光の質に優れているという明確な利点があるため、 今後も使用されていくと思われます。 しかし蛍光灯の場合、発光効率や寿命といった点でLEDに劣り、 演色性や調光といった部分でもLEDより優れているようには思えません。 現状、蛍光灯のほうが単価が低いため初期費用は安く抑えらますが、 LEDの価格も年々抑えられているため、価格の優位性を保っていられるのも時間の問題かと思われます。 蛍光灯がLEDよりも優れている点は何なのでしょうか? もしないのだとすれば、今後蛍光灯が消滅してしまうのでしょうか? どなたか教えていただけませんでしょうか。お願いします。