ガラス繊維のモザイク貼りでFRPは作れますか？

質問

FRPでの立体の造形について詳しい方にお尋ねします。私は自動車用エアクリーナーの保護ボックスを自作中であり、すでに原型の製作を完了しました。大きさは最大直径１５ｃｍ、高さ１３ｃｍ程度で植木鉢を上下逆さまにして、その上下に直径６ｃｍ、長さ１ｃｍ程度のフランジをくっつけたようなものです。材質は、核の部分がレジン（無発泡ウレタン）で、その表面の９０％くらいが石粉粘土で盛り上げられて複雑な形状の溝や窪みが付いています。このマスターとソックリ同じ表面形状の空洞コピーを数個製作したいのです。コピー品は表皮の厚みがなるべく薄く、強度的にシッカリしているに越したことはありませんので、今のところFRPを考えています。しかし、原型の表面形状の複雑さから、大きな１枚もののガラス繊維を原型に押し当てて、浮いたところにサクサク切り込みを入れていくようなアバウトな方法では、必ずどこかに浮きを発生しそうです。そこで、１枚にこだわらず数枚に分割したガラス繊維をモザイク様に組み合わせて貼り付けていくというのはどうでしょうか？それらの接合面で強度的な問題が起きたり、仕上がりが不細工になったりするでしょうか？宜しくお願い致します。

回答No.1

micikk · ベストアンサー

マスターモデルが完成しているのですよね？
それをさらに反転して、メス型をつくられましたか？
メス型が、表面寸法にしておかないとダメですよね。

で、質問の回答ですが、
グラスファイバーは、細切れにして使っても問題ありません。
メス型の表面が仕上がっていて、樹脂を塗りますよね。そこにファイバーを貼付けながら
樹脂を塗ってしみ込ませて強化していきます。
それを2～３回繰り返す事で、強化されます。
仕上がりは、型からはずしたあと、素穴等をパテで埋めてペーパーで研ぎます。
そして、サーフェーサーを塗り、研いでから塗装という感じですね。
ゲルコートで仕上げるだけでも有りですが。

お礼

アドバイスありがとうございます。
メス型の製作という工程は、自分の中では完全に抜け落ちていました。
確かに表面寸法ベースで考えると、ご指摘の通りだと思います。
ここまでエアクリーナの目張りと２液性シリコン塗布による型取り、無発泡ウレタンの注型、研磨とパテ修正、石粉粘土の盛り付け、乾燥、研磨、と大変だったのですが、更にメス型の製作があったのですね。
でも、メス型製作を通じてFRPの練習を兼ねられると思うので、挑戦してみようと思います。
実は、ここまでの全工程が私にとっては初体験なので、終わった後には自分の中に色々とノウハウが残るだろうと期待しています。
ガラス繊維を貼ってからの後工程についても、詳しいアドバイスを頂き、ありがとうございました。

回答No.2

micikk

補足です。
メス型は、石膏でもFRPでも大丈夫ですが、マスターへの離型処理を念入りに！
マスターが壊れてしまうこともあるので。
薄く、強度のある製品を作るのであれば、カーボン繊維もありますね。

頑張ってください。

お礼

石膏という手もあるのですね？でも、これ以上色々な材料を買い込めないのでFRPで作ろうと思います。カーボンは興味ありますが、綺麗に仕上げる自信がないので、今回はゲルコート仕上げとして、完成後に表面に耐熱シートを貼る予定です。ありがとうございました。