#1さんの仰る通り、そのミルクティー化には「クリームダウン現象」という
名前がついています。
カテキン(苦みでうまみ)が豊富な茶葉で起こりやすいと覚えています。
これを防ぐのには…
・起こりにくい茶葉を選ぶ
・急速冷却
・すぐ冷やし、できるだけ冷やし続ける
そして、偶然かもしれませんが、熱いうちにお砂糖を加えると多少ましになります。
起こりにくくする淹れ方は、オーソドックスなアイスティーの入れ方そのものです。
鍋で煮るのではなく、ぜひ試してみてください。
☆印は私だけがしているやり方かもしれませんので、他のところで披露すると邪道って言われるかもしれません…。
ティーポットを用意する。ポットの上に、氷を乗せるザルとかコーヒーサーバーを乗せる。
お湯をかんかんに沸かす。
ここから、2通りあります。茶葉によってどちらが向いているか、違うようです。
お好みの茶葉で試してみてください。
・茶葉多め
2倍の茶葉を入れて濃いめに作る。多めに入れた分、時間は短め。
・茶葉少なめ
少なめの茶葉を、長時間(10分~15分)蒸らして味を出す。
↑上記どちらかで淹れた紅茶に、
☆砂糖をいれてさっと混ぜる。
(混ぜすぎるとお湯の温度が下がるわ茶葉が粉砕されて苦くなるわ、いいことありませんでした…)
氷をさきほど用意したティーポットの上のザルにめいっぱい乗せる。
あつあつの紅茶を、氷めがけて一気にそそぐ!
冷たくなったらそのまま冷やす!
・それでも出てしまったのが気になる場合は、ミルクティーにしてしまうのが解決のコツです。
・上手にできた場合は、凍らせたフルーツなどをいれておくのも見た目も良くておすすめです。
・アールグレイはアイスティーによく使われるイメージがありますが、
実際にこの茶葉はクリームダウンの起きにくい茶葉です。
香りもベルガモットで、アイスに合うので…これが好まれる理由は伊達ではなかったようです。
・その他の解決方法その2は、冷めかけのお湯を使って紅茶を淹れることです。
お湯が沸いてからしばらく置いて冷まし、淹れます。
でもこれ、あまり美味しくありません。
・その他の解決方法その3ですが、水だし紅茶にすることです。
薄くて香りもなくて、ただの渋い茶色の水ですけど。