• ベストアンサー

緊急地震速報って本当に役立つのでしょうか?

気象庁は緊急地震速報について盛んに宣伝しているようですが地震災害を免れるために役立つのか疑問があります。 地震で大きい災害を受けるのは直下型で周囲20km程度だと思うのですが緊急地震速報では震源地の近くでは時間差が少なく速報が出てから何かするような時間があるのでしょうか? 離れた地域では時間の余裕があるので速報が出ても「地震が来るなー。でもたいしたことは無かった。」と言う程度で驚かないで済むくらいしか役立たないように思えます。

  • 地学
  • 回答数7
  • ありがとう数9

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kv2007
  • ベストアンサー率71% (89/125)
回答No.5

P-Sの時間差がある事を利用して、地震が来る数秒から10数秒前に警報を出すシステムはおよそ15年ほど前から稼働している「早期地震検知警報システム(地震動早期検知警報システム)(Urgent Earthquake Detection and Alarm System) :通称ユレダス」があります。これはP波を検知して新幹線などに警報を発し、減速指令や停止指令を出すもので、内陸直下型の中越地震でも、とき325号脱線事故で減速指令がS波の3秒前に出され減速開始し、また全車両に停止指令がでたことで対向車の突入事故が防げたとされています。 現在のシステムはP波感知後1秒以内に警報を出す事が可能です。 最近の被害地震はいわゆる内陸直下型が多いので、あまり役に立たないと思われても仕方がない面は確かにあります。 実際、自宅で緊急地震速報を聞いてもあまり役に立たないのかも知れませんが、例えば数秒でも十分意味がある場合もあります。前述のユレダスや例えば原子炉の緊急停止など、大システムにとっては十分意味があるものなのです。またM8級の海溝型巨大地震では十分な時間差が得られますから、効果はよりあります。

tetsumyi
質問者

お礼

実際の状況を教えてくださってありがとうございます。 事故に繋がるようなシステムでは確かに事故を防ぐことができる見込みがあれば警報は本当に役立つと思います。 それに、全体のシステムに対してこのような警報システムの価格はほんの僅かの部分でしょうから大いに導入すべきだと思います。

その他の回答 (6)

  • kv2007
  • ベストアンサー率71% (89/125)
回答No.7

捕捉です。 導入へはまずメリットを強調するところから始まりますが、欠点はきちんと宣伝しているほうでしょう。 なお実績でみると、震源が浅い内陸型では震央から半径5~15kmで警報がまにあわないようです。中越沖地震の場合、柏崎では間に合いませんでしたが、震度6強の長岡で3秒前、震度5弱の新潟市で約10秒前、震度6強を観測した飯綱町では20秒前には緊急地震速報を受信できています。 また関東の直下型のように震源が深い場合は間に合わない領域はかなり小さくなります。関東大震災のような海溝型などの場合は間に合わない場所はほとんどなく、警報から5秒以上の余裕でS波が到達します。

  • kabo-cha
  • ベストアンサー率43% (403/928)
回答No.6

2,3年前から試験的に利用している者です。 直下型で震度6弱以上の強い揺れが襲う地域は、せいぜい2,3秒の猶予しかないので、よほど意識が高い人以外は「この音はなんだろう?ああ、地震速報だ」と思っている間に大きな揺れが来てしまいます。 仮に瞬間的に反応できたとしても、火元から離れるのが精一杯でしょう。 むしろ精密機械工場でラインを緊急停止する、とび職の人が命綱を固定しなおす、手術中に執刀を中断する、など職場での活用のほうが効果が大きいと思います。 数秒~数十秒の猶予がある震度4~5強の地域ではかなり有効です。本棚から本が落ちてきたりするので、そういったものから避けるには効果がありますし、突然地震に襲われるのに比べれば恐怖もやわらぎます。命を救うことにはならないかもしれませんが、被害を防ぐのは確かです。 いずれにせよ、この速報はパニックや多重衝突事故など二次災害の危険を生むものでもあります。速報の活用方法も含めて、利用する市民の高い意識が不可欠と言えましょう。 ちなみに地震発生後に速報がテレビや受信端末に送られるまで、最低でも2,3秒はかかります。例外的に2004年新潟県中越地震では1.1秒で速報が出ています。

tetsumyi
質問者

お礼

重大な損害が発生する職場では確かに有効だと思います。 現在、メディアを通して宣伝しているのはどこでも数秒前に速報が出るので被害を免れることができますよと言うことだけに注意を向けて欠点に触れようとはしません。 実際には数秒前に警告ができるのは震源地から50km,100km以上離れた地域だと思います。 このように宣伝して全国の公共機関すべてにに警報装置を導入しようとしていますし、家庭にも設置するように仕向けているように感じて仕方がありません。 最近では私などはすぐに官庁関係が行うことに裏の目的があるのではないかと考えてしまうのですが、もしかして景気対策としてあまり意味の無い莫大な数の警報装置の導入させて大企業に確実に利益を得させて景気が回復したと言えるデータを作り上げようとしているのではないでしょうか? このように考えるのは私だけでしょうか?

  • knfci
  • ベストアンサー率44% (305/689)
回答No.4

3年前の中越地震は典型的な直下型の地震でして緊急地震速報の元になる初期微動と本震の差が2秒程度しかありませんでした。 こうなると「ピロピロリン」と緊急放送が始まったと同時に本震も襲ってくる事になります。 (ともすると揺れ始めてから速報が来る事態にもなりかねません) せめて10秒あればとりあえず戸外へ避難することは可能でしょうが2~3秒ではテーブルの下に潜り込むのが関の山でしょう。 直下型で震源が浅ければ浅いほど震源付近に住んでいる人にとっては緊急放送は役に立たなくなります。 もっとも3年前は揺れと同時に停電しましたからテレビで確認する事は出来ませんでしたけどね。 (目の前に29インチのテレビが飛んできたのにはビビリました) それと緊急放送は「テレビを見ている」、「ラジオを聴いている」事が大前提になってますからこれらから離れていれば当然情報に接する事は不可能ですね。 緊急放送が役に立つのは震度が深く初期微動と本震波に差がでた時でしょうか。

tetsumyi
質問者

お礼

実際の体験に基づいて回答してくださってありがとうございました。 実際には震度計は地表に設置されていますしP波とS波の時間差で計算しますので本震が観測されてからコンピュータで計算することになるのではないでしょうか? どう考えても震源地付近では緊急地震速報は地震前に出るはずが無いと思うのですが間違っていますでしょうか?

noname#65902
noname#65902
回答No.3

体験したわけではありませんが、 揺れ始めたらできなくても数秒前にわかれば対応可能、なことが いくつかありますが、これらには有効だと思います。 ・自動車運転中なら路肩に寄せて止める  ハンドルをとられたりして追突、を防止できます。 ・エレベータ使用中、最寄の階に止めて降りる  閉じ込められずに済みます。 ・ガスレンジ、ストーブの火を消す ・非常持ち出し袋を持ち出す用意をする ・机の下にもぐる ・避難路を確保する(建物が歪むと戸が開かなくなるので予め開ける) 急に大きく揺れだすと、自分が移動することさえままならないと 聞きますし。 建物の破壊を少しでも食い止める、という効果はないでしょうけど。

  • uskt
  • ベストアンサー率49% (361/733)
回答No.2

そのときどこにいるか次第なのでしょうが、もし少し時間差があって、5秒ほど確保できれば、ガスコンロ前にいる場合なんかは、すぐに消せるように思います。 阪神大震災のときに、私は震源から50km以上離れたところにいましたが、それでも地震の最中は移動できないほど揺れましたし、本棚なども倒れました。 早朝だったので、まだ何もしていなかったので良かったのですが、中華なべなどを使っていたら、確実にひっくり返って、中の油に引火したでしょうし、たとえばカッターなどで作業をしていたら、怪我をしていたかもしれません。 そういう、とにかくいま目の前にある危険を、速報で知ることで、避けることができる可能性を少しでも上げるというところに、ポイントがあるのではないかなと思っています。 特に、最近導入が進んでいる、高層マンションでは、震度5程度でも高層階は構造によってはかなり揺れるはずです。東京で大きな地震があった場合には、報道されている震度からの想定以上に、被害が広がる可能性もあるので、本当に1秒前でも「え!?」と思えるに越したことはないのではないでしょうか。 あくまで私見なので、専門家の方にはまた別のお考えがあるのかもしれませんが。

  • kensan39
  • ベストアンサー率13% (227/1648)
回答No.1

これは大変役に立ちます 地震の速報ですから 予測ではないのです これを受けて 対応できない人もおられるでしょうが 大抵の人は体が本能的に対応します 危険に対応できない人もおられますがそれは仕方ない事です

tetsumyi
質問者

お礼

さっそく、回答ありがとうございました。 確かに速報が地震前にあれば良いのですがコンピュータで処理してNHKのように「ピロンピロン・・・」等と言っている前に地震が来ると何の役にも立たなくなります。 実際の地震の時間差と報道までの時間差を知りたいと思いました。

関連するQ&A

  • 緊急地震速報について

     今日も緊急地震速報がありましたが、このシステムの今後も必要かどうか、皆さんの素直なご意見を頂きたいと思います。 問題点として、下記の3点があると思います。 1)緊急地震速報の効果 2)放送の誤差、正確度 3)速報到達時間の反比例性 1)に関しては、緊急地震速報で期待される効果です。その放送が流れた時どのような行動または、対策を期待できるか。携帯電話又は、アナログテレビ放送や、受信機から流れた放送を聞きどのような行動がとれるのか。 2)は、速報の信頼度です。震度7と判定された地震が実際には震度2であったり、その逆も起こっています。(震度が大きくても速報が流れず、小さい地震で放送が流れる) 3)は1にも関連してきますが、速報自体の構造により、震源に近いほど速報が間に合わないのではないという点です。 震源から遠くて、初期微動に余裕がある場所ほど速報と地震到達時間に余裕が生まれますが、そもそも震源から遠ければ震度も小さくなるという点です。    他に、期待される効果や問題点などがりましたら是非お願い致します。 長文失礼いたしました。

  • 緊急地震速報について

    緊急地震速報について 先日、携帯電話に地震速報が流れました。 ドコモの携帯を使用しています。 福島県が震源地でしたが東京にいましたが地震速報が流れました。 そこで質問なんですが福島地域に住んでいる人には地震がある数秒まえに 啓太に事前予告刑法なるものが携帯に流れたのでしょうか? それとも従来通り自身が起きてから速報が流れたのでしょうか?

  • 緊急地震速報

    今日、NHKのラジオを聞いていましたところ、 2時35分ぐらいでしたでしょうか、 緊急地震速報の放送がされました。 (慣れっこになっていて、また言ってる、、、、 別に何の反応もしませんでしたが) 震源は福島県沖とのことでした。 それから以降、3時25分ぐらいまで、 地震がありました、地震がありました、地震がありました、 地震がありました、、、、いい加減にしてくれ~~~!!! 番組を中断して1時間近く、、、、、 聞きたい番組が結局大幅にカットされ、、、涙、涙、涙 私の住んでいるところは全く関係のない地域です。 今までも感じていたのですが、 津波注意報が福島県と宮城県にでているのなら、 福島県と宮城県一帯にだけ放送する、 そういうことは技術的に無理なのですか? 緊急地震速報にしてもそうです。 強い揺れに注意してください、なんて言われても、 揺れを感じることすらない遠方に住んでいる人間にとっては、 全く無意味なものだと思うのですが、、、、。 必要な情報を必要な地域にだけ放送する、 そんなことは出来ないのでしょうか?

  • 緊急地震速報って

    緊急地震速報なんですがニュースで見たのですが流れたけど ゆれは無かった ってことで精度について気象庁がどうのこうのって言われてます。 確かにこれが続くと狼が来たの少年のようになるかも分かりませんけど 速報が流れて何も無いってことはある意味いいことだと思うんですけど どうなんでしょうか? 精度だけを考えたら同じ気象庁が出している天気予報なんかよりよっぽど高いと思うんですけどね 天気予報で雨って言ってて降らなかったらこれほど文句言いますかね?

  • 緊急地震速報は画期的!?

    先日瀬戸内海あたりで地震があったとき揺れ始める10秒くらい前に、持っている全ての携帯がなり緊急地震速報が来ました。実際のところ何の対処も出来ませんでしたが、これがもっと震源が離れていたらかなり有効だったんじゃないかと思い少し感動しました。(ちなみにこの時の震源までの距離は150キロくらい) 仮に、800キロ離れた場所(例えば東京⇔福岡くらい)で超巨大な地震が発生し、日本全土が被災するような大地震があった場合、震源が離れている分、1分前とかに緊急地震速報が入れば相当な人数の人が対処し、身を守ることが出来るのではないかと思いました。 素人的な発想かもしれませんが、そんな単純なもんなんですか?

  • 緊急地震速報のテレビ局への手順

    緊急地震速報のテレビ局への配信の手順はどうなっているのでしょうか? まず最初に気象庁が巨大地震を予測しますよね? そのあとは気象庁から、直接テレビへ緊急地震速報を流せるようになっているのでしょうか? それとも気象庁がテレビ局へ緊急地震速報の情報を送ってから各テレビ局がテレビへと流しているのでしょうか? これがなぞで謎でたまりません。

  • 緊急地震速報について

    緊急地震速報について分かる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 仮に東日本大震災のように東北を中心とした地震があったとします。 (1):テレビで緊急地震速報や大津波警報を流す際、番組が遠く離れた地(例えば九州など)のローカル番組中においても、流れるものなのでしょうか。それともローカル番組中などは当該放送地域に影響のあるものだけを流すものなのでしょうか。 (2):携帯電話においても緊急地震速報を受信出来る機種が大半かと思いますが…仮に仙台で契約したユーザが地震発生前に九州にいた場合でも受信するものでしょうか。受信するかしないかはユーザの契約地が基準なのでしょうか、それとも常にユーザの現在位置がキャリアにモニタリングなどされていて、該当地区にいると判断された際に発信されるものなのでしょうか。 分かりにくい説明で大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いします。

  • 先日の緊急地震速報の誤報について

    質問1. 緊急地震速報で,警戒する地域が 近畿・東海・四国・中国・北陸・甲信・関東・伊豆諸島・新潟・九州 となっていましたが,新潟が単独で入っています.甲信と合わせて甲信越としないのはどうしてなのでしょうか.更に,関東と合わせて関東甲信越とすれば読み上げも早くて済むと思うのですが. 質問2. もしこれが誤報でなかったらどれほどの被害が出ていたでしょうか.奈良県民として非常に怖かったです. 発生日時:8月8日木曜日午後4時56分頃  震源の深さ:60km  震源地:奈良県  マグニチュード:7.8  推定最大震度:7

  • 緊急地震速報は効果がありますか?

    緊急地震速報は大地震の揺れを感じて、その揺れが数十秒後に到達するエリアに知らせるシステムです。 地震発生地点から遠くに離れている地域のみに知らせるので あまり役には立たないのではないでしょうか? 地震の近くが震度7としても、速報該当エリアはせいぜい震度4、5程度で そもそも被害が少ない地域なのではないでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 気象庁の緊急地震速報のこと

    昨日の(4月1日)に日テレでやってた、自身のシュミレーションドラマに出てきた、気象庁で試験運転中の「緊急地震速報」ってどうやったら入手できるんですか?気象庁に問い合わせとか?どうしても欲しいんです。。お願いします~